デートより残業(見聞録) 2009年 6月 30日
デートの約束があった時、残業を命じられたら、あなたはどうしますか?
これは、財団法人「日本生産性本部」が企業の新入社員3172人に行ったアンケートの一部。
同財団は毎年の意識調査で、「今どき」の新入社員の心情を分析しており、昭和44年から続いている。昨29日、今年の調査結果を公表した。
さて、先述の質問は若者なら多いに悩むだろうが、「デートをやめて仕事をする」(82・8%)との回答が「断わってデートをする」(16・6%)を大幅に上回った。
今どきの若者は仕事よりもプライベートを優先させるドライな思考と思いきや、意外にも仕事優先。特に女性は9割が「残業派」で、結婚後の共働き志向も男性の4割に対し、女性は6割超と、調査開始以来、過去最高だった。
◇プライベートよりも仕事を重視するスタイルは景気低迷の反映だろう。
2、3年前を振り返ると、製造業を中心に好景気に沸き返り、大手企業では新入社員の大量採用が続いた。雑誌では「超売り手市場」「バブル期を超える空前の採用数」と、派手な見出しが使われた。
しかし、昨秋の金融危機以降の不景気で、すべてが暗転し、新入社員の仕事への意識が、がらりと変わったのだろう。
会社に対して「いずれリストラされるのではないか」(39・8%)、「いずれ会社が倒産・破綻するのではないか」(27・7%)と危惧し、夢よりも不安を抱えて社会に船出している心情がうかがえる。
◇仕事優先の考えは、先行きの不透明な社会の中で、まずは目前の仕事に集中し、自分の立場を確立したいという焦燥感の現われとも分析できるし、不安な将来への自己防衛策なのだと受け取れまいか。
そういう、新入社員の意識変化と対比して、自己防衛の欠片さえ見せないのが政府。
収入に見合わぬ支出で800兆円もの赤字を膨らませたあげく、経済危機を口実に無駄な出費を繰り返す。今度は高速道路1000円をお盆前後にも拡大させるという。正規料金との差額はすべて税金で補てんして高速道路会社に支払われる。税金の無駄遣いの加速だ。
社会に出たばかりの新米でさえ、生活防衛意識を高めてているというのに、政府は防衛どころか、浪費しか考えていない。
これでは将来を担う若者の努力が浮かばれない。
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湖北の首長、資産公開 2009年 6月 30日
条例に基づき、給与所得や土地など
各自治体の資産公開条例に基づき、湖北地域の各市町は市長、町長の前年度の給与所得、資産などを公開している。
公開条例は、首長の資産形成の過程を公にすることで、市政、町政の透明性と倫理性を高めるのが狙い。
市長、町長が報告した昨年度の所得、土地、建物などの資産、関連会社での役職などを、市役所、町役場、インターネットのホームページなどで閲覧できる。
ただし、自治体によって公開条例に差異があり、例えば、米原市は有価証券の株数や銘柄を公表しているが、額面総額は未公表。「条例にない」(同市総務課)ためだが、公開主旨から逸脱しており、同課では「周辺自治体の例を参考に、公開するかどうか検討したい」と話している。
長浜市、米原市、東浅井郡2町の首長の主な所得、資産は別表のとおり(土地、建物の価格は固定資産税の課税標準額による)。
一雨ごとに鮮やかに 2009年 6月 30日
余呉湖に1万、全長寺に1000本
余呉湖畔で1万本のアジサイの花が見ごろを迎えている。
余呉町が14年前、国民宿舎の近くに植えたもので、ブルー系の花が多い。同町観光協会によると一雨ごとに鮮やかに色づいているという。
◇ ◇
アジサイ寺として有名な同町池原の全長寺(平家芳雄住職)でも約1000本のアジサイが見ごろとなっている。
同寺は賤ヶ岳の戦いで、柴田勝家の代わりとなって、この地で果てた毛受兄弟の菩提寺。
住職が周りの田んぼで育てた樹を境内に植付け、さまざまな種類のアジサイが咲いている。
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