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一貫斎の「夢」に魅了

4次元地球儀に映し出された科学技術
 国友出身の偉人、国友一貫斎(1778〜1840)が観察した太陽黒点などを、4次元デジタル地球儀を使って知識を深める講座が17日、長浜キヤノン体育館で開かれ、昔の優れた科学技術や天体ロマンに夢を馳せた。
 講座では国立天文台専門職員の萩野正興さん(45)が天文学者のフレア博士に、京都大学大学院理学研究科附属天文台研究員の大辻賢一さん(36)が一貫斎に扮して解説した。
 4次元デジタル地球儀「ダジック・アース」は直径4㍍の半球スクリーン。2人はスクリーンに映し出される映像をバックに、対談形式で反射望遠鏡の仕組みや太陽の黒点の動きなどを解説した。
 対談で一貫斎は「月へ行くための船を作ることが夢だった」と語り、天体にも興味を持ち、鏡を使用した反射望遠鏡を考案。日本で初めて太陽黒点を連続観測し「日月星業試留」というスケッチ集にまとめたと答えた。
 また、一貫斎は「いつも技術が人を表している」とし「受け継がれてきた技術を秘伝にして、ありがたるばかりでは進歩がない。『夢をまことに』」と訴えていた。スクリーンには一貫斎が黒点観測した江戸時代の太陽活動などが大きく映し出され、歓声があがった。永原小4年の丹治燈里ちゃんは「対談形式の解説がわかりやすかった。黒点が左から右へと動いていることを初めて知った」と感動していた。
 講座は地元商工会議所、研究会などでつくる「国友一貫斎再評価委員会」が主催したもので、親子110人が参加した。


2018年11月19日 16:51 |


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