滋賀夕刊新聞社は滋賀県長浜を中心に政治、経済、文化の情報をお届けする新聞です。



2018年07月31日

コウノトリの楽園、長浜

過去最多17羽が飛来、繁殖に期待も
 田根、富永地域で国の特別天然記念物コウノトリの目撃情報が相次いでいる。湖北野鳥センターの調べで17羽が確認されており、県内では過去最多の飛来。
 コウノトリは今月24日、高畑町に12羽が飛来して以降、除々に数が増え始めた。木尾町や瓜生町、高月町井口や雨森などから目撃情報が次々と寄せられたため、同センターが、鳥たちがつけていた足環をひとつひとつ確認すると、兵庫県豊岡市で生まれた17羽が飛来していることがわかった。
 県内では2009年2月に27年ぶりに確認され、以降は毎年、数羽が目撃されている。これまで14年9月に西浅井町塩津周辺に8羽が飛来したのが最多だったが、この数を大きく上回った。
 兵庫県豊岡市の県立コウノトリの郷公園は野生復帰を目指し、2005年から自然放鳥をしており、地元を中心に繁殖。現在、140羽が生息している。
 コウノトリはえさとなるカエルや魚、ヘビなどを求め、浅瀬の川や田んぼを好む。通常、単独行動をとっているが、同園では「『コウノトリだまり』と呼ばれる好適なえさ場があったので、集結したのでは。10羽以上が集まることは非常に珍しい」と話している。
 コウノトリは広範に移動し、北海道から沖縄まで目撃情報が寄せられているが、兵庫県以外で巣作り、繁殖した例は徳島県鳴門市と島根県雲南市の2カ所しかなく、田根や富永の住民からは「3例目の繁殖地」として期待が高まっている。
 地元では「バードウォッチャーによる『コウノトリフィーバー』が起きているが、同公園の職員は「非常に敏感な鳥で、撮影する場合は150㍍以上距離をとり、静かに見守ってほしい」と呼びかけている。


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2018年07月30日

湖上を彩る大輪、11万人を魅了

長浜・北びわこ大花火大会
 約1万発の花火が湖上を彩る夏の風物詩「長浜・北びわ湖大花火大会」が27日夜、長浜港一帯で開かれ、約11万人の人出(実行委発表)でにぎわった。
 連続打ち上げのスターマインや、ミュージカル「ライオンキング」の音楽に合わせた花火など、色とりどりの大輪が夜空に咲くたびに観覧客から歓声や拍手が沸いた。
 翌28日にはボランティア約300人が参加して会場一帯の清掃が行われ、ごみ約1・6㌧を回収した。


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2018年07月27日

虎高生、大学講義受ける

米大統領の政策など8テーマ
 虎姫高2年の文系クラスの生徒92人が26日、彦根市内の滋賀大と県立大で世界経済やデータ分析などをテーマに講義を受けた。
 2016年に滋賀大と締結した高大連携協定に基づき初めて実施。以前から連携している県立大も参加し、両大学がそれぞれ4講座を開いた。両大学をピストンバスで結び、生徒が興味のある講座を順番に受講した。
 滋賀大では「これまでとこれからの働き方」「データ分析のススメ」などの講座があり、経済学部・坂田雅夫准教授の「トランプ大統領で世界恐慌は再び来るか?」と題した講義では、トランプ大統領が自国の貿易赤字削減のため、輸入品に高い関税をかける政策を打ち出し自由貿易に反対の姿勢を示していることを紹介した。その上で1930年に米国が貿易にかかる税金を増やしたスムート・ホーリー法を取り上げながら「これにより世界的に物が売れなくなって、不景気になり、ドイツではナチスが誕生し、日本では大政翼賛会が組織された」と展開。「トランプ大統領がどこまで本気で言っているのかわからないが、本気でやれば世界経済は混乱する」と指摘した。
 講義後、虎姫高の小川孔明君(16)は「ニュースで聞く以上に世界経済の細かいことを学べました。(坂田准教授は)経験を踏まえて話されるので具体的で分かりやすかった。滋賀大の入学を目指して勉強したい」と話していた。


