滋賀夕刊新聞社は滋賀県長浜を中心に政治、経済、文化の情報をお届けする新聞です。



2018年01月31日

孤立防止で高齢者訪問

民生委員と社協職員が中河内を
 2㍍の積雪がある余呉町中河内で、大雪による孤立を防ごうと長浜市社会福祉協議会は30日、地元の民生委員と高齢者宅訪問を行った。
 中河内の人口は32人。うち24人が65歳以上で独居老人や高齢者世帯も多い。訪問では余呉地区民生委員児童委員協議会の東野了会長ら3人と社協職員3人が全戸約20軒を巡回。高齢者らに「大丈夫ですか」などと声をかけて回った。
 お年寄りたちは「さみしかった」「雪かきでくたびれ、ちょうど休んでいたところ。話を聞きに来てくれてありがたい」などと、涙を浮かべながら喜んでいた。
 社協では2月9日から12日まで、ボランティアが住民たちと一緒に雪かきするワークキャンプを実施し、地元住民との交流を図る考え。


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2018年01月30日

自転車で徒歩で、長浜満喫を

ジャパンエコトラックに登録
 自転車やトレッキングなどを楽しみながら地域の自然や歴史、文化を体験できる観光ルート「ジャパンエコトラック」の公式エリアに「北びわ湖・長浜」が登録された。全国で11件目、県内では米原市の「びわ湖・伊吹山」に続いて2件目。
 ジャパンエコトラックは、アウトドア用品メーカー「モンベル」に事務局を置く「ジャパンエコトラック推進協議会」が提唱する旅の新しいスタイル。トレッキングや自転車、カヤックなど人力による移動手段で、日本各地の豊かな自然を体感し、地域の歴史や文化、人々との交流を楽しんでもらおうと、全国でルート選定を進めている。
 長浜市とモンベルが昨年、包括協定を結んだのを縁に、ルート選定が進められてきた。自転車で巡る「湖北平野〜清流草野川」「奥びわ湖周遊」、トレッキングの「賤ヶ岳縦走」「横山岳登山」の9ルートのほか、カヤックの「北びわ湖カヤックフィールド」を設定している。ルートを紹介する冊子(写真)3万5000部を発行し、25日から全国のモンベル直営店114店舗で配布を始めた。
 これまでに登録された他の10エリアは自然の豊かさに主眼を置いているのに対し、長浜は歴史や文化も満喫できるうえ、京阪神からのアクセスも便利。市スポーツ振興課は「これまで豊かな自然が十分に生かされていなかったが、これを機に長浜の良さを掘り起こしたい」と話している。市は今後、ジャパンエコトラックの認定ルートの案内サインを設置し、道の駅などに自転車を置けるバイクラックを整備する方針。


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2018年01月29日

村中監督率いる彦根東も

春のセンバツ、近江・膳所と3校出場
 甲子園球場で3月23日から始まる第90回記念選抜高校野球大会に26日、滋賀県から彦根東、近江(ともに彦根市)、膳所(大津市)の3校が出場することが決まった。同府県からの3校出場は第73回の茨城以来で戦後、6例目。滋賀県からの複数校選出は史上初。

 9年ぶり4回目の出場となる彦根東は昨秋の県大会では3位だったが、近畿大会で兵庫1位の明石商に勝利。8強入りしたことなどが評価された。
 今年はエースの増居翔太投手(2年)を中心とした守りのチーム。増居投手は左腕から繰り出す直球とスライダーが武器で、コントロールが良く、ピッチングも安定。最小失点に抑える能力があるため、チームは得点圏にランナーを送り、エンドランやバントを絡め、着実に加点する野球を心がけている。
 虎姫高校出身の村中隆之監督は日ごろの練習の成果を本番でも発揮できるよう常に選手たちに指示。秋の大会以降、試合を重ねることに選手たちが監督の意向に沿うようなプレーができるようになり、成長し続けている。
 野球部を支援する体制も充実しており、監督、コーチ、トレーナーのほか、後援会、OB会が一体となり、夏春連続、甲子園出場を目指してきた成果が現れた。
 湖北地域からは1塁手の山岡右京(1年、高月)をはじめ、嶋崎詠(2年、湖北)、伊吹潤也(2年、米原)、水谷洸太郎(2年、湖北)、西前颯真(1年、長浜西)選手のベンチ入りも予想される。

