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ブラボー!文楽オペラ

余呉公演、冨田人形&クラシックが魅了
 冨田人形とクラシック音楽による「文楽オペラ」が26日、余呉文化ホールで開かれ、異文化の融合による見事なステージが135人の観衆を魅了した。
 公演はオペラによるまちづくりを進めてきた余呉地域と、人形浄瑠璃「冨田人形」(県無形文化財)を継承してきたびわ地域の芸能コラボ。浄瑠璃の太夫と三味線のパートを現代的なクラシック音楽に乗せて長浜在住のソプラノ歌手・脇阪法子さんや合唱団らが歌う。
 演目の「日高川入相花王」は冨田人形が2010年、京都フィルハーモニー室内合奏団と共演した作品。今回は合唱パートを加え、全編、日本語とし、再編曲した新バーションになっている。
 物語は安珍・清姫の道成寺伝説、日高川を舞台にしている。清姫は別の彼女ができた安珍への思いを断ち切れず、追いかけるものの、安珍からワイロをもらっている渡し船の船頭に乗船を拒まれる。その切ないやり取りや清姫の葛藤などを音楽や舞台芸術などで表現した。
 観客の平井創一朗さん(木之本町木之本)は「音楽と人形の動きが合っており、完成している。ストーリーもわかりやすく、最後まで盛り上がった」。三國佳未さん(余呉町下丹生)は「新しい分野。女の執念を見事に描いた作品。感動し、何度も『ブラボー、ブラボー』と叫んでしまった」。
 演出の北澤あさこさんは「文楽とオペラをうまく融合でき、安心した。『もうちょっといける』と思うので次回までに、完成度を上げ、皆さんの力をさらに引き出したい」と話している。


2019年05月27日 11:16 |


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