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2019年06月21日

写真をデジタル処理、新趣向の屏風

慶雲館で「平成琳派」3人の作品展
 東京都港区の写真家・小川勝久さんら3人による屏風展「写真でつくる平成琳派~小川勝久の世界」が20日、慶雲館で始まった。
 小川さんとフォトアーティスト・小林弘依さん(東京都)、写真家・片岡司さん(奈良県)の3人は、写真を組み合わせてデジタル処理を施した新趣向の屏風を制作。尾形光琳らの流れを組む琳派の精神に、心地よさと安心感を加えた「平成琳派」として屏風作りに取り組んでいる。
 慶雲館では23点を展示。右隻・左隻で陰陽を対比させながら、孔雀やボタン、カキツバタ、藤の花、梅など、動物や植物の写真を組み合わせ独自の世界観を作り出している。小川さんの「紅白牡丹図屏風」は四曲一双で、右隻に鮮やかな赤いボタンと羽を広げた孔雀、左隻に白いボタンと静かにたたずむ孔雀を配置し、見る者を引き込む迫力と美しさがある。
 小林さんは「ゆったりとした気分に浸って鑑賞し、心を癒して欲しい」と話している。午前9時から午後5時、7月15日まで。
 なお、6月30日、7月13日の午前11時、午後3時からは琴奏者・方干リラさんの演奏会もある。


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2019年06月20日

水谷さん、水球日本代表に

ユニバーシアード出場、伊ナポリへ
 西野町出身で日体大3年の水谷瞬也さん(20)=写真=が7月にイタリアで開かれるユニバーシアード競技大会に水球男子日本代表として出場する。日本の看板を背負うのは長浜北星高校時代にアジア選手権に出場して以来2度目で、「自分の持っている力を発揮し、毎試合1得点は取りたい」と決意を語っている。
 ユニバーシアードは国際大学スポーツ連盟が主催する学生を対象にした国際総合競技大会で、30回目となる今年の大会は7月3日から14日までイタリアのナポリで開かれる。日本代表は水泳のほか、陸上、サッカー、テニス、バレーボールなど15競技に出場し、選手280人、監督・コーチ陣84人ら総勢417人で編成される。
 水谷選手は小学4年生で水球を始め、長浜スイミング(現エル・アテインスイミングスクール長浜)で基礎を積んだ。長浜北星高校2年生の時、U17日本代表としてアジアエージグループ選手権に出場。11得点の大活躍で日本優勝に貢献した。北星高を卒業後は名門の日体大に進学。オリンピックを目指し、その足掛かりとしてユニバーシアード出場を目標に練習を重ねてきた。ゴールデンウイークに富山県で行われた選考合宿でプレーが評価され、代表選手13人の一員に選ばれた。
 ユニバーシアードでは日本はオーストラリアやハンガリーなど強豪ひしめくグループで予選を戦う。水谷さんは「ヨーロッパの選手と戦うのは初めて。体格が大きくつかみ合いには勝てないので、スタミナをつけて泳ぎたい」と語り、「キーパーも大きいし、日本の試合で入るシュートも、簡単には入れられないと思うが、毎試合、最低でも1得点を決めたい」と意気込んでいる。