 3年ぶり5回目の「センバツ」出場となった近江は昨秋の県大会で優勝。近畿大会も4強入りし、堂々の選出。
 今年のチームは投打のバランスが良く、近年にない高いレベルを誇る。選手層が厚く、特に投手陣は粒揃い。2年の左腕、金城登耶投手は140㌔近いストレートが武器。同じく左腕の林優樹投手(1年)は得意のチェンジアップで打者を翻ろう。右腕の本格派投手らも控えており、万全の投手陣。
 守備もセンターラインを中心に堅い。1年の有馬諒捕手は超高校級で、強肩。北村恵吾1塁手(2年)はグローブさばきがうまく、内外野ともソツがない。打線はクリーンナップを中心に長打力があり、ホームランを打てる選手が揃っている。
 厳しい冬のトレーニングを乗り越え、どの選手もひと回り大きくなっており、強豪の大阪桐蔭などとひけを取らない力をつけてきた。


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2018年01月26日

余呉町中河内で177㎝

長浜に大雪警報、一部小中で休校
 冬型の気圧配置が続き、強い寒気が流れ込んだ26日朝、湖北地域でも大雪となった。
 26日午前8時現在の積雪量は余呉町中河内で177、米原市甲津原96、木之本町金居原80、高山町55、湖北町速水44、小堀町33(単位=㌢)となっている。
 雪の影響で木之本町金居原の国道303号線をはじめ、余呉や木之本の山間部の一部県道が通行止め。鉄道では北陸線、琵琶湖線、東海道新幹線で遅れが出た。
 長浜には大雪警報が発令され、旧長浜市内と旧浅井の全小学校、虎姫、びわ北・南、朝日小と浅井中が休校。高月の小中5校と木之本の伊香具小が始業時間を1時間遅らせた。
 ファミリー向けのゲレンデ、ウッディパル余呉内の赤子山スキー場(中之郷)は80㌢の積雪。同スキー場によると25日の夜から50㌢程度の雪が積もったといい、「家族でそり滑りや雪遊びを楽しんで」と話している。
 福井県境にある余呉高原スキー場YAP(同町中河内)のゲレンデは積雪280㌢。パウダースノー(粉雪)が新たに降り、滑りやすくなっている。同スキー場は初心者から上級者まで楽しめ、土曜にはナイター営業(午後5時半〜11時)も。車で来場できるよう周辺道路を重機で除雪している。「週末は雪も止むことが予想され、ベストコンデションになるだろう」と話している。
 彦根地方気象台によると、雪雲が湖北に流れ込んでおり、今後も断続的に雪は降る見込みだが、寒波の峠は過ぎたとみている。ただ、大雪警報は27日朝まで継続する見通しで、車の運転などに注意を呼びかけている。


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2018年01月25日

世界大会、銅メダルに貢献

球児をサポート、理学療法士・堀口さん
 長浜赤十字病院リハビリテーション科の理学療法士・堀口幸二さん(48)は昨年、カナダで開かれた高校野球世界大会(U—18ワールドカップ)侍ジャパンのメディカル責任者としてチームに帯同し、3位入賞に貢献。春夏、甲子園で開かれる全国高校野球大会もサポートするなど、球児の傷害予防に功績をあげている。
 堀口さんは虎姫高校時代、野球部で左手を負傷しながら、翌日からの公式戦に強行出場した苦い経験を元に、理学療法士を目指そうと、岐阜の専門学校に入学した。同病院では主に病後のリハビリを担当しているが、20年前、一般財団法人「アスリートケア」(旧スポーツ傷害理学療法研究会)の紹介で、甲子園大会を見学したのをきっかけに、高校野球のサポートもするように。現在は甲子園担当理事を務めている。
 大会期間中、試合前は選手にテーピングしたり、爪やマメの処理を、試合中は交錯プレーなどによるねん挫や傷の処置をしている。堀口さんは後進を指導しながら、責任者として大会中の傷病をすべて掌握している。
 また、10年前には田中将大選手(駒大苫小牧↓ニューヨークヤンキース)、斉藤佑樹選手(早実↓日本ハム)らとともに日米親善大会に参加。
 昨年9月の世界大会にも帯同し、早実の清宮幸太郎選手(日本ハム)や広陵の中村奨成選手(広島)ら高校野球界のスーパースターたちで編成されたチームのスタッフとして、選手たちの体を入念にケアしたことなどが功を奏し、銅メダルを獲得した。
 県高校野球連盟からの依頼で、3月までは春のセンバツ出場が有力視される近江、彦根東の選手たちの関節、筋肉のチェックやコンデショニングの指導をする。
 堀口さんは「少年たちがスポーツをいつまでもできる環境を整えたい。トップクラスのアスリートが生まれることが夢」と話している。


