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佐々木洋一さん遺作展を計画

市内10カ所で「わたしの長浜」原画など
 昨年10月に亡くなった画家・佐々木洋一さん(享年78)=十里町=と生前親交のあった友人らが遺作展を計画。6月3日、長浜市役所本庁ロビーを皮切りに市内約10カ所で作品を展示する予定で、現在、クラウドファンディングで運営資金を募っている。ゆくゆくは、佐々木さんが昭和30年代の長浜の街並みを描いた画文集「わたしの長浜」(絶版本)の復刻も目指している。
 佐々木さんは長浜でイラストレーター、画家、デザイナーとして活躍し、湖北地域の街並みや自然風景を数多く描いた。また、長浜城歴史博物館の依頼で歴史資料を描いたり、地域イベントのポスターデザインを手掛けたりと幅広く活動した。「わたしの長浜」は懐かしい長浜の街並みなどを水彩画で描き、関係者60人がエッセーを寄せた作品で、佐々木さんの絵画の魅力が詰まった一冊。
 遺作展は新庄了澄さん(十里町・金光寺住職)、吉田豊さん(長浜市議)太田浩司さん(市学芸専門監)、吉川兵衛さん(社会労務士)のほか、絵画教室で佐々木さんから学んだ2人の計6人がプロジェクトを結成し、準備を進めている。
 展示するのは「わたしの長浜」に収録された水彩画の原画、複製画をはじめ、「長浜城鳥瞰図」「関ヶ原合戦復元図」など歴史関連の図、イベントのポスター、絵はがきなど計34点。市役所ロビーのほか、えきまちテラス長浜、イオン長浜店、アルプラザ長浜、長浜楽市、きのもと交遊館、ウッディパル余呉、文泉堂、ふなまちあーとはうすなどで順番に展示する。今月20日からはプレ企画として長浜信用金庫本店ロビーにも展示する。メンバーは「展覧会を通じ、湖北を愛し地元で地道に活躍された氏の実績を再評価してもらえれば」と話している。
 なお、クラウドファンディングでは会場設営、展示費、パンフレット印刷費など20万円を募っている。返礼品は絵葉書や絵画のレプリカなど。ゆくゆくは「わたしの長浜」の復刻も計画。ただ、当時の出版社が廃業し版下もないため、再編集しての復刻になるという。プロジェクトに関する問い合わせは新庄さん☎090(8165)4055へ。


2019年05月13日 16:47 |


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