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「想い」をテーマに熱演

富永小で芳洲子どもミュージカル
 富永小学校の児童たちが10日、地元にゆかりがあり、日朝外交に尽力した雨森芳洲の生涯を描いたミュージカルを上演。芳洲の生涯や考え方を歌や演技で表現した。
 同校はユネスコ「世界の記憶」に関連資料が登録された芳洲の精神を学ぼうと、13年前からミュージカルに取り組んでいる。台本は毎年、教諭が製作しており、元大学教授の野々垣恵信さん(73)が指導。地元合唱団も友情出演している。今年は「想い」をテーマに、9月から全児童79人と教職員が力を合わせ練習していた。
 ミュージカルは芳洲の生涯を全6幕で紹介。80歳を過ぎても和歌を詠む芳洲が若い頃を振り返るシーンから始まった。
 芳洲が医者や学問の道を目指す姿や対馬藩に仕え、外交官として釜山に渡り、慣れない土地で奮闘する姿。朝鮮との交わりついて書いた本「交隣提醒」の心がけなどを歌や踊りで表現したり、最近の流行語やお笑い芸人のギャグをなど、愉快なシーンも織り交ぜ、観客の笑いを誘っていた。
 ラストのシーンでは「芳洲先生7つの願い」と題し、「本をたくさん読みましょう」「挨拶は心を込めて、はっきり言いましょう」などと書かれた横断幕を掲げながら、「芳洲先生」への感謝の気持ちを込めた歌「見てなさる」を全員で合唱。子ども役者の熱演に観衆から大きな拍手が送られていた。


対馬副市長、来浜 富永小で記念植樹
 ミュージカル後、長浜市を訪問していた長崎県対馬市の桐谷雅宣副市長が、同校で記念植樹した。
 桐谷副市長は9日から2泊3日の日程で、来浜。芳洲子どもミュージカルを見学したり、雨森芳洲庵を訪問。雨森芳洲生誕350年記念講演会に出席した。
 長浜市と対馬市は芳洲が縁で、旧高月町時代の1988年から「友好のまち縁組」を締結している。


2018年11月12日 16:32 |


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