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2018年01月24日

給食に「うまいっ」安納芋

友好都市、西之表市の特産
 長浜市内の学校給食に23日から、友好都市・鹿児島県西之表市の特産、安納芋がお目見えした。
 両市が友好都市となって今年度30周年を迎えたことから、互いの食文化を体験しようと、長浜市からは近江米コシヒカリ140㌔を贈り、西之表市の種子島からは安納芋500㌔がプレゼントされた。
 速水小学校では23日午前、教職員が西之表市の歴史や「さつまいもの王様」といわれる安納芋の特徴などを紹介。給食に安納芋入りのかき揚げが出ると、児童たちは口いっぱいにほおばり、2年の梶原真央さんは「甘かったし、ご飯に合い、とてもおいしかった」と話していた。
 長浜市では31日までに、市内49校園で、安納芋をかき揚げや天ぷら、さつま汁に調理して子どもたちに提供する。


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2018年01月23日

中川君ら近畿大会3位入賞

粘り強いプレー光る 3月には全国大会
 ソフトテニスの近畿小学生選抜インドア大会が20、21日、長浜バイオ大学ドームで開かれ、中川翔喜君(神照小6年)と玉置毅斗君(近江八幡市立金田小6年)のペアが3位に入賞。中川君は3月に千葉県白子町で開かれるシングルスの全国大会への出場も決まっており、「近畿大会の3位入賞は嬉しいけど、優勝したかった。全国大会では優勝を目指す」と意気込んでいる。
 中川・玉置ペアは昨年10月の県大会で優勝し、近畿大会への出場権を獲得。72組が出場した近畿大会では予選、決勝トーナメントを順調に勝ち上がり、昨年、全国大会で優勝した強豪を破るなどして3位入賞を果たした。中川君と玉置君は団体戦にも滋賀チーム代表として出場し、3位に入った。監督の藤森良夫さん(50)は「よく走ってボールを拾い、粘り強いプレーをしてくれた。大会前にいろんなチームと練習試合した成果が出た」と振り返っている。
 中川君は昨年11月に開かれたシングルスの県大会でも優勝し、全国大会への出場を控えている。「近畿大会ではよく走って粘れた。全国大会までにもっと走り込んで、しっかり打てるようになりたい」と練習に励んでいる。


