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大ヒットの予感「湖の恵」

明豊建設が水草で有機特殊肥料商品化
 加納町の明豊建設は琵琶湖の厄介者、水草をたい肥にした有機特殊肥料「湖の恵」を開発。インターネットなどで販売を開始し、好調な滑り出しを見せている。
 同社は琵琶湖で大量繁殖し、悪臭や漁船の航行に影響を与えている水草に着目。5年前、環境ビジネスメッセで知り合った香川県丸亀市の会社と共同で、有機たい肥化プロジェクトを始めた。たい肥は水草に特殊な微生物と原木チップをブレンド。山積みし、約2カ月間、シートで覆い強制発酵させる。水分を取り除いた後、ごみなどを除去し、粒の大きさなどを調整。プランター・家庭用(800円)と大規模農園用の2種で販売している。
 「湖の恵」には植物に欠かせない窒素、リン酸、カリウムやミネラル分を補うフルボ酸や腐植酸を豊富に含んでいるため、肥料としての効果が期待でき、定期的に土中に混ぜることで土壌環境を整える。小豆島ではカビに侵されたオリーブが甦った、という例もある。
 4日には同社の本庄浩二社長らが藤井勇治長浜市長を訪問し、「湖の恵」の商品化を報告した。企画営業部の白石昌之部長は「ほとんど無臭のため、オールマイティーに使える。屋内での利用も意識し、オシャレなパッケージデザインにした。販売して2週間ほどだが、農園などから130件の申し込みが来ている。今後は液体肥料の商品化などを考えてゆきたい」と話し、説明を受けた藤井市長は「琵琶湖の環境保全は県の最大課題。大きな改革といえ、商品化はまさに『花が開いた』かのよう。大ヒット、当たる予感がする」と賞賛していた。


2019年02月07日 17:04 |


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