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けがなく、楽しくプレーして!

米原市にゴールキーパー養成スクール
 サッカーのゴールキーパー養成に特化したスクールがイブキサッカースタジアム(米原市大野木)に開講し、長浜市内の小学生7人が技術の習得に励んでいる。主宰する三田村佳弘さん(35)=湖北町津里=は「キーパーは不人気のポジションで教える人が少ないが、キーパーがいないとサッカーは成り立たない。しっかりとした技術を指導して、キーパーの楽しさを伝えたい」と話している。
 キーパーのプレーミスは失点に直結するだけに、そのプレーにはチームメイトからも厳しい視線が注がれることがあるという。しかし、専門的な指導を受ける機会がないことが選手の悩み。ただ、キーパーを指導するには専門的な知識や経験が欠かせないことから、専用コーチがいるのは高校や大学の強豪チームに限られ、小学生が専門的指導を受ける機会はほとんどない。小学生からキーパーを務め、伊吹高校時代には県優秀選手に選ばれた三田村さんも専門的な指導を受けることなく、独学するしかなかったという。
 近年、キーパー育成の重要性が見直されていることから、全国で専用のスクールが立ち上がっている。県内では野洲市を拠点とする小中高校生向けのスクールが開講したが、湖北地域の子ども達は電車とバスを乗り継がなければならず、通いづらかった。
 このため、三田村さんはキーパー向けの指導ライセンスを取得し、昨年9月、フットサル仲間らとスクールを開設。開講当初は小学生2人でスタートしたが、現在は7人に増え、体験参加も相次いでいる。いずれもスポーツ少年団やクラブチームでキーパーを務める選手で、専門的な技術を学ぶ機会を求めていた。
 「キーパーは、ゴールを守る最後の砦であり、チームの中で唯一手を使うことができる非常に重要なポジション。専門性が高く、フィールドプレイヤーとは全く違ったパフォーマンスを求められる」と説明する三田村さん。スクールでは「けがをせず、楽しくプレーすること」をモットーに、体の動かし方、ボールの取り方などの基礎をはじめ、実際のプレーを想定した実践までを指導している。開講当初から通っている森岡賢太郎君(速水小5)は「友達と楽しくキーパーの練習ができる。取れなかったボールが少しずつ取れるようになってきた」と技術の上達を実感している。
 スクールは第2、4火曜午後7時から。入会金5000円、月謝5000円。4月にはスクールの対象者を中学、高校生にも拡大したい考えで、2月18日、25日午後7時から体験会を開く。参加費1000円。問い合わせは「IBUKI GK School」の三田村さん☎090(5963)5083へ。
◇   ◇
 「IBUKI GK School」は子ども達の送迎用のバンの購入を計画。クラウドファンディングを活用して、その維持費を募ることになった。バンの導入により保護者の負担軽減を図れるほか、より広い地域の子ども達にスクールに参加してもらえる。クラウドファンディングは15日から3月31日まで。詳細は「FAAVO北びわこ」のサイトから。


2019年02月13日 17:23 |


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