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2018年01月22日

金賞は奥長彩知さん

長浜城「歴史新聞コンクール」
 自由研究コンクール「長浜城H—1グランプリ」の優秀作品が決まり、21日、臨湖で表彰式が行われた。
 長浜城歴史博物館と同館友の会が、子どもたちの思考力や創造力、表現力を育もうと、2011年から始めたもので、今回は「ぼく・わたしの住んでいる地域の歴史や人物」をテーマに新聞スタイルの作品を募集。市内の小中学生から過去最多の275点の応募があり、最優秀の金賞には湯田小4年・奥長彩知さんの「マンホールから知った長浜の歴史」が選ばれた。
 奥長さんは黒壁界隈で、「ひょうたん」がデザインされたマンホールを見つけ、家の近くのものと絵柄が違っていることに気付き、取材を開始した。
 調べるうち、旧町ごとに柄が異なることがわかり各地に出向き、写真に収めた。描かれている図柄を解説し、「ひょうたん」が12個描かれていること、祖父から平成の大合併があり、9つの市町がひとつになったことを聞き、紙面にまとめた。
 奥長さんは「生活のために必要なものから発見が生まれた。マンホールには歴史が詰まっていた」と受賞の喜びを語っていた。
◇   ◇
 このほか、優秀作品には次の4人が選ばれた。
 ▽銀賞=「写真と絵で見る長浜の移り変わり」長浜小6年・寺村葵衣さん
 祖母が持っていた古い写真集を見て、今と風景が異なることに気付き、駅前通りや市街地などを取材。写真を撮り、昔の写真と比べ、今は丸みを帯びた建物が多いことを発見した。「長浜を調べるうち、愛着がわいてきた。中学になっても応募し、さらに上の賞を目指したい」。
 ▽銅賞=「浅井中新聞」浅井中2年・宇野晃平君
 通学路に元三大師に関する石柱があり、気になって調査を始め、看板がある虎姫駅や玉泉寺などを取材。どうしたら、みんなが興味を持って見てもらえるか、絵や写真、色使いを考えて紙面をレイアウト。「より多くの人に浅井、虎姫に元三大師というすごい人がいたことを知ってほしい」。
 ▽敢闘賞=「ないとー新聞」浅井中2年・脇坂結愛さん
 本を読んでいて、戦国時代、内藤信成という武将が地元にいたことがわかり、調べた。人目を引く「ないとー」というタイトルにし、図書館やインターネットで調べ、人物像に迫った。「あまり知られていない人にスポットを当てることができた。調べるうちに、ますます長浜が好きになった」。
 ▽審査員特別賞=「誓願寺新聞」湯田小4年・田中咲太朗君
 近所にある誓願寺は普段からよく遊ぶ所。優しい住職とも仲良く、詳しく調べてみることに、750年前、建築されたことや「内保城」と呼ばれていたこと、湖北十カ寺で戦国武将たちと深い関わりがあったことなどがわかった。「教科書に載っていないことを知って嬉しかった」。
 なお、入選作品は22日から3月11日まで長浜城歴史博物館で展示している。


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2018年01月20日

臨機応変、機敏な消火

湖北町今西で文化財消防訓練
 文化財防火デー(26日)を前に、湖北町今西の白髭神社で20日、文化財消防訓練があり、地元住民ら約40人が歴史遺産を火災から守るための訓練を行った。
 訓練は境内で雑草火災が発生し、火が本殿や隣家に燃え移りそうになっている、と想定。発見者が119番通報をしながら、付近の住民を呼び集め、消火器で消火するとともに、文化財(模型)を安全な場所に移動。地元消防団や長浜消防署東浅井分署のホース連結による消火活動も行われた。参加者は現場の状況に応じて放水位置を変えるなどし、真剣な表情で訓練をしていた。
 神社には国指定の文化財、木製の狛犬(現在、琵琶湖文化館に寄託)がある。訓練後、文化財の調査、保存を担当する市市民協働部・太田浩司次長は「機敏な消火活動に感服した。混乱なく消火活動できたのは基本がしっかりできているから。臨機応変にできたことにも価値がある」と講評。「地元には文化財がたくさんある。訓練を通して、どこに、どのようなものがあるのか、文化財に注目し、認識を深めてもらえれば」と話していた。