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2019年06月19日

ご当地プロレス旗揚げへ

市民有志が結成、22日えきまちテラスでマッチ
 プロレスを通じて長浜の街を盛り上げようと、市民有志がご当地プロレス団体「長浜プロレス」を結成。22日、えきまちテラス長浜にリングを設置しエキシビションマッチを行う。
 結成を呼び掛けたのは20年程前にセミプロとして活動した会社員・平居由宣さん(48)=元浜町=。長浜曳山まつりの山組「青海山」の若衆筆頭を務めた経験もあり、プロレス公演で曳山まつりも盛り上げたい考え。
 所属レスラーは6人。覆面レスラーの「エル・ヒキヤマ」は曳山まつりのユネスコ無形文化遺産登録をアピールする使命も持つ。2年前に旗揚げされた「滋賀プロレス」に参戦するなどして名を売ってきた。
 当日はえきまちテラス長浜1階、春日山の山蔵前にリングを設置。ご当地ヒーロー「ヒキヤマン」によるショー「復活!!アークダイカンの巻」の後、「プレ旗揚げ戦」としてエル・ヒキヤマが「石田三成の化身」と売り出しているMITSUNARIと対戦する。それぞれがどんなオリジナルの必殺技を繰り出すのか、早くも期待と注目を集めている。
 平居さんは「今の子ども達はプロレスを見る機会は少ない。生のプロレスの迫力を体感して欲しい」と語り、今後も市内のイベントなどでの興行を模索している。
 午後1時開演。雨天の場合は会場をM3階のイベント広場に移す。観戦無料。


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2019年06月18日

長浜の伝統工芸、楽器糸

7月、臨湖で市民活動セミナー
 臨湖は7月14日午後3時から、市民活動セミナーを開く。
 木之本で100年以上続く長浜の伝統工芸「楽器糸」にスポットを当て、伝統的な技術継承者橋本英宗さん(丸三ハシモト社長)が写真などを使って、琴や三味線に使われる糸の生産工程や原材料の生糸についての解説。その後、実際に糸取りの道具を見せながら、座談会形式で説明。
 座談会には橋本圭祐さん(同社会長)と佃三恵子さん(木之本町邦楽器糸製造保存会会長)、司会進行役として堀江昌史さん(出版社「能美舎」代表)が加わる。
 締め切りは7月13日。参加費は500円。問い合わせは臨湖☎(65)2120。


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2019年06月17日

職人の技「とんてんかん」

鍛冶屋でまちおこしイベント
 鍛冶職人の技が体験できるイベント「とんてんかんin鍛冶屋」が16日、鍛冶屋町で開かれ、約700人(主催者まとめ)の人出で賑わった。
 古民家「坐外堂」では五寸釘からペーパーナイフを作ったり、木でブローチを製作するワークショップや田舎料理バイキングなどがあり、鍛冶小屋「ふりーすぺーすまんよ」では野鍛冶の実演や体験があったほか、集落の広場では鹿肉バーガーや焼きそばなどを提供する店が並んだ。
 この日は時折、強い雨が降る悪天候だったが、各会場にはテントが設営され、体験などが実施。愛荘町から訪れた古市学さん(50)は「物珍しいイベント。ペーパーナイフ作りは楽しかった」と話していた。
 イベントは地域住民による「とんてんかんin鍛冶屋実行委員会」が地域の伝統文化「草野鍛冶」の継承と賑わいの創出などを目的に開いている。


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2019年06月15日

木のブロック、積み上げ

地産材ログハウスでまちおこし
 高時地区地域づくり協議会の地域活力プランナー・池田金夫さん(66)=木之本町石道=は間伐材をブロックのように積み上げるログハウスを開発。地元の資源を活用し、まちおこしを図ろうとしている。
 建築士の池田さんは熊本地震で地元の大工・清水陽介さん(エコワークス代表)が個人向け支援住宅を被災地で建てていたことをヒントに、有効活用されていない地産材や製材所を資源として役立てながら、簡単に設置できる住宅を考えた。
 ログハウス「ウッドBB(ビルド・ブロック)」は長さ1㍍、4寸角の間伐材(杉、ヒノキ)に「敷居」や「鴨居」のように、溝を切った「ピース」をブロックのように積み上げる。
 釘や接着剤などは使わず、ボルトのネジを締めこむだけ。電動工具なども不要なため、停電している被災地でも建てることが可能。約10平方㍍のハウスなら、3人がかりで、1日で完成できるという。
 昨年、甲賀市で試験的にモデルハウスを建設。強度や居住性などをテストしたところ、雨風にも耐えられ、耐震性や居住性に優れていることがわかり、倉庫や書斎のほか、仮設住宅や山小屋としても活用できることを立証できた。
 また、池田さんは子どもたちの感受性、創造性などを養う「木育」にも力を入れており、高時小学校で夏休み、ミニチュアログハウスのワークショップを計画している。
 「ハウス作りは子どもたちの創造力やリーダーシップが養え、造る喜びや達成感を体験できる」と池田さん。「今後の課題は知名度、販路の拡大。地産材でまちおこしにつながれば」と話している。


