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藤田さん、審査員特別賞

青空文庫朗読コンテスト 7回目の挑戦で
 朗読サークルの指導者などを務める藤田紀子さん(53)=安養寺町=が日本朗読検定協会の主催する第10回青空文庫朗読コンテストで審査員特別賞に輝いた。7回目の挑戦での初めて入賞に、「方向性や表現は間違っていなかった。来年もチャレンジしてさらに上位を目指したい」と話している。
 長浜高校時代から演劇に親しむ藤田さんは15年ほど前から朗読を始めた。現在は朗読検定認定プロフェッサー(教授資格者)として、市内の朗読サークルで指導している。
 同コンテストはプロのアナウンサーやナレーター、俳優らが出場しレベルが高いことで知られ、藤田さんも過去3回は予選さえ通らなかった。
 今年は687人が応募し、会場予選や録音予選を突破した39人が高校生と一般の部に出場。4回目の本選出場となった藤田さんは、複数の課題の中から、エッセイスト岡田光世さんの作品「地下鉄の『マイ・ウェイ』」を朗読した。
 作品はニューヨークの地下鉄を舞台にトランペット吹きの男性と老人の交流を描いた物語。藤田さんは「ニューヨークに行ったことがないので、インターネットで調べたり、写真を見たりしてイメージを膨らませた」と振り返っている。
 コンテストでの朗読は5分程度。原稿を持たない聴き手に作品内容を伝えられているか、作品世界を楽しませるために読み方を工夫しているか、などが審査された。藤田さんは「地下鉄の『マイ・ウェイ』」を朗読した7人の中で最高得点を記録し、金・銀・銅賞に次ぐ審査員特別賞に。
 「このコンテストで銅賞以上に入ると、朗読検定1級、準1級の資格が得られる。今回、審査員特別賞に選ばれたことで、目標(の準1級)に少し近づけた」と語る藤田さん。来年のコンテストでも上位入賞を目指すと同時に、「朗読は表現力やコミュニケーション能力を磨けるし、認知症やうつの予防にも効果がある。朗読人口を増やすためにも、発表会などを開いていきたい」と話している。


2018年12月04日 16:54 |


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