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2018年01月19日

湖北の日本遺産 竹生島と菅浦の魅力を紹介

20日から長浜城歴史博物館で企画展
 日本遺産に登録された竹生島と西浅井町菅浦の魅力を再認識してもらおうと、長浜城歴史博物館は20日から企画展「湖北の日本遺産—竹生島と菅浦」を開く。
 地域の文化財や伝承を観光資源として活用するために国が認定する「日本遺産」。現在、全国で54件あり、竹生島と菅浦も「琵琶湖とその水辺景観—祈りと暮らしの水遺産」の構成文化財として認定されている。企画展では古文書や美術工芸品など51件の資料を通して竹生島と菅浦の魅力を伝えるとともに、日本遺産という新しい制度について紹介する。
 竹生島宝厳寺の「木造弁才天坐像」(1557年)は、祭礼「蓮華会」で奉納された弁才天像として現存する最古のもの。弁才天は竹生島信仰の中核を担い、蓮華会では竹生島の弁才天を本尊、地元有力者を頭役とし、地域の信仰心と結束を維持してきた。展示する坐像は坂田郡平方庄(現在の平方町付近)の仏師・重清の作品で、川路浜(現在の南浜町・大浜町)の惣兵衛が頭役を受けた際に造った。
 「浅井久政書状」(1558年)は竹生島が大火に見舞われた際、久政が島に預けていた品物を、僧が運び出し小谷城に届けたことに対する礼状。戦国大名浅井氏と竹生島の密接な関係がうかがえる。
 菅浦の須賀神社に伝わる「菅浦惣庄置文」(1461年)は中世の自治組織「惣」の実態を紐解く重要文化財「菅浦文書」の一つ。盗人を裁くときは私的感情を入れず法と証拠に基づいた裁判を行うことを説いた掟が記されており、菅浦が警察権や裁判権を持つ高度な自治村落であったことをうかがわせる有名な史料。入館料は大人400円、小中学生200円(長浜・米原市内は無料)。午前9時から午後5時、2月25日まで。2月3日午後1時半から展示説明会がある。


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2018年01月18日

ラリックの魅力伝え20年

「心静かなひと時を」 朝日町の成田美術館
 フランスのガラス工芸家ルネ・ラリック(1860〜1945年)の作品を展示している成田美術館(朝日町)が今年で開館20年を迎えた。エミール・ガレ、ドーム兄弟と並ぶ近代ガラス工芸家のラリックに魅了された館長の成田光子さんが国内外で収集した数々のコレクションを公開し、県内外のラリックファンを虜にしている。
 ラリックはフランス・シャンパーニュ地方の恵まれた自然に囲まれて幼少期を過ごし、豊かな感性を育んだ。アール・ヌーヴォー期は宝飾作家として、アール・デコ期にはガラス作家として活躍し、植物や小動物など「自然」をモチーフにした作品を好んで制作した。
 成田さんは50年余り前に両親からラリックの白鷲文様の花器をプレゼントされたのを機にラリックのガラス工芸に魅了され、以来、こつこつと作品を収集。所有する家屋の解体話が持ち上がったのを機に、「ラリックの作品をきれいに見せてあげたい」と、美術館の建設に踏み切った。
 200点を超えるコレクションの中から常時50点余りを公開。作品を1点ずつケースに納め、それぞれの作品が最も美しくなるライティングを心掛けている。ラリックの作品は光を当てる角度によって表情や印象を変えると言われ、「リピーターのお客様が多いので、展示替えの際はライティングがうまくできているか、ドキドキすることもあります」と副館長の成田充代さん。
 美術館は静かな北国街道沿いにあり、多くの観光客でにぎわう黒壁スクエアとは趣が異なる。オープンして20年。全国のラリックファンの間では知らない人はいないが、地元・長浜では訪れたことのない市民が少なくなく「長浜市にこんな美術館があるのを知らなかった」との声も聞かれる。充代さんは「たくさんのお客様に来て頂けると嬉しいですけど、小さな美術館ですので。ラリックの作品を鑑賞し、心静かなひと時を過ごしていただければ」と話している。
 入館料は大人800円、大学・高校生600円、小中学生500円。午前10時から午後5時まで。月曜休館。


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2018年01月17日

涌井君ら 近畿大会へ

スキー大回転 教育長から激励
 湖北中1年の涌井元気君と鏡岡中1年の桐畑遥さんが21、22日に奥神鍋スキー場(兵庫県)で開かれる近畿中学校スキー大会のジャイアントスラローム競技(大回転)に県代表として出場する。
 今月12日に箱館山スキー場で行われた県大会で、涌井君が4位、桐畑さんが11位に入賞し、それぞれ近畿大会への出場権を獲得した。涌井君は2月8日に秋田県鹿角市で開幕する全国大会にも出場する。
 16日、市役所で開かれた壮行会に出席し、涌井君は「昨年のジュニアオリンピック出場の経験と、日ごろのトレーニングの成果を発揮し、自分らしく最高の滑りができるよう頑張る」、桐畑さんは「近畿大会の目標は最後まで完走すること。鏡岡中は今年が最後なので、校名を胸に一生懸命頑張る」とそれぞれ抱負を語った。北川貢造教育長は「全力を出し、存分にやってきてください。市民みんなで応援しています」と激励していた。