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2019年06月14日

近畿大会で初優勝、全国へ

長浜農業高校馬術部が団体、個人で
 長浜農業高校馬術部は11日に奈良県天理市で開かれた全日本高校馬術競技大会(インターハイ)近畿地区予選で初優勝。同地区代表として、7月23日から始まる全国大会に出場する。2年ぶり2回目。
 馬術部は2000年の創部。入部するほとんどが初心者で、団体戦に出場するには騎乗者資格(HB級)を持った選手が3人以上必要だった。一昨年、大学時代、馬術部員だった廣田翔太郎教諭が顧問に就任し、専門的な技術指導が行われるようになり、選手のレベルが一気に向上し、資格者も揃った。
 馬術(障害飛越競技)は性別、学年問わず、3人1組の対抗戦。両チームとも貸与馬に騎乗し、馬場内に設定された高さ約1・2㍍の障害(10~12基)を飛び越し、速さと正確さを競う。
 近畿予選には8チームが参加。同校は1位となり、文句なしの全国大会出場を決めた。予選に出場した3年の蓮井萌里さんと宮田万里奈さんは「優勝を狙っていたが、まさかとれるとは。馬術は『人馬一体』のスポーツ。騎手はいかに普段通りに馬を操れるかが、勝負。本番では落ち着いて考えながら馬をコントロールできた」と語っていた。
 全国大会は静岡県御殿場市の馬術・スポーツセンターで。各地の代表36校が出場する。部員は次の皆さん。
 武田翔真、蓮井萌里、宮田万里奈、北原伊織(以上3年)、西嶋拓海、山根綾華(以上2年)、小山大樹、杉田知聡、中谷渚沙、細溝佑人、山根桜輝(以上1年)。


「W優勝を狙う」 武田主将、個人でも
 同部の武田翔真主将(3年)は8月20、21の両日、北海道苫小牧市で開かれる全日本高校馬術選手権大会にも出場する。
 武田主将は中学時代、JRA栗東トレーニングセンターの乗馬スポーツ少年団に通い、農高では1年からレギュラーで、近畿地区予選では13人中、2位の成績だった。
 馬術は「高さとスピード」からの恐怖感に耐えながら、厳しい練習を積み、毎日、馬の世話もしなくてはならないが、馬とふれあうことが大好きで、武田主将は「毎日が楽しい。個人、団体とのW優勝を狙いたい」と意気込んでいる。


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2019年06月12日

アイヌ、沖縄の歌や踊り

田根小で児童らが民族芸能を観賞
 田根小学校で11日、民族歌舞団「荒馬座」の公演があり、児童たちが北海道や沖縄の芸能にふれた。
 荒馬座は1966年、東京板橋で創立し、首都圏を中心に公演活動をしている。自然や周りの人々に感謝の気持ちを表してきた沖縄やアイヌの人たちの祭の音楽や踊りを演じている。
 この日はメンバー5人が剣をぶつけ合う音で魔を祓うアイヌの「剣の舞」や働き者の老夫婦を表した沖縄の「豊年踊り」、神奈川県の港町で大漁を願い、叩かれてきた「ぶち合わせ太鼓」などを披露。太鼓を事前に教えてもらった男児4人が一緒に「ソーラン節」を演奏した。
 観賞していた児童、保護者約100人は、迫力ある太鼓や軽快な三味線に合わせ、手拍子。見事な演奏に大きな拍手を送っていた。6年の宇野春菜さんは「いろんな地域にお祭りがあり、日本は素敵。(各地の伝統芸能を)田根小に伝えてくれたことに感謝したい」と話していた。


