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加藤家文書を市文化財に

常喜村の地侍、浅井氏からの礼状など
 長浜市教委は27日、常喜町の個人が所有する古文書「加藤家文書」を市指定文化財に指定した。
 文書は室町時代以降、坂田郡常喜村に居住した地侍の加藤家に伝来した23通の文書からなる。戦国大名浅井氏の2代・久政、3代・長政から送られた書状を核とし、加藤家から浅井家に送った小練柿(御所柿の異名とされる)に対する礼状などが含まれている。加藤家屋敷の北西には最近まで小練柿の木が残っており、地元では長政にその実を献上したとの伝承が残っていた。初代・亮政の実兄・政種の文書にも小練柿への礼状があり、市歴史遺産課では、小練柿が中世の常喜村の名産だった可能性を指摘している。
 このほか、1585年から90年まで佐和山城主を務めた堀尾吉晴が高島郡の領主・京極高次に宛てた文書では、常喜村で実施する「道具改」について、加藤九郎次郎の所領に対しては高次の「家人」であることから、緩和する旨を記している。「道具改」の詳細は不明だが、同課では「秀吉が発令した『刀狩り』(1588年)の原型の可能性もある」と分析している。


2017年12月28日 15:58 |


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