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2018年01月16日

奥琵琶湖の魅力、カヌーで

西浅井に移住し「ラダー」田中さん
 西浅井町大浦に19年前、移住した田中伸征さん(48)はカヌーなどアウトドアスポーツを通じて、奥琵琶湖の魅力を発信している。
 大阪府豊中市生まれの田中さんは龍谷大時代からカヌーやスキーなどが趣味で、卒業後も自然が多い滋賀県に住み、草津市の会社に勤務。ペンション経営が夢で、資金を貯めるため、ログハウスを建てるアルバイトをし、2年後、会社を辞め、大阪のレストランで料理を修業した。
 菅浦のペンションオーナーの紹介で、大浦地先の土地を借り、2階建て約200平方㍍のログハウスを建設。結婚したばかりの美和さん(43)と1999年、ペンション&カフェレストラン「ラダー」をオープンした。
 田中さんは経験を生かし、カヌーやスノーシュー、釣りなどアウトドアアクティビティができる体験ツアーを企画。風光明媚な奥琵琶湖をガイドしている。
 田中さんは「適度に体を動かし、爽快感がある。景色や生き物を肌に感じてもらえる」とカヌーの醍醐味を語る。また、湖北は四季を通じて自然が楽しめ、新しい発見も。「ここの自然が気に入っている。お客様とアクティビティをし、四季折々の自然を共有できれば」と話す。
 最近はカメラに凝っており、「地元の人が知らないことを写真で発信したい」とSNSに投稿。長女の碧さん(12)や次女の澪ちゃん(8)も生き物や自然が大好きで、写真が趣味の碧さんは躍動感あふれるビワマスを激写。コンテストで優勝している。
 昨年4月、土砂崩れで湖周道路が通行止めとなり、車が減ったが、その代わり、サルやイノシシ、アナグマやカワセミ、ムササビが出没するようになり、さらに魅力を増している。
 ペンションでは地場産野菜や湖魚、有精卵などを使用したメニューを提供。室内は木の雰囲気を大切にし、大きな薪暖炉を設置し、炎々と燃える様子を見ながら、時を忘れてゆったり過ごすことができる。


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2018年01月15日

鳥居虹心さんの作品ルーヴルへ

こども絵画コンクール、21万点の中から銀賞に輝く
 約21万点の応募があった「第41回こども絵画コンクール」(住友生命主催)で、長浜西幼稚園の鳥居虹心さん(6)の作品が銀賞に輝き、3月2日から1カ月間、フランス・パリのルーヴル美術館に展示されることになった。
 コンクールは「おしえて!たからもの」をテーマに、全国の中学生以下を対象に作品を募集。21万2858点の応募があり、特別賞、金賞、銀賞の計105点がルーブル美術館で展示される。
 鳥居さんの作品は「おかあさんがにのたからもの」。カニの母親が赤ちゃんを背に乗せている様子を元気いっぱいに描き、笑顔のオタマジャクシが親子を囲んでいる。「カニの足がいっぱい生えていているので描くのが難しかった」と話している。
 もともと絵を描いたり、工作をするのが好きな鳥居さん。昨年5月から父親のすすめで一の宮町の絵画教室「長浜ジュニアアート」に通い、月3回の教室を楽しんでいる。作品がルーヴル美術館に展示されることに「絵が外国に行くのは嬉しい」と笑顔を見せている。


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2018年01月12日

感性と個性光る200点ずらり

私立保育園18園の絵画展、リュートプラザで15日まで
 長浜、米原両市の私立18保育園の園児の作品を並べた絵画展が12日からリュートプラザで始まった。15日まで。
 県私立保育連盟の主催で、各園から提出のあった約200点を展示。ドングリやザリガニなど身近な自然、生物をはじめ、芋掘りやクリスマス、もちつきなど園児の印象に残った出来事、「笠地蔵」「おむすびころりん」などの童話や絵本の一場面を、画用紙いっぱいにクレヨンや絵の具で描いている。作品には一の宮町で絵画教室を主宰する西川淳子さんが講評を添えている。西川さんは「色が美しく、内容も豊か。子ども達が楽しみながら描いている姿が目に浮かびます」と話している。午前9時から午後5時まで(最終日は同3時まで)。