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2018年07月26日

先人の功績と志、振り返る

28日から、長浜城歴史博物館で企画展「明治150年 長浜の近代化」
 明治元年(1868年)から150年を記念して、長浜城歴史博物館は28日から企画展「明治150年長浜の近代化」を開く。
 明治維新を迎えた長浜では全国に先駆けて鉄道が敷設され、県内初となる国立銀行が設立されるなど目覚ましい変貌をとげた。企画展では長浜の大きな転換期となった鉄道敷設や湖上交通の運航、近代化に尽力した人々、開知学校の開設や国立銀行の設立、商工業の発展などに関わる資料59点を展示する。
 長浜では従来の寺子屋などを整理・統合して明治4年(1871)、県内で最初の小学校が誕生。その後、同7年に神戸町(現在の元浜町)に洋風建築に似せた3階建ての校舎が「開知学校」として設立された。建設費は総額3732円98銭で、うち3167円74銭1厘は長浜町民からの寄付。当時の長浜町民の教育に対する関心の高さと、繊維業で蓄えた県内随一の経済力がうかがえる。企画展では建築費用の内訳を記した「開知学校建築諸入費表」や、篤志家からの寄付額を記した出納表、校舎鐘楼に設置されていた時報用の太鼓(現在は長浜小学校が保管)など関連資料15点を展示する。
 明治10年(1877)には神戸町に県内初の国立銀行となる第二十一国立銀行が設立された。浅見又蔵や下郷傳平、柴田源七といった地元の豪商らが創立を求めた文書「国立銀行創立御願」には、資本金10万円のうち5万円を発起人が準備している旨を記している。関連資料20点を展示する。
 明治2年(1869)、琵琶湖に蒸気船「一番丸」が初就航して以来、各港では次々と蒸気船が建造された。また、鉄道も同15年に長浜—敦賀間(全通は同17年)、同16年に長浜—関ヶ原間が開通。長浜駅や港の周辺は宿屋や運送店が立ち並んだ蒸気機関車や蒸気船などを描いた「引札」(商店などが出した広告)9点を展示して、往時の賑わいを伝える。
 企画展では長浜の近代化に尽力した長浜町民の名が数多く登場し、博物館は「郷土の先人たちの功績を振り返るとともに、彼らの故郷を思う熱い志も感じ取っていただければ」と来場を呼びかけている。8月4日午後1時半から展示説明会がある。
 入館料は大人400円、小中学生200円(湖北地域は無料)。「広報ながはま」7月1日号に掲載の「明治150年チケット」持参で、大人2人まで無料で入館できる。午前9時から午後5時、9月2日まで。


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2018年07月25日

猛暑で甘み乗り、上々

南浜ぶどう、産直びわで販売
 南浜町の「産直びわ みずべの里」で南浜ぶどうの販売が始まった。
 南浜ぶどう生産組合(18人・漣政次組合長)は約6㌶の畑で、マスカットベリーAなど22種を栽培。今はアーリースチューベンやサニールージュが店頭に並び、8月上旬から人気の藤稔、紅伊豆やシャインマスカットなども順次、販売する。
 シャインマスカットは1粒10〜15㌘の黄緑の大粒系。酸味は控えめで、パリっとした歯ごたえがあり、ジューシーで上品な甘みと香りが楽しめる。果皮が薄く、柔らかいため、丸ごと食べられ、人気上昇中。
 今夏の猛暑で生育がよく、漣組合長は「甘さが乗っており、大きさも例年並み。どの品種にもその良さがあり、食べ比べてほしい」と話している。2㌔箱2200円、手提げ1500円〜。7月の営業時間は午前9時から午後5時(8月は午前8時半から午後5時半)。
 なお、好評のぶどう狩りは8月16日から。入園料は中学生以上1200円、小学生900円、幼児600円。


