滋賀夕刊新聞社は滋賀県長浜を中心に政治、経済、文化の情報をお届けする新聞です。



日本のリーダー橋下徹論 2012年 1月 25日

 産経新聞社とフジネットワークがこのほど実施した世論調査によると、日本のリーダーとして最もふさわしい人は今の国会議員の中には一人もいないことになる。
 国民の政治不信がいかに深刻であるかをあらためて知らされた。この世論調査は政党の支持率、野田政権の支持率、消費税その他各般に分かれているが、ここでは日本のリーダーについて考えたい。
 設問では与野党のなかの実力者や国会議員ではないが影響力のある大物政治家の名前をあげて、だれがリーダーとして最もふさわしいと思うかを問うている。以下名前の上げられた政治家(数字は%)。
 枝野幸男4・9、岡田克也8・3、小沢一郎4・4、菅直人0・3、仙石由人0・5、野田佳彦3・6、鳩山由紀夫0・2、前原誠司6・2、安倍晋三4・2、石原伸晃3・1、石破茂5・8、谷垣禎一1・0、渡辺喜美3・2、舛添要一1・9、石原慎太郎9・6、橋下徹21・4、このなかにいない18・5。
 現職総理の3・6%もみじめな姿だが、野党第1党の自民党総裁が1・0%とは恥を天下にさらしたようなものだ。東京都の石原慎太郎知事がナンバー2の9・6%は、老齢ながらも日本人のあこがれの側面を見せて頼もしい。
 この調査で彗星の如く輝いたのは橋下徹大阪市長の21・4%である。他を寄せつけず、圧倒的な信頼と期待で最もふさわしいリーダーに名指しされている。
 国の政治が行き詰まり、舵取り役が無能の場合は国家の危機であり、国民の不幸である。そうした国家国民の危機に際しては古今の世界史が語るように「英雄待望論」が出る。左右の独裁政権や市民革命が起きて、ときには果てしない国内争乱にもなる。
 リーダーが国家、国民のために命を投げ出すほどの誠実さと愛国心を持ち、秀れた感性で力強く号令し政策を進めなければ、政局は烏合の衆で、議論ばかりしながら、利権集団に陥る危険性がある。橋下氏に大阪市長を委ねた大阪市民は、同氏が大阪府知事としての一期におけるさまざまな改革とスピーディーな行動力を評価したからである。
 橋下氏のいう大阪都構想こそ二重行政の弊を打破するもので、上下水道、医療、地下鉄、教育、福祉各般における能率化と低コストにつながる。それはそのまま行政経費を減らしながら住民の減税や産業界の振興を展望してゆく。
 東京と比肩する大阪都が国際的に日本を代表する位置を占めれば、それは全関西と中国、四国方面を含む関西連合の地盤隆起に作用するであろうし、英知を集めての新鮮な改革が国家の繁栄を呼び起こす因子ともなるだろう。
 橋下氏の改革は行政職員の定数減や給与削減に止まらず、地方公務員の規律そのものの見直しにまで及んでいる。例えば議場や目のつくところに国旗を掲揚し、これに敬礼すること、卒業式などの儀式における君が代斉唱と起立などの条例化は、国民の国家に忠実なる原点に関わるもので、中央、地方を通じ、組合に魂を抜かれているこれまでの癒着を断つ心意気が全国から期待されていることを知らねばならぬ。
 大阪から日本を変える。その第一歩は次の総選挙における維新の会の国会進出であろう。国民の待望する英雄、新リーダーに輝きあれ。【押谷盛利】

続きを読む

過去の時評

虎高生物化学部 遺伝子残し、伝説を検証 2012年 1月 25日

虎高生物化学部 遺伝子残し、伝説を検証

カスミサンショウウオの飼育開始
 長浜市南部の丘陵地に生息し、絶滅の危機にひんしているカスミサンショウウオを救おうと、虎姫高校の生物化学部が人工飼育を開始。部員たちは保護を続けながら、地域に残るサンショウウオ伝説を検証する。
 保護活動をしている長浜バイオ大学が、地域や学校に支援を呼びかけていたところ、虎高PTA会長の小西康之さんが、この話を聞きつけ、同校へ橋渡しした。
 生徒たちは体長3〜4㌢の幼体3匹を恒温器の中の飼育ケースで育てており、「ピンセットでつまんだエサをくわえて、食べた」「尻尾の黄色の面積が日によって変わる」など細かく記録している。
 また、同校には「校内の井戸に昔、オオサンショウウオが生息していた」という言い伝えが残っており、同校のマスコットキャラクターになっている。部ではこの伝説を実証するため、学校周辺でサンショウウオの生態を調査。飼育中の幼生と遺伝子などを比べながら、地域の特性を検証する考え。
 前田智紀部長(2年)は「飼うだけでなく、遺伝子を残しながら、人と生き物の繋がりを考えてゆきたい」と話している。
 【カスミサンショウウオ】県のレッドリストで「希少種」に指定されており、体長は8〜9㌢。寿命は15〜20年程度といわれているが、詳しい生態は不明。産卵期(2〜3月)以外は山などに隠れていて、普段はめったに人目につかない。2005年、長浜バイオ大学の齋藤修教授らにより、市南部で100匹余りが生息していることが判明している。


続きを読む

戦国博、内容着々と 2012年 1月 25日

戦国博、内容着々と

木之本会場には七本槍キャラも
 江・浅井三姉妹博覧会に続く「長浜・戦国大河ふるさと博覧会」(3月24日〜12月2日)の内容が固まりつつある。三姉妹博の会場となった市街地(パウビル)、浅井、小谷に加えて賤ヶ岳合戦の舞台となった木之本にも会場を設け、「七本槍」のキャラクターを制作するなど、市北部地域への観光客の誘致も目指す。
 きのもと交遊館を「戦国大河きのもと館」とし、戦国時代の情景を体感できるジオラマを展示。大型年表と可愛いらしい七本槍のキャラクター、映像で賤ヶ岳合戦を解説し、5㍍の長柄槍を体験できるコーナーも。「秀吉の大返し」と七本槍の活躍をオリジナル映像で紹介する。
 また、賤ヶ岳合戦の舞台となった余呉湖周辺や小谷山、姉川古戦場を大パノラマで望める賤ヶ岳山頂を「語り部ガイド」が案内する。
 このほか、市街地パウビルの「戦国大河ながはま館」では大河ドラマで使用された甲冑や衣装の展示、ドラマ映像の放映がある。
 浅井歴史民俗資料館は「戦国大河あざい館」として、姉川の合戦と浅井三姉妹をテーマにした展示。小谷城跡は「野外博物館」として、語り部ガイドが案内する。竹生島クルーズも行う。


続きを読む

過去のニュース


しが彦根新聞
 
長浜市
長浜市議会
長浜観光協会