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佐々木さん遺作展始まる

長浜市役所1階ロビーで、45点展示
 昨年10月に亡くなった十里町の画家・佐々木洋一さん(享年78)の遺作展が3日から市役所本庁1階ロビーで始まった。
 佐々木さんは中国で生まれ、戦後は長浜で育った。高校生のころから長浜周辺の風景を数多く描き、その後、家業の製版業を継ぎながら画業に励んだ。県展や市展で入賞を重ね、絵画教室も指導。青年期に水彩で描いた長浜の街並みなどに、関係者60人がエッセーを寄せた「わたしの長浜」(1993年出版)は、昭和30年代の懐かしい長浜の風景を伝える一冊として、今も広く愛されている。
 遺作展は生前親交のあった友人ら6人がプロジェクトを結成し、佐々木さんの自宅に保管してあった作品を整理するなどして、準備を進め、地域住民も手伝った。
 ロビーでは45点の原画・複製画などを展示。「わたしの長浜」に収録された風景画をはじめ、昭和後期に県展に出品した80号の大作「漁港」「夏の回想」なども。
 この日は遺作展のスタートに合わせ、オープンニングセレモニーがあり、プロジェクト代表の新庄了澄さん(54)は「昨年の12月にプロジェクトを発足し、準備にたくさんの人が関わってくれた。この日を迎えられ、嬉しく思う。昔を懐かしみながら、長浜に居てよかった、佐々木さんに出会えて良かったと、絵画を見て頂ければ」とあいさつ。藤井勇治市長、板山英信教育長らと共にテープカットで開幕を祝った。
 市役所本庁ロビーでの遺作展は7日まで。以降、えきまちテラス長浜、イオン長浜店、ふなまちあーとはうす、長浜楽市、平和堂アルプラザ長浜、長浜文泉堂、きのもと交遊館、ウッディパル余呉などで順番に展示する。プロジェクトでは佐々木さんの絵を広く知ってもらうため、さらに展示会場を募っている。プロジェクトに関する問い合わせは新庄さん☎090(8165)4055へ。


2019年06月04日 16:21 |


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