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2018年07月24日

エネルギッシュなコアユ

廣田先生の湖北風物詩
 この時期、コアユの遡上が桜町の姉川で盛んに見られる。水の勢いに負けず、ジャンプする魚たちのパワーに感動した。
 琵琶湖にすむコアユは3月ごろから、生まれた川を遡り、秋の産卵に備える。雨が降った後、水かさが増すと、群れとなって泳ぎ、障害物を飛び越える際は、川面を高くはね上がる。
 24日午後3時半ごろ、冷たい水にひざまで浸りながら、コアユの遡上を写真や動画に収めた。
 魚たちはヤナの木のすき間に入りこもうと、必死にジャンプ。勢いがすごい!太陽の光を浴び、キラキラと輝いていた。
 水中カメラで川の中を覗き込むと、きれいな流れの中を泳ぐ爽快なコアユたちの姿も見られた。皆、生きるために必死。頑張れ、コアユたち。


「躍動するコアユたち」の動画はこちらから


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2018年07月23日

和りんごの魅力、知って

復活させる会、ロハス長浜が収穫体験
 「長政も食べたとされる和りんごを一緒に収穫しませんか?」—住民グループ「小谷城和りんごを復活する会」とロハス長浜は8月7日、収穫体験会を開く。
 復活する会は8年前から、和りんごでまちおこしをしており、湖北町二俣、山脇、河毛の畑計4000平方㍍で150本を栽培。作柄が順調で、今シーズンは2000㌔が収穫できそうで、ジャムなどに加工する予定。
 しかし、猛暑やメンバーの高齢化により収穫作業が困難となり、新商品のアイデアも「ネタ切れ」。山かぶドレッシングなど特産品開発のノウハウがあるロハス長浜とタッグを組み新たな取り組みを開始する。
 収穫体験では同会の柴垣勇会長が地元に伝わる和りんごの歴史や魅力を紹介。ロハス長浜の職員のアドバイスで収穫したりんごと砂糖を混ぜ合わせ、ジュースの原材料に加工。自宅に持ち帰ってもらい、醗酵させ10日から2週間程度で、酵素ジュースとして飲むことができる。
 ロハス長浜は「歴史や理科の勉強にも役立つ。夏休みの自由研究などに利用してもらえれば」と話している。午前10時半、JR河毛駅西側駐車場、集合。定員25人。参加費は大人2700円、子ども800円(食事なしは300円)。問い合わせはウッディパル余呉☎(86)4145へ。
 【小谷城和りんご】小谷城主の浅井長政が、約450年前、木之本町古橋の三殊院に宛てた手紙で、りんごの礼を述べており、当時、地元でも栽培されていた可能性が高い。西洋りんごより小ぶりで、酸味が強い。


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2018年07月21日

三成ブックカフェ、オープン

「三献の茶」ゆかりの観音寺に
 戦国武将、石田三成の書籍が楽しめるブックカフェ「KANNONJI851」が21日、米原市朝日の観音寺にオープンした。
 地元有志でつくる「大原観音寺創盛会」(森信一郎会長)は三成が幼少期を過ごし、豊臣秀吉に召し抱えられるきっかけとなった「三献の茶」の舞台とされる古刹、観音寺を盛り上げようと、イベントなどを企画しており、ブックカフェの開設はその一環。歴史ファンにより知識を高めてもらうため、三成をテーマにした書籍を集めた。
 本坊のカフェ(8畳、3間)には三成に関する専門書やコミックなど266冊を揃え、菓子付きのアイスコーヒーやアイスティー、冷茶を100円で提供。お茶を楽しみながら歴史ロマンに思いを馳せることができる。
 この日のオープニングセレモニーでは佐和山城郭研究会代表の田附清子さんを初代名誉館長に任命した。田附さんは「歴史ファンが求めるホンモノの場所で三成を研究し、地域の活性化につなげたい。ここは秀吉との出会いの場でもあり、何かと、誰かと出会える場になれば」と述べた。
 営業は土日祝日の午前9時から午後4時半。8月最終週は平日もオープン。10月21日までの試行で好評ならば、継続する考え。なお、店名の「851」は観音寺が建立されたとされる年に由来。


