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柏原宿300年の出来事

史料集「萬留帳」第2巻を出版
 米原市教委は柏原宿の300年間の出来事を記録した史料集「萬留帳」の調査報告書第2巻を発刊した。
 萬留帳は1660年(万治3)から1955年(昭和30)まで、地元で起きた災害や火災、事件や幕府とのやり取り、代官の変遷や宿場の運営などを記録したもので、66冊におよぶ。
 史料は滋賀大学経済学部附属史料館に寄託され、地元の郷土史家・谷村潤一郎が調査研究していたが、道半ばで他界。その遺志を継ぎ、市教委が4年から調査をしていた。
 今回まとめたのは前巻の続き、1749年(寛延2)から1769年(明和6)までの20年間、8冊分。崩し字を活字化(翻刻)し、解説文も掲載している。1764年(明和元)から5年間、宿場の人足と役人の争いや1767年(同4)、大火が起き民家75軒が焼失した記録を載せ、火事の様子を「先代未聞の難儀、絶言」などと記している。
 このほか、女性の旅人が増えていたことや洪水など自然災害についても詳しく記録されており、市教委の小野航主事(29)は「時代を追うごとに詳細に書かれており、宿場という土地柄、大名行列や琉球・朝鮮の人たちが行き交うなど、人の往来が多かったことが垣間見られる」としている。A4判380ページ。400部を印刷し、200部を資料館や博物館、図書館に配布。柏原宿歴史館、伊吹山文化資料館のほか、20日に開く刊行記念報告会で販売する。1冊2000円。


2018年12月03日 16:48 |


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