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横綱白鵬、炎鵬と三番稽古

宮城野部屋の長浜合宿始まる
 大相撲宮城野部屋の長浜合宿が12日から、山階町の滋賀近交運輸倉庫の特設練習場で始まり、夏場所を右腕のけがで休場した横綱・白鵬が相撲を取る稽古を本格的に再開。元気な姿を見せた。
 この日は白鵬らを一目見ようと約300人(主催者まとめ)の観客が見学に訪れた。相撲ファンの注目は名古屋場所(7月7日~、ドルフィンズアリーナ)に向けての仕上がり具合。前頭の炎鵬相手に三番稽古や、ぶつかり稽古をこなし、完全復活をアピールしているかのようだった。
 炎鵬ファンの久保田優香さん(大阪、冨田林市)は「先場所、幕入りして惜しくも負け越したが、いい内容だった。(炎鵬は)マスクも良いが、ストイックなところが大好き」と話し、滋賀近交運輸倉庫の西豊和業務部長は「炎鵬人気もあり、部屋全体が注目を浴びている。今年で6回目となる合宿だが、地元からは『元気をもらった』などと喜ばれている」と語っていた。
 長浜合宿は同社の山田普会長が白鵬の名古屋後援会の役員を務めていることが縁で始まった。
 16日までの合宿中は午前7時から11時半までの稽古を一般に公開。最終日には子ども相撲体験や見物客へのちゃんこ鍋の振る舞い(1200人分)などがある。


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2019年06月11日

「総おどり」楽しみませんか?

7月27日、参加者1000人を募集
 懐かしの「長浜総おどり」をメインイベントとする「長浜なつまつり」が今年も7月27日、長浜市の中心市街地一帯で開かれる。長浜商工会議所や商店街など16団体で組織する実行委員会では、総おどりの出場者の募集を始めた。
 総おどりは、琵琶湖の恵みに感謝を捧げる「びわ湖まつり」の協賛イベントとして1974年に始まった。長浜駅前通りを歩行者天国にして太鼓やぐらを設置し、橋幸夫さんの「長浜おどり」や、伝統の「江州音頭」に合わせ、企業や自治会などの団体、一般参加の市民が踊った。夏の定番イベントとして市民に愛されていたが、年々踊り手が減少し、93年に幕を降ろした。
 2016年、夏の風物詩「長浜ゆかたまつり」の後継イベントとして23年ぶりに復活し、今年で4回目を迎える。当日は午後6時半から8時にかけて、大通寺門前のながはま御坊表参道や大手門通りなどの商店街を時計回りに行列をつくって踊る。
 主催の実行委員会では参加する団体、個人を募集中。先着1000人に記念品をプレゼントする。踊り方の事前講習会が7月16日午後7時から長浜西中体育館、19日午後7時から市民交流センターで開かれる。申し込みは事務局の長浜商工会議所青年部のホームページなどで。問い合わせは商議所☎(62)2500へ。


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2019年06月10日

「失敗の中にヒントある」

山中教授講演、マイiPS構想も
 京都大学iPS細胞研究所長の山中伸弥教授が7日、長浜文芸会館で講演し、市内の中学、高校生ら約450人にiPS細胞の特徴を分かりやすく紹介した。
 山中教授は人の皮膚の細胞に4つの遺伝子を組み合わせることで、ほぼ無限に増やせ様々な細胞に変化する人工多能性幹細胞「iPS細胞」を開発。2012年にノーベル生理学・医学賞を受賞した。
 講演は長浜市と京大医学研究科が連携して実施する市民の健康追跡調査「0次予防コホート事業」を支援するNPO法人「健康づくり0次クラブ」が主催し、地域の中学、高校生らを招いた。
 山中教授は講演でiPS細胞の持つ機能と再生医療への応用を解説し、網膜再生・治療などの実例を紹介。将来はパーキンソン病やがん、糖尿病などにも応用できるとした。
 人の皮膚から細胞を採取し、iPS細胞を培養して移植するまでには品質検査などに莫大な時間とコストが必要なことから、拒絶反応が起きにくい細胞を持つ「スーパードナー」から作り出したiPS細胞をあらかじめストックする取り組みが進んでいるとした。そのうえで、2025年を目標にそれぞれの患者に合致するiPS細胞をストックする「マイiPS細胞」構想を掲げ、「100万円程度で提供できるようにしたい」と語った。
 また、「日本は長寿国だが、健康寿命は短い。健康寿命を延ばすために、私たちのような研究が非常に大切」としたうえで、「研究者だけでは限界がある。皆さんがしていただいている0次コホートが大切」と話しかけていた。
 出席者からの質問にも答え、「研究がうまくいかないことがある。解決しないときは、どういう視点で解決策を見つけるのか」との高校生の質問には「実験というものは、うまくいかない。10回やって1回うまくいったら良い方」と前置きし、「失敗を恐れない。失敗して当然。失敗の中に自分の気付いていなかったヒントがある。失敗をチャンスととらえて欲しい」と呼びかけていた。