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2018年07月20日

豆腐・ヨモギでプリン、「なかや」「久次郎」 新スイーツ

驚きの酸っぱさ
 豆腐・生ゆばなどを製造している加田町の「なかや」(中谷信幸店主)がレモン風味の「豆腐プリン」を開発。さわやかな口当たりが「以外と」話題を呼んでいる。
 同店では週末、イベント会場などで豆乳ドーナツを出張販売しており、夏向けの新商品として、自慢の豆腐をベースにした冷菓の開発に乗り出した。
 一般のプリンは甘いが、この新商品にはレモンの果汁、ピューレをブレンドしているため、甘酸っぱく、口に入れるとさっぱりとした風味が広がる。まさに「大人のデザート」といえ、驚きの声もあがっている。
 中谷秋子さんは「豆腐はおかずというイメージが強いが、スイーツとして味わってほしい」と話している。
 産直びわ、道の駅・伊吹の里、醒井水の宿駅(週末のみ)、移動販売車で販売。1日20個の数量限定。1個200円(100㌘入り、税別)。水曜定休。問い合わせは「なかや」☎(62)5341へ。


香りと甘さが自慢
 米原市大久保の食品加工所兼飲食店「久次郎」で地元のヨモギをふんだんに使った「伊吹蓬プリン」の販売が始まった。
 農家団体「伊吹山麓元気農業協議会」(谷口隆一代表)は古くから薬草や食材として使われているヨモギに着目。耕作放棄地約7000平方㍍でヨモギを栽培している。収穫されたヨモギはペースト状に加工した上、大津の老舗和菓子店へ原材料として、年間1㌧を卸しているほか、自らが開発したそばや餅などに利用している。
 プリンは看板メニュー「伊吹大根おろしそば」のデザートとして今年4月から試行錯誤を重ねていたもので、客のリクエストに応え商品化。口の中に広がるヨモギのほんのりとした香りと甘さが自慢。ヨモギには整腸、解毒作用があるとされ、開発した谷口佐代子さん(59)は「ヘルシーな蓬プリンで健康的な体に整えて、厳しい夏を乗り越えて」と話している。
 1個180円(90㌘入り)。同店と道の駅・伊吹の里で数量限定販売。問い合わせは久次郎☎(58)0906へ。


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2018年07月19日

宇宙や星の姿、細密に

天文画家・岩崎さん里帰り原画展、国友鉄砲の里資料館で
 誰もが一度は作品を目にしたことのある長浜市ゆかりの天文画家・岩崎賀都彰さん(83)=横浜市在住、本名・敏二=の細密原画展「これが宇宙だ!」が19日から、国友鉄砲の里資料館で始まった。
 満州生まれの岩崎さんは引き上げ後、少年・青年期を野田町で過ごした。23歳で三ツ矢元町にデザイン会社を起業し、大手企業との取引のため28歳で市外に転出した。
 天体画家としてのスタートは中学生時代のこと。老眼鏡と虫眼鏡を組み合わせて望遠鏡を自作して月面を観察したのを機に天体に魅了され、以来、望遠鏡を手作りしたり、宇宙や星の絵を描いたりしてきた。これまでに描いた作品は1400点にのぼるという。
 最新の観測データなどの科学的根拠に基づいて宇宙像を正確、精密に表現しているのが特徴で、その作風は写真やCGと見紛うち密さ。NASAの科学者の間でも話題を呼び、数多くの天体雑誌や教科書、図鑑などに掲載されている。宇宙をテーマにした絵画、映画、アニメにも影響を与え、クリスチャン・ラッセンもその影響を受けた一人という。
 長浜での原画展は、1988年の「長浜楽市」オープン記念以来30年ぶり。岩崎さんが15歳で描いた月面の絵画など10代の作品や、エアブラシを駆使した代表作「テチス衛星の赤道付近から見た土星」のほか、「ダイモス衛星から見た火星」など約50点を入れ替えながら紹介する。
 展示会場の資料館は、日本で初めて反射望遠鏡を作成し、太陽の黒点や土星の環を観測・記録した鉄砲鍛冶・国友一貫斎のおひざ元。岩崎さんは「ちょんまげを結いながら、よくぞこれだけ光学を勉強し、これほどのスケッチを残された。ガリレオよりも正確」と一貫斎の残したスケッチを眺め、「もし、一貫斎に会えたなら、『お前も良くやっているな』と褒めてもらえるかな」と笑っていた。
 入館料は一般300円、小中学生150円。午前9時から午後5時、8月31日まで。


