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べんがら座、ラストシアター

82歳の横山義淳さん「今が潮時」
 「最後の力を振り絞り」—残景寺住職の横山義淳さん(82)が主宰する余呉小劇場「べんがら座」(余呉町下余呉)のラストを締めくくる美術展が開かれている。
 「べんがら座」は68年前に建てられた木造の集会所を横山さんの父・義譲さん(故人)が保育所として活用。その後、施設の移転に伴い、使われていなかった。
 手先が器用な横山さんが建物を14年前に買い取り、ベンガラ塗りのシアター兼ギャラリーにリフォーム。手作りの家具や看板を飾り、1階にシアター(催事場)、2階にギャラリー、会議室を設け、年3〜4回程度、音楽イベントや映画会などを開いていた。
 しかし、一昨年の10月、脳梗塞で入院。幸い身体の後遺症は無かったが、次第に気力が薄れ、活動にも限界を感じるように。今回の美術展を最後にシアターでのイベントを断念することにした。
 かねてから横山さんの念願だった美術展は妻の覃子さん(74)が通う米原アートスクールのメンバーの油絵を中心に、同スクールの指導者や親交がある友人、知人の写真など総勢30人、計100点を並べている。
 横山さんは「人との出会いを求め、べんがら座を造った。今が潮時。たくさんの人々に支えられ、ここまでやれた」と感無量。なお、美術展は午前10時から午後4時、5月13日まで。無料。


2018年04月18日 16:21 |


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