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木のブロック、積み上げ

地産材ログハウスでまちおこし
 高時地区地域づくり協議会の地域活力プランナー・池田金夫さん(66)=木之本町石道=は間伐材をブロックのように積み上げるログハウスを開発。地元の資源を活用し、まちおこしを図ろうとしている。
 建築士の池田さんは熊本地震で地元の大工・清水陽介さん(エコワークス代表)が個人向け支援住宅を被災地で建てていたことをヒントに、有効活用されていない地産材や製材所を資源として役立てながら、簡単に設置できる住宅を考えた。
 ログハウス「ウッドBB(ビルド・ブロック)」は長さ1㍍、4寸角の間伐材(杉、ヒノキ)に「敷居」や「鴨居」のように、溝を切った「ピース」をブロックのように積み上げる。
 釘や接着剤などは使わず、ボルトのネジを締めこむだけ。電動工具なども不要なため、停電している被災地でも建てることが可能。約10平方㍍のハウスなら、3人がかりで、1日で完成できるという。
 昨年、甲賀市で試験的にモデルハウスを建設。強度や居住性などをテストしたところ、雨風にも耐えられ、耐震性や居住性に優れていることがわかり、倉庫や書斎のほか、仮設住宅や山小屋としても活用できることを立証できた。
 また、池田さんは子どもたちの感受性、創造性などを養う「木育」にも力を入れており、高時小学校で夏休み、ミニチュアログハウスのワークショップを計画している。
 「ハウス作りは子どもたちの創造力やリーダーシップが養え、造る喜びや達成感を体験できる」と池田さん。「今後の課題は知名度、販路の拡大。地産材でまちおこしにつながれば」と話している。


2019年06月15日 16:38 |


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