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2018年07月18日

湖北の前田選手、日本代表

カル・リプケン世界少年野球大会に出場
 中学硬式野球クラブ「湖北ボーイズ」の前田悠伍選手(高月中1年)はアメリカで開かれるカル・リプケン世界少年野球大会の日本代表メンバーに選ばれた。滋賀県から唯一の選出。
 大会はメジャーリーグ連続出場歴代1位などの記録を持ち、2007年に野球殿堂入りしたオリオールズの「鉄人」カル・リプケン氏の主催。
 日本チームは同氏の趣旨に共感し、「全国の野球少年に夢を」との思いを込めた故・星野仙一氏(元プロ野球監督)の全面支援により、11年前から参加。今年はプロ野球、元巨人の元木大介氏が監督を務め、3連覇を目指す。
 前田選手は身長165㌢。左腕から繰り出す内角の速球が武器。小学4年から投手となり、5年の時にはノーヒットノーランを達成。6年の時にはNPB12球団ジュニアトーナメント「オリックスバファローズジュニア」チームのメンバーに選ばれている。
 日本少年野球連盟滋賀県支部の推薦を受け、5月に行われた選考会(トライアウト)に参加。
 選考会には今年4月現在、12歳以下で各地から集まったボーイズリーグ33人、ヤングリーグ5人の精鋭38人が参加。ピッチング、バッティング、走塁、守備の審査で15人を選出した。背番号は「10」に決まり、前田選手は「レベルの高い選手が集まるが、大会ではいつもどおりのピッチングをしたい」と意気込んでいる。
 大会は8月3日から11日まで米国、ミズーリ州で開かれ、アメリカ10チーム、海外6チームの計16チームが参加。予選リーグ、決勝トーナメントで頂点を決める。


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2018年07月17日

藤井前会長偲び追悼射会

長浜弓道協会 80人が出席
 3年前に亡くなった長浜弓道協会前会長・藤井幸男氏(享年62)の追悼射会が14日、市民弓道場で開かれ、県内各地から約80人が出席した。
 藤井氏は協会の会長のほか、県弓道連盟副会長などを歴任。1981年のびわ湖国体では長浜弓道協会の会員3人で構成する成年女子チームのコーチを務め、近的競技準優勝を導いた。また、独アウグスブルクへの親善使節団員や、長浜市少年少女合唱団後援会長を務めるなど地域活動にも積極的に関わった。2015年7月5日に亡くなった。
 追悼射会は上野賢一郎財務副大臣、藤井勇治市長ら来賓が出席する中、藤井氏の遺影を置いた祭壇を前に、全日本弓道連盟・中野秀也会長らが「巻藁射礼」を行い、出席者が在りし日の藤井氏を偲んだ。
 長浜弓道協会の佐々木尚隆会長は、藤井氏が亡くなる1カ月程前、初心者向けの教室を開いていたところ、病院から駆けつけ丁寧に指導していたことなどを振り返り「追慕の情に終わるのではなく、先生からお教えを頂いた弓道に対する姿勢をもう一度確認することが、先生が私どもの心の中にいつまでも生きていて下さることになる」とあいさつしていた。


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2018年07月13日

生態学び、保護・発表へ

高時小でオオサンショウウオ学習
 「日本オオサンショウウオの会長浜市大会」が10月6、7の両日開かれるのを受け、高時小学校の4年生が大会発表に向け、学習を進めている。
 同校の近くを流れる大谷川には国の天然記念物のオオサンショウウオが棲息。4年生の7人は長浜バイオ大学アニマルバイオサイエンス学科の斉藤修教授(59)からオオサンショウウオの生態などを学んでいる。
 12日には斉藤教授の出前授業があり、児童たちはこれまでの学習で疑問に思ったことを質問。オオサンショウウオを守る上で自分たちができることなどを教えてもらった。
 児童たちは「何歳まで生きるの?」「産んだ卵は、すべて生まれてくるの?」などと質問すると、斉藤教授は「飼育されたもので51年生きた記録が残っており、人の寿命に近い」「メスは産卵後、巣穴を出て、オスが卵を守る。オスは体を動かして新鮮な水を巣穴に送り、死んだ卵は食べて清潔にしている」などと説明。児童たちはメモを取りながら、教授の話を聞いていた。
 また、この日は大谷川の増水で保護された体長75㌢のオオサンショウウオを間近で観察。「呼吸している」「かわいい」「何回見ても飽きない」などと歓声をあげていた。
 谷口ももかさんは「教えてもらったことは知らないことばかりだった。もっと勉強し本番で発表したい。地元の人や長浜バイオ大学の人たちとオオサンショウウオが棲み続けられるような高時にしたい」と話していた。


