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部活増やして、観光マップに車いす情報を

長浜東RC主催、子ども議会33人が登壇
 長浜市内の小学生が議員となって市長や市幹部に質問をぶつける「子ども議会」が26日、市議会議場で行われ、5、6年生33人が学区の見直しや中学校の部活動の充実、観光施設のバリアフリー化などを訴えた。
 子ども議会は長浜東ロータリークラブ(本庄浩二会長)が企画した。子ども議員が事前に議会の仕組みなどについて学習し、日ごろ疑問に感じていることなどを市議会議員のアドバイスを受けて発言通告書にまとめ、あらかじめ市当局に提出。この日の「本会議」で33人が順番に質問に立った。
 長浜南小6年の中尾天飛君は進学先の長浜南中学校に「僕がやってみたい卓球やバドミントン、男子テニスなどの部活動がない」として、中学校の部活動の種類を増やすよう求めた。
 板山英信教育長は「いくつかの中学校で人数が集まらずチームを作れなかったり、先生の数が少なく活動を休んでいる部、完全に無くなった部もある」として、「新しく部をつくるのもなかなか難しい」と答弁。そのうえで「学校単位の部活動の仕組みではなく、近隣の中学校や、地域と協力しながら部活動を実施する、新しいスタイルの部活動の方法について検討していきたい」とした。
 長浜小5年の薮中楓人君は足の不自由な祖父との旅行の際に、バリアフリーの不備のため観光施設に入れなかったり、遠回りしたりした実体験を話したうえで、実際に車いすで施設を訪れてその情報を観光マップに記してはどうかと提案した。
 産業観光部長は「観光施設や道路ではバリアフリー法に基づき、段差をなくしたり、エレベーターを付けたり、点字ブロックを付けたりしている。観光マップも身体障害者用トイレ、授乳室、禁煙ゾーンを記載しながら、分かりやすい地図を作っている」と答弁したうえで、「観光施設に行って実際に不便がないかを体験して情報収集することは良いアイデア。マップ作りに大いに参考にしたい」と話していた。


早く学区見直して!
 長浜北小6年の西野任君は北小学区の一部が長浜西中学区に組み込まれていることから、北小の卒業生約140人のうち、約10人だけが北中ではなく西中に進学する実態を取り上げ、学区の見直しを訴えた。西野君は自由研究でこの問題を調査した経緯を紹介しながら、「この地域の人達は西中で独りぼっちにならないよう、小学生のうちから長浜小の友達を作るために親子とも努力している。長浜小の人と触れ合う習い事やイベントに参加したりして、長浜小の知り合いを増やしている」と実情を訴えた。
 板山教育長は「学区は地域の方々の強い願いのもと、多くの人たちが真剣に話し合って決められたもの。見直すには皆さんの様々な思いを一つにまとめなければならない」としたうえで、「西野議員の指摘はもっとも。見直しについては関係する小学校の校長、先生方を通じて、今後、教育委員会も広く意見を集めることから出発していきたい」と答弁。西野君は「少しでも早く学区の見直しをよろしくお願いします」と質問を締めくくった。


2019年01月28日 15:45 |


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