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長浜城主・秀吉の偉業に迫る

市学芸専門監の太田さんが執筆
 長浜城歴史博物館の元館長で市学芸専門監の太田浩司氏が秀吉の業績をまとめた「近世への扉を開いた羽柴秀吉〜長浜城主としての偉業を読む」を執筆し、サンライズ出版から発行された。
 織田信長の家臣として浅井氏攻めの先鋒を務めた秀吉は長浜城を築き、城下町を建造。戦乱の地となった村から逃れた農民に安全を保障して年貢の安定的な徴収を促す一方、城下町では年貢を免除する朱印状を交付して職人や商人の移住を進めた。同書では秀吉の長浜での足跡や業績を、古文書などをもとに、地元でもあまり知られていないエピソードを交えながら、わかりやすく解説している。
 「浅井攻めと秀吉」「長浜城の築城と構造」「秀吉の領国統治」「秀吉の城下町・長浜」「秀吉が与えた朱印地」など12章で構成される。
 第3章「長浜城主時代の秀吉家臣団」では太閤検地を行う前の長浜時代から、北近江で検地を行い、石高制による知行体系の礎を築いていたことを紹介。第8章「長浜の旧町名と城下町」では、明治12年に成立した長浜市街地の旧52町の町名の起源を探っている。居住者の職種に由来する町名として「上呉服町」「鍛治屋町」「金屋町」「中鞴町」など、居住者の出身地を町名とした「伊部町」「郡上町」「箕浦町」「神戸町」、寺院や社寺、川に由来する町名として「知善院町」「宮町」「稲荷町」「十一町」を例に挙げている。四六判。258ページ。1620円。県内の書店で12日ごろから発売する。


2018年11月07日 16:54 |


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