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2018年07月12日

曳山全13基、模型で再現へ

元大工・細江さん、木材商・鳥居さんがタッグ
 長浜市内の元大工と木材商がタッグを組んで、ユネスコ無形文化遺産に登録された長浜曳山まつりの曳山全13基の模型製作に取り組んでいる。すべて完成の暁にはジオラマとして展示し、観光客に曳山まつりの雰囲気を楽しんでもらいたい考えだ。
 模型製作に取り組むのは八幡中山町の元大工・細江恒夫さん(76)と、鳥居木材(加田町)の会長・鳥居治夫さん(79)。
 細江さんは模型愛好家グループ「びわ湖モデラーズクラブ」に所属。持ち前の技術を生かして旧海軍の戦艦や空母などを製作してきたが、曳山は初めての試み。図書館や曳山博物館などで曳山の図面を入手し、昨年10月から自宅で1基ずつ手作りしている。
 模型は約20分の1スケールで、曳山を支える土台「下山」や舞台、楽屋、「亭」と呼ばれる2階部分を、すべてヒノキ材を組み合わせて作り、飾金具や彫刻もできる限り再現。ヨーロッパなどで製作された幕類も手描きで表現した。材料のヒノキ材は鳥居木材が提供した。
 観光ボランタリーガイドも務める鳥居さんが長浜を訪れる観光客に春の曳山まつりの雰囲気を感じてもらう「仕掛け」が欲しいと考えていたところ、昨秋、市内で行われた模型展で、仕事を通じて付き合いのあった細江さんに約10年ぶりに再会。「以前から、曳山の模型を全部こしらえたら面白いだろうなと思っていた」と話す細江さんと意気投合し、模型作りを後押しすることに。
 これまでに高砂山、常磐山、月宮殿、萬歳楼の4基が完成し、そのお披露目として12日から市街地の「黒壁AMISU」のショーウインドウで展示が始まった。
 鳥居さんは「黒壁に展示することで多くの観光客に曳山まつりを知ってもらい、地域起こしにつながれば」と話し、細江さんは「目が悪くなっているので、彫刻を再現するのが難しいが、やりがいがある。来年の夏までに13基すべてを完成させたい」と話している。


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2018年07月11日

振袖女性1000人を募集

10月13日長浜きもの大園遊会
 長浜きもの大園遊会運営委員会は10月13日に長浜市の中心市街地一帯で開く大園遊会の参加女性を募っている。
 園遊会は着物姿の若い女性が市街地を散策する長浜の秋の風物詩で、豪華景品が当たる抽選会も人気。参加者には商店街などで使える1000円分の買い物券をプレゼントする。
 対象者は16歳以上で、振袖で参加できる女性。定員1000人。申し込みは10月5日までに園遊会のWEBサイトから。