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2019年06月06日

学芸員のイチオシ展示

長浜城歴史博物館で5人が魅力紹介
 長浜城歴史博物館は所蔵品の中から学芸員5人が選んだ「イチオシ」の資料を紹介する特別陳列を行っている。
 学芸員の専門分野と研究成果に基づいて資料25点を選定。普段のテーマ展や企画展では展示する機会に恵まれない初公開の資料などが並ぶ。
 福井智英さんは「酒伝童子絵巻」(江戸時代)を紹介(写真上)。伊吹山に棲んでいたとされる鬼王・酒伝童子を源頼光が家臣の四天王を率いて退治した物語で、「クライマックスとなる酒伝童子の首を討ち取るシーンは必見。美しい絵でストーリーを表現する絵巻物の魅力を堪能ください」と呼びかけている。
 岡本千秋さんは国友町の日本画家・国友敬三(1902~92年)の作品「牡丹に連獅子図衝立」(1978年)を「イチオシ」に挙げる(写真下)。国友敬三は旧京都市立絵画専門学校(現在の京都市立芸大)で学び、四条円山派の画人・津路華香に師事。国友に戻ってからは同派の流れをくむ花鳥画などを制作した。衝立の画題となっている連獅子は能「石橋」で演じられる獅子舞を描いたもの。岡本さんは「獅子が豪華絢爛な舞を見せる場面が見どころの華やかな祝言の曲。展示物からそのきらびやかさの一端を感じ取っていただければ」と話している
 16日午後1時半から学芸員による展示資料の解説がある。
 午前9時から午後5時、7月21日まで。入館料は大人400円、小中学生200円(湖北地域は無料)。


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2019年06月05日

オービスで散歩の園児守れ

県警が、こども園の前で取り締まり
 大津内で園児ら16人が死傷した事故を受けて長浜署と県警は5日、レイモンド長浜南こども園(高橋町)前の県道で「可搬式速度違反自動取り締まり装置(可搬式オービス)」を使った取り締まりを行った。
 県警には可搬式オービスが1台あり、昨年9月から住民や学校からの要望をもとに、取り締まりが困難だった狭い通学路などで活用している。市内では西野町や加田町で実施されたことがある。
 今回は5月8日の事故を受け、園児を交通事故から守るため、実施したもので、園児たちが散歩に出かける時間帯(午前10時~11時)にあわせ、県警の警官が通行車のスピード違反に目を光らせた。
 長浜署交通課の洲鎌雅之課長は「事故を無くすには速度を落とすことが一番。目前だけに注意を払わず、周囲にも配慮し、スピードを落としてもらえたら」と話していた。
 現場は40㌔規制。写真とナンバーでドライバーを特定し、違反した場合、後日、出頭要請がある。なお、県内では4日までに交通事故で昨年同時期より13人多い29人が死亡するという異常事態に陥っている。


