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GPSで一発検索!

田町の住民が 徘徊高齢者の捜索訓練
 GPSで徘徊高齢者を捜索する訓練が9日、田町であり、地域住民がGPSの「一発検索」の威力を体験した。
 訓練は認知症の3人の高齢者が別々に行方不明になったことを想定。GPSの有無による手間や時間の差などを比較した。
 参加した28人は3グループに分かれ、行方のわからない男女3人を捜索。最初はGPSを持たないまま、身体の特徴や最終目撃情報の「朝、墓参りに行き、戻らない」「デイサービスの迎えが来たが、いなくなっていた」「自治会館の前を西向きに歩いていた」などを頼りに、地域を探した。
 各グループは墓地やデイサービスセンター方面、自転車で近隣町などを探し回ったが、見つからなかった。ところが、GPSでリサーチすると、うち1人が近隣の寺院近くにいることがわかり、瞬く間に保護された。
 田町の高齢者サロン「ふれあい会」の馬場壽夫副会長(70)は「捜索が大変だということが実感できた。GPSの威力は凄く、ピンポイントで居場所がわかった。やたら、むやみに探すより効率が良い」と話していた。


超小型、屋内誤差。GPSの特徴
 今回、訓練に利用したのは「ミマモルメGPSサービス」。端末は持ち運びに便利な超小型で靴などに装着可能。国内41自治体で採用されており、指定エリアから出た場合や設定した時間の居場所をメールで通知できるほか、スマホにより、現在位置を特定できる。
 GPSは屋外では精度が高いが、屋内では400㍍程度の誤差が生じる。今回の訓練でも徘徊者の1人は虎姫駅内にいたものの、位置情報は近くの神社を指定し、メーカーは「あくまで補完的手段として使ってほしい」としている。
 このほか、参加者からは「高齢者世帯の場合、スマホを持っていない人が多い」「(スマホの)検索サイトに入るのが難しかった」「訓練を積まないと」という声もあった。GPSの利用料は月640円。初期登録料5900円は市が負担する。問い合わせは長浜市福祉介護課☎(65)7789へ。


2019年03月11日 15:46 |


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