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内藤製パンの「長いパン」

つるやパンが復刻プロジェクト
 「サラダパン」でおなじみの、つるやパンは朝日町にあった内藤製パンの「長いパン」の復刻プロジェクトを開始。市民からの情報提供を呼びかけている。
 通称「長いパン」は内藤製パン店主・内藤信次郎さんが焼いていた長めのコッペパン。クリームとチョコクリームを挟んだ2種があった。同店の看板商品で、部活帰りの長浜商工(現北星)や長浜高校の生徒らに大人気。細長かったため、「押し潰して食べる」という裏技も流行した。
 近所の川瀬吉弘さん(80)らによると、内藤さんは若い頃、市内の饅頭店に勤務していたが、約60年前、独立してパン屋を開業。節子さんと結婚後も夫婦で店を切り盛りし、繁盛していた。
 ところが内藤さんが20年ほど前、病気で他界。パンが焼けなくなった店では業者のパンやカップ麺などを売りながら、経営を続けていたが、4年ほど前に節子さんが入院。店を閉めるとともに、息子や娘がいる湖南市に移った。


求む!パンの情報。試作後、限定販売へ
 つるやパン「まるい食パン専門店」は空き店舗だった内藤製パンをリフォームし、3年前にオープン。丸型食パンや丸いサンドウイッチを販売しているが、昔を懐かしむ客から「長いパンはないのか?」「長いパンを食べたい」という声が相次いだ。
 客のリクエストに答えようとしたが、店のスタッフは皆若く、食べたことがない。親族も商売に関してほとんど記憶がなく、レシピなども存在しない。
 近隣住民もジャムパンやクリームパンの思い出はあるものの、「長いパン」を鮮明に覚えている人はおらず、手がかりがつかめないまま。
 つるやパンでは、食したことがある人たちの記憶を基に「長いパン」を復刻し、商品化を目指すことに。求めているのは▽正式名称▽長さ、大きさ▽味▽袋のパッケージデザイン▽写真など。5月末まで募集し、6月から試作。情報提供者に試食してもらい、完成次第、数量限定で販売を開始する。専務の西村豊弘さん(39)は「持ち前の技術を生かし、昔、食べた人が『おいしかった』『あの時の味』といわれるようにしたい」と話している。


2018年04月26日 16:20 |


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