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漢字で遊ぼう2018 答え[長浜版]


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漢字で遊ぼう2018 答え[伊香・東浅井・米原版]


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2018年01月11日

地酒53銘柄を飲み比べ

14日、長浜市街地で 共同開発の梅酒も
 長浜バイオ大の学生が企画し、県内の酒造会社11社が協力する「地の酒フェスタ」が14日、市街地の商業施設「パウビル」1階を主会場に開かれる。
 フェスタは同大学の魅力づくりプロジェクトの一環。学生が佐藤酒造(榎木町)と共同で開発した梅酒をはじめ、研究室が培養した酵母で仕込んだ冨田酒造(木之本町木之本)の純米酒など53銘柄を、1杯100円から飲み比べできる。特に梅酒は、学生が青梅の摘み取りから、アルコール度数や糖度の分析、マーケティングまで関わって「盆梅のまちにふさわしい」商品に仕上げているという。当日は学生が牛すじ煮込みやもつ鍋、おでんなどを販売する。
 このほか、間もなく解体工事が始まるパウビルが買い物客でにぎわった往時の姿を写真パネルで展示する。また、子ども向けには地図を頼りに謎解きを楽しむ「脱出ゲーム」(参加費500円)も催す。午前10時から午後4時まで(脱出ゲームは同3時まで)。問い合わせは長浜バイオ大学支援センター☎(64)8132へ。
◇   ◇
 フェスタに協力する酒造会社は次のとおり。
 近江酒造、太田酒造、岡村本家、川島酒造、佐藤酒造、冨田酒造、増本藤兵衛酒造場、山岡酒造、山路酒造、大沢ワインズ、長濱浪漫ビール。


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2018年01月10日

長浜盆梅展が開幕

西陣織の立体的情景作品も展示
 新春の風物詩「長浜盆梅展」が10日、港町の慶雲館で開幕。かすかな梅の香を漂わせている。
 盆梅展は昭和26年、東浅井郡上草野村高山(現・高山町)の故・高山七蔵翁が市に盆梅数十鉢を寄贈したのをきっかけに、翌27年から始まった。今年で67回目を迎える伝統の催し。
 市が育てている盆梅約300鉢のうち、見ごろを迎えた90鉢を展示。白梅の「白雲」や「花麒麟」などは見ごろを迎えている。同館によると、年末年始の冷え込みにより、例年と比べ開花は2、3日遅い。ただ、全体的につぼみが膨らみ始めており、今後の気候により、若干、早まる可能性も。
 小川喜弘館長は「花だけでなく、幹や鉢植え全体、庭や建物の雰囲気を楽しんでほしい」と話している。
◇   ◇
 会場には西陣織で織り上げた「長浜盆梅展情景」が飾られている。
 作品は京都市の西陣美術工房が製作、寄贈したもの。昨秋、同館で西陣織展を開催したのが縁で作られ、高さ46㌢、幅約84㌢。会場の風景を立体的に縦糸4000本、横糸2万本で超微細に紡いでいる。
 このほか、3月11日までの会期中、梅酒まつりや俳句まつりなど、さまざまな催しを企画。開館時間は午前9時から午後5時。観覧料は大人500円、小中学生200円。