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2018年07月10日

映像作品を公募、スマホでもOK

第1回長浜ムービーフェス、U18やショートショートなど3部門
 長浜の多彩な魅力の再発見と発信、若いクリエイターの発掘を目指し、市内在住の若者らで組織する実行委員会が第1回「長浜ムービーフェス」を企画。8月からWEBサイトで動画作品を公募する。特別審査員は今、映画界で注目を集める木之本町木之本出身の映画監督・上田慎一郎氏が務める。
 実行委はNPO法人STUDIOこほく代表理事を務めるフリーアナウンサーの板山きよ美さんを代表に、地域おこし協力隊員や大学生、会社員、大学教員ら13人で構成する。
 ムービーフェスでは15分以内の短編動画作品を公募する。一般部門、U18部門、ショートショート部門(30〜60秒)の3部門を設ける。撮影地や作風に制限はないが、長浜をテーマとすることが条件。8月1日から12月末まで作品を公募し、9月1日からWEB上で公開。視聴者による一般投票と、上田さんら映像専門家の審査で、優秀作品を決める。長浜の魅力の伝え方、独創的な視点、ストーリー性、演出などが審査のポイントになるという。一般部門の大賞には賞金5万円を贈る。
 小学生の「なりたい職業ランキング」で、動画サイト「ユーチューブ」に動画を投稿して広告収入を得るユーチューバーが上位に入るように、誰でも気軽に動画を撮影し投稿できる時代。実行委では「それぞれが感じる長浜の魅力を動画で撮影して発信して欲しい。スマホでもOK」などと呼びかけている。
 実行委ではムービーフェスを通して市民活動や地域の活性化、観光振興などにつなげたい考え。
 詳細はムービーフェスのWEBサイト(https://www.nagahama-mf.com/)で。


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2018年07月09日

息合ったパフォーマンス披露

県吹奏楽フェスティバル、1000人が合奏
 長浜バイオ大ドームで8日、県吹奏楽フェスティバルが開かれ、長浜市内の中学校や、長浜北高、長浜バイオ大の吹奏楽部など総勢約1000人が出演した。
 地元吹奏楽部の交流と音楽による地域の活性化を目指して昨年に続いての開催し、それぞれの吹奏楽部が息の合った演奏を披露した。また、関西学院大学応援団総部の吹奏楽部とチアリーダー部、名門の愛知工業大名電高校吹奏楽部がゲストとして登場し、一糸乱れぬ演奏とパフォーマンスで会場を盛り上げた。最後は出演者全員で「上を向いて歩こう」を合奏・合唱し、フィナーレを飾った。


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2018年07月06日

子育ての思い、絵手紙に込め

長浜市教委が作品を募集
 長浜市教委は市が策定した「子どものちかい」と「子育て憲章」の周知と啓発のため絵手紙展を企画し、その作品を募っている。
 子ども向けの「ちかい」は「名前を呼ばれたら『はい』と返事をします」「困っている人がいたら言葉をかけます」など5項目、大人向けの「憲章」は「子どもに誠実に生きる姿を見せます」「見守るまなざし、叱る勇気を大事にします」など6項目からなる。
 市民ぐるみで子どもの健やかな成長を願い、逞しく生きる子どもたちを育てようと2014年に策定したが、市民に十分、周知されていないことから、昨年から「ちかい」と「憲章」にちなんだ絵手紙展を始めた。昨年は1210点の応募があり、入賞作品は市役所などに展示した。
 今年のテーマは「私のちかい・実践〜未来の自分(あなた)へ」。官製はがきに絵と文字の両方で手紙をつくり、〒526・8501長浜市八幡東町632長浜市教育委員会事務局教育改革推進室へ。9月7日締め切り。対象は長浜市内の小学生、中学生、一般(高校生含む)。
 入賞作品は市役所や病院、商業施設などに展示する。


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2018年07月05日

逃走警戒し、留置人を避難誘導

巨大地震想定、長浜署で訓練
 長浜署は4日、巨大地震が発生した際、留置場の容疑者や被告を安全に避難させる訓練を実施。署員は留置人の逃走を警戒しながらも、けが人が出ないように慎重に誘導していた。
 訓練は震度7強の地震により署が倒壊し、2階の留置場から容疑者を避難、救助することを想定。長浜署から21人、湖北地域消防本部長浜消防署から8人が参加し、避難誘導の手順や連携を確認していた。
 署員は留置人役に腰縄と手錠をつけ、避難を誘導。2階からはしごで降りる際は手錠を外し、前後を署員が固めて逃走を警戒した。また、心肺停止の留置人がいるとして要請を受けた消防署員が応援に駆けつけ、留置人役を担架に乗せて1階へ降ろした。長浜署の下野憲雄警備課長は「逃走防止を図りながら、被留置者、護送員の双方にケガないよう、訓練で備えたい」と話していた。
 長浜署はこの日、避難訓練とは別に、先月の大阪府北部地震を教訓にした非常招集訓練も実施。全署員を対象に抜き打ちで実施し、管内をパトロールして信号機をチェックしたり、会議室で手信号の訓練に励んだ。