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2019年06月04日

佐々木さん遺作展始まる

長浜市役所1階ロビーで、45点展示
 昨年10月に亡くなった十里町の画家・佐々木洋一さん(享年78)の遺作展が3日から市役所本庁1階ロビーで始まった。
 佐々木さんは中国で生まれ、戦後は長浜で育った。高校生のころから長浜周辺の風景を数多く描き、その後、家業の製版業を継ぎながら画業に励んだ。県展や市展で入賞を重ね、絵画教室も指導。青年期に水彩で描いた長浜の街並みなどに、関係者60人がエッセーを寄せた「わたしの長浜」(1993年出版)は、昭和30年代の懐かしい長浜の風景を伝える一冊として、今も広く愛されている。
 遺作展は生前親交のあった友人ら6人がプロジェクトを結成し、佐々木さんの自宅に保管してあった作品を整理するなどして、準備を進め、地域住民も手伝った。
 ロビーでは45点の原画・複製画などを展示。「わたしの長浜」に収録された風景画をはじめ、昭和後期に県展に出品した80号の大作「漁港」「夏の回想」なども。
 この日は遺作展のスタートに合わせ、オープンニングセレモニーがあり、プロジェクト代表の新庄了澄さん(54)は「昨年の12月にプロジェクトを発足し、準備にたくさんの人が関わってくれた。この日を迎えられ、嬉しく思う。昔を懐かしみながら、長浜に居てよかった、佐々木さんに出会えて良かったと、絵画を見て頂ければ」とあいさつ。藤井勇治市長、板山英信教育長らと共にテープカットで開幕を祝った。
 市役所本庁ロビーでの遺作展は7日まで。以降、えきまちテラス長浜、イオン長浜店、ふなまちあーとはうす、長浜楽市、平和堂アルプラザ長浜、長浜文泉堂、きのもと交遊館、ウッディパル余呉などで順番に展示する。プロジェクトでは佐々木さんの絵を広く知ってもらうため、さらに展示会場を募っている。プロジェクトに関する問い合わせは新庄さん☎090(8165)4055へ。


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2019年06月03日

校歌・園歌の楽譜を寄贈

小森さん図書館に 県内460校園まとめ
 朝日町の小森義博さん(74)が5月31日、県内の学校や園の校歌、園歌を楽譜にまとめ、長浜図書館に寄贈した。
 小森さんは趣味で小中学校の校歌や保育園、幼稚園の園歌の楽譜を取り寄せて、パソコンに入力し、音楽データとしてプレゼントする活動に取り組んでいる。約5年かけて県内460校園の楽譜を収集。中には手描きだったり、コピーを繰り返して五線譜が消えていたり、「ド・レ・ミ」で記されていたりと、保存状況の悪い楽譜もあったが、実際の校歌と照らし合わせるなどしながら、データ化した。
 楽譜はA4サイズにプリントし、ファイル6冊にまとめた。図書館への寄贈にあたり、小森さんは「校歌は心のふるさと。学校の統廃合により無くなった校歌もある。図書館に資料を寄贈することで保存しておければ」と話している。
 ファイルを受け取った長浜図書館の下司満里子館長は「地域の資料を頂き、大変ありがたい。近日中に図書館で公開できるように準備したい」と話している。


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2019年06月01日

いろはにほん箱賑わう

木之本でストリート古本市
 ストリート古本市「いろはにほん箱」が1日、木之本町木之本で開かれ、多くの人出で賑わった。
 地元には県内最古の私立図書館「江北図書館」があり、北国街道沿いには3軒の本屋があり、学校などで読み聞かせをする熱心なボランティアや半世紀以上続く読書グループもあり、本と縁がある町。
 市民グループ「木之本虫プロジェクト」(久保寺容子代表)は地元に根づいてきた本の文化を大切にしながら、町に賑わいを取り戻そうと、古本市を企画した。
 この日は冨田酒造南側の路地裏に絵本や文庫本などを販売する35店舗が並び、買い物客が品定め。焼きおにぎりや長いコッペパン、カレーなどを売る飲食店も並び、舌鼓を打っていた。
 久保寺代表は「3回目となる古本市。市民参加型のイベントとして定着してきた」と話していた。


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