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6年の歳月かけ、区史発刊

「三島池の郷 池下物語」まちおこしの起爆剤に
 米原市の市民グループ「池下区再発見プロジェクトチーム」は足かけ6年の歳月をかけ、区史「三島池の郷 池下物語」を出版した。「まちおこし」への情熱が発刊につながった区史。
 少子高齢化が進む中、コミュニティ機能が低下し、地域への誇りや愛郷心が薄れることを憂い、池下区では地元の歴史を次世代に繋ごうと、2013年1月、区史の発刊を発案。区史編さん委員5人を中心とするプロジェクトチームを結成した。
 メンバーたちは地元の古老らから話を聞き取り、県内各地の図書館で調査。また、専門家のアドバイスを受けながら、区内に残る古文書を解読・検証。現地取材にも出向き、月刊のミニ広報紙を発刊することで、住民への区史発刊への理解と協力を求めながら、「まちおこし」への気運を醸成させた。
 区史は「三島池をとりまく自然」「歴史」「鎮守とお寺」「暮らしと生業」など8章で構成。中には2014年の1年間、池下で行われた修正会、オコナイ、運動会の様子をつぶさにリポートしている。
 このほか、取材活動を進める中で、「三島池の金銅仏」伝説が実話で、仏像が現存していたことや、下呂温泉を世に広めた室町時代の詩僧・万里集九が池下に住んでいたこともわかった。
 編さん委員会代表の三山元暎さんは「写真を多用し、読みやすくした。本が起爆剤となり、まちおこし気運が盛り上げれば」と話している。
 B5判、300ページ。全世帯(100戸)に配布したほか、地元の図書館、学校に寄贈。活動資金に充当するため、1冊3000円(送料別)で販売している。問い合わせは三山さん☎090(3033)6573へ。


2018年11月22日 17:15 |


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