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キャンパスは長浜 多彩な講座

市民有志「長濱大學」を計画 教授、学生募集
 長浜市内を大学のキャンパスに見立て、観光客や市民に多彩な講座を受講してもらう企画「ハマダイ=長濱大學=」を、市民有志が計画している。観光客らの求める消費が「モノ」から「コト」へ移る中、体験や学びを提供することで、長浜のファンを増やしたい考えだ。
 「ハマダイ」を計画しているのはセイキン商事社長の清水大介さん(52)ら14人。今月、事業の運営母体となる「一般社団法人あいたくて長浜」を設立した。商店街や民家などを「学び舎」として活用し、教授には長浜で活躍する職人やアーティストを迎える予定で、現在、開校準備を進めている。
 「ハマダイ」のヒントは毎秋、長浜市街地で開かれている「長浜きものの集い」。和装姿の老若男女が市街地で趣味講座を楽しみ、商店主らが講師を務めている。毎年人気で、昨年は定員を従来の300人から500人へと大幅拡大した。清水さんは22年前に「きものの集い」を企画した中心メンバーの1人。現在の盛況に「新しい商店街のあり方を見せてくれた。1年に1度だけのイベントでなく、毎週末、普段着で楽しめる体験プログラムを実施することで、観光客や市民が商店街にやって来るのでは」(清水さん)と事業構想を立てた。
 開校日は6月30日。初日は市街地で漆芸(下司貴之さん)、和菓子(大橋清太郎さん)、ローズウィンドウ(河瀬有子さん)の体験講座を開く予定。今後も焼き鯖寿司や鮒ずしなどの郷土料理作り、観音めぐり、重要文化的景観の菅浦集落の探訪、「びわこパール」を使ったアクセサリー作りなどの構想を立て、「ゆくゆくは毎週末に長浜市内全域で20講座程を開きたい」と夢を語っている。
 また、受講生には、市内の小売店や飲食店、宿泊施設などで「学割サービス」が受けられる学生証を配布する。
 現在、講座の教授、「ハマダイ」学生、学割サービスに協力する商店や企業、運営スタッフを募っているほか、開校資金をクラウドファンディングで呼びかけている。
 清水さんは「モノより、コトを体験してもらうことで商店主らのファンをつくり、長浜や商店街に来るきっかけづくり、出会いの場としたい」と話している。
 ハマダイの取り組みはホームページやクラウドファンディングのサイトで紹介し、随時、情報を更新する。問い合わせは清水さん☎090(2118)9250へ。


2019年05月14日 17:06 |


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