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歴史伝えるガラスの器

江戸から昭和 黒壁で骨董品など展示
 江戸末期から昭和までに製造されたガラス食器などを紹介する「暮らしに寄り添う日本のガラス器展」が黒壁ガラス館2階で開かれている。黒壁30周年記念事業の一つで、日本の家庭にガラスの器が普及した歴史を、その当時の製品を眺めながら学ぶことができる。
 日本のガラスの普及は欧米に比べると大きく遅れ、江戸時代になって実用的な製品を手作りできるようになった。江戸末期には貿易の自由化で欧米の高品質なガラス製品が流入し、国内のガラス産業は急速に衰退。明治期、欧米のガラス製造技術を積極的に導入したことで安定した大量生産が可能となり、日本ならではのデザインのガラスの器が家庭にも普及した。
 同展ではガラスメーカーや骨董店から借りた貴重なコレクション約160点を展示し、一部は販売も行っている。表面に漆や蒔絵を施した江戸末期から明治期の鉛ガラス製の酒器や、食品衛生の観点から明治期にガラス製が義務付けられた牛乳瓶、第2次世界大戦中の生産統制により不足したブリキに代わって登場した食品保存容器「アンカーコップ」、あられやせんべいなどを保管する球形のガラス容器「地球瓶」と成形用の金型などを展示している。
 午前10時から午後6時、11月25日まで。入場無料。


2018年09月15日 17:21 |


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