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地元再発見、将来に役立て

伊吹高校生が達人・先輩から学ぶ
 伊吹高校で26、27の両日、地元で活躍している人たちから地域の良さについて学ぶ授業「米原未来プロジェクト」が行われた。
 米原市では過疎化、少子高齢化により人口が減っている。ここの生徒の大半は湖北地域の出身で大学や専門学校に進学した場合、地元に帰ってこないケースも少なくない。市では人口減に歯止めをかけようと、同校、聖泉大学と連携し、生徒たちに地元の魅力を感じてもらう授業を行うことに。
 今回のプロジェクトは2年生161人が、講師との対話を通して、コミュニケーション能力を養いながら、地域への愛着を芽生えさせ、社会の一員として活躍できるようにする役割も増えている。
 授業では米原市の「まちづくり」「都市計画」「歴史文化」に詳しい市職員、米原に移住し芸術活動や農業をしている人や、同校の卒業生ら15組が講師となり、「東京から見た米原市」「湖北で働く」などをテーマに市の実情や自らの体験談を話し、生徒たちはこの中から2つの講義を選択。2日間にわたり、「故郷を見つめ直した」。
 初日、卒業生で「こはら農園」を経営する小原将矢さん(31)=米原市井口=はバイオ大、同大学院を卒業後、一旦、名古屋でサラリーマン生活をしたが、「興味があること、楽しいことをしたい」と帰郷し、イチゴ栽培に取り組んだことを紹介。
 同じくOBで長浜市大宮町の焼肉店「粋道」オーナー・藤本晃史さん(30)は「こだわっているのは近江牛。大切にしているのは従業員」と自らの経営方針を後輩たちに語った。
 藤本さんの話を聞いた山田直知君は「部活や社会の中で役立つことを学んだ。湖北の魅力を改めて感じた」と話していた。
 なお、生徒たちは11月30日から2泊3日の日程で沖縄へ修学旅行をする。その中で現地の大学生と双方の魅力や欠点など意見交換する場を設けており、今回のプロジェクトの成果発表の場とする。同校は「プロジェクトを通して、社会人に必要な対話能力と進路を決める上で参考になれば」としている。


2018年09月27日 16:44 |


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