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2018年01月09日

杉野入り、地元住民が歓迎

三日月知事「4年だけでは」次期に意欲
 木之本町杉野で、暮らしながら湖北地域を見て回る三日月大造知事の短期居住が8日から始まり、初日の夜、地元住民が知事を歓迎した。
 知事は11日まで、田舎暮し体験住宅「さきち」に宿泊し、バスや電車を利用して大津の県庁まで約1時間半かけ、通勤。期間中、湖北の冬の厳しさや生活を味わい、伝統産業や文化を見て回り、関係者と対話する。
 歓迎会には杉野地域の自治会長や「さきち」を運営する地元住民ら約20人が参加。知事は「『雪のある湖北に来い』と言われ、3年前、初めてオコナイの時に来た。『1回ではわからんやろう』と言われ、2年前の1月に再び来たが、雪が無かった。『お前が来た時には降らんのや』『今度は雪のある所に来い』と言われ、昨年は米原、今年は杉野に寄せてもらった」と田舎暮しの経緯を説明。「来たらええがな。来たら教えたるがなと、ご縁をいただけるのは大変ありがたい」と参加者に謝意を述べた。
 「昼間、地元を案内してもらい、道路や造林公社、山の木々、林道、川などの課題をいただいた。ひとつでも前に進んだとか、解決に近づいた、とか言ってもらえるように、市や関係機関と協力してやってゆきたい」と抱負を語り、「私も4年目になった。4年だけではなかなか責任も果たせない、と思うところもある。その折には、お力添えをよろしくお願いしたい」などと、2期目に向け、意欲を示した。
 知事は10日、西浅井町大浦湾でエリ漁を視察するほか、冨田人形共遊団のメンバーと意見交換。木之本で和楽器用糸の製造現場を見学したり、自伐型林業に取り組む地域おこし協力隊の隊員と対話する予定。


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2018年01月06日

消防団員ら防災決意新たに

一斉放水力強く、長浜市消防出初式
 長浜市消防出初式(市、県消防協会長浜支部主催)が6日、市役所浅井支所一帯で行われ、湖北地域消防本部と消防団、企業の自衛消防隊などから合わせて約600人、車両15台が参加した。
 各消防団が整列する中、山崎重男・市消防団団長が訓示。長浜市内でここ2年間で建物火災により7人が亡くなったことを取り上げ、「火災をゼロにするのは難しいが、亡くなられる方をゼロにすることは可能」と火災報知機の設置推進を訴えた。また、昨年、台風による災害が相次いだことを念頭に「災害は必ずやってくる。我々消防団は助ける側にいることを自覚し、消防団員としての意識と責務の重要性を深く認識し、家族、市民の皆さんの厚い信頼と期待に応えていただきたい」と呼びかけていた。
 その後、車両7台による一斉放水が行われ、各団員が12万市民を火災や自然災害から守る決意を新たにしていた。
 式後は会場を浅井文化ホールに移して功績章や永年勤続などの表彰が行われた。県消防協会長表彰・功績章に輝いたのは次の皆さん。
 清水敬子(団本部)、矢野充(長浜西)、八釣浩(同)、西堀浩和(長浜東)、中川清太郎(浅井)、福本勇(びわ)、松本範生(湖北)、野川弘志(高月)、山内保隆(木之本)、三國真二(余呉)、西村武志(同)、藤谷悠紀雄(西浅井)、安藤清英(同)。


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2018年01月05日

そろばん上達願い はじき初め

長浜八幡宮で湖北珠算教育連盟の子ども達
 そろばんの上達を願う「新春はじき初め」が4日、長浜八幡宮で開かれた。
 湖北珠算教育連盟(東野矢余男会長)の主催で、長浜、米原の9教室に通う幼稚園児から小学6年生までの約110人が参加した。
 子ども達は本殿で学業成就やそろばんの上達などを願って祈祷を受けた後、能舞台ではじき初め。幅約110㌢、奥行き約30㌢の大きなそろばんを使って読み上げ算に挑戦していた。
 長浜小2年の松井陸真君は「今年は掛け算をしっかり覚えたい」、長浜北小3年の服部和夢希君は「大きななそろばんを弾いて楽しかった。そろばんで1級を目指したい」とそれぞれ抱負を語っていた。


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2018年01月04日

3が日、13.9万人訪れる

長浜八幡宮、初詣客
 例年、多くの初詣客で賑わう長浜八幡宮。同神社によると3が日は雪の影響などで平年(約15万人)と比べ、若干少ない13万9000人の参拝客が訪れたという。
 3日午後は一時、吹雪に見舞われたものの、参拝の足は途絶えず、境内の駐車場は満車。本殿前では「学業成就」や「家内安全」などを祈る人たち、社務所前にはおみくじを求める人たちで長蛇の列ができた。


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