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2018年07月04日

自然の中で流しそうめん

大見いこいの広場が振る舞う
 木之本町のキャンプ施設「大見いこいの広場」は、夏の定番メニュー「流しそうめん」を始めた。「流し初め」としてこのほど、きのもと認定こども園の園児44人を招き、冷たいそうめんを振る舞った(写真)。
 同所の職員や地元の人たちが採ってきた竹をつないで作った長さ18㍍の流し台の脇に園児が一列に並び、流れてくるそうめんを箸ですくって食べた。園児たちは大はしゃぎしながら、麺をすくい「おいしい」と大喜びだった。
 なお、自然の中の「流しそうめん」は9月末まで。1食500円。


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2018年07月03日

サポート隊がPR作戦

県レイカディア大、学生を募集
 県レイカディア大学の卒業生でつくるサポート隊学生募集プロジェクトのメンバーが3日、イオン長浜店で、新入生募集のチラシを配った。
 大学の入学希望者は近年、減少傾向にあり、同隊では昨年からボランティアでPR作戦を展開。近江八幡、長浜などの大型量販店や同窓会イベントなどで入学を呼びかけている。
 この日は代表の諏訪俊雄さん(70)=彦根市=ら4人が第41期生の募集要項が書かれたパンフレットを買い物客に手渡した。諏訪さんは「レイカディア大学では仲間づくりができ、ボランティア活動にも理解が深まる。昨年、PR活動をして成果があった。今後も続けたい」と話していた。


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2018年07月02日

1万個の灯り、幻想的に

黒壁30周年記念、多くの市民で賑わう
 黒壁30周年を祝う記念イベントが1日、黒壁スクエアや商店街一帯で開かれた。通りにロウソクの入ったガラスの器が並べられ、その光で幻想的に照らされたガラスのオブジェに、多くの市民が酔いしれた。
 黒壁では30周年を機に「ガラスで地域も黒壁も楽しくおもしろい」をコンセプトに来年3月末まで多彩なイベントを催し、市街地を訪れる市民や観光客の増加を目指す。
 この日は「黒壁に行こう ガラスと灯りのミュージアム」と題して、黒壁グループ協議会(松井貞人会長)の主催で、ロウソクを入れたガラスの器が通りに並べられ、午後6時から順番に点灯した。長浜青年会議所や長浜商工会議所青年部の会員など若手が黒壁と市街地を盛り上げようと約1万個を並べて準備。ロウソクの灯りで30周年を表現したり、高さ約5㍍のモニュメントを設けたりした。
 市民もライターで火を灯し、幻想的な空間を一緒になって作り上げ、写真に収めるなどしていた。


「来て良かった」黒壁に、記念式典で高橋社長
 ライトアップイベントを前に、曳山博物館広場で開かれた30周年記念式典では、高橋政之社長が黒壁設立の経緯について「モータリゼーションにより、大型ショッピングモールが郊外に出て、街中が疲弊した」「危機感を持つ中、黒壁銀行が売りに出されるというので、我々同志が市と一緒に買い取ろうとして(黒壁を)発足したのが昭和63年。そして平成元年7月1日にオープンした」と振り返った。「観光客にこの黒壁に来て良かったと思われるように、リピーターとして来ていただけるように、一丸となって取り組みを進めていきたい」と30周年の決意を語った。
 30周年実行委員会の田中猛士運営委員長は「黒壁の名が全国に知られるようになったが、発信力が十分なのか、ガラス文化は醸成できているのか、ブランドとして確立できているのか」などと、今の黒壁の課題を挙げたうえで、「つなぐ」をキーワードに、黒壁の歩みなどを紐解いて長浜のまちづくりの将来を考えたいと訴えていた。


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