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声掛け合い、患者避難誘導

長浜病院で消防訓練 90人てきぱきと
 市立長浜病院は27日、火災発生を想定した消防訓練を行い、看護師らが患者の避難誘導や初期消火に取り組んだ。
 訓練は深夜に別館3階病棟で火災が発生し炎と煙が立ち込めたと想定。患者役のスタッフ32人を含め、看護師や医師、薬剤師、職員ら約90人が参加した。
 参加者は火災発生を受けて消防機関に通報し、初期消火に取り組んだ。その後、全病室の患者を2階へ避難搬送。患者に寄り添って「痛いところはないですか」と声を掛けながら誘導し、車椅子や寝たきりの患者は災害時に使用するエアーストレッチャーに乗せ替えて4〜6人がかりで運んだ。それぞれの病室の扉には安否確認の完了を意味する「×」印を付け、「あと何人残っていますか」「応援をお願いします」などと声を掛け合いながら、約20分で階下への避難を完了させた。
 訓練に立ち会った湖北地域消防本部職員は「スムーズに実施され、患者の情報も的確に伝達されていた」と評価したうえで、「×」印の付いた部屋を再確認するケースがあったことから「火災が発生し、煙も充満している。確認した部屋にもう1度入ることは自分を危険にさらすことになる」と指摘。患者をストレッチャーに乗せ替える順番待ちができたことにも触れ、「背負うなり、抱きかかえるなどして、早く避難して欲しい」とアドバイスしていた。
 同病院看護科の遠藤邦枝科長補佐は「患者さんが不安になったり、パニックになったりした場合どうするのかなど、患者さんの安全を最優先に素早く避難できるように、事前に話し合っていた。避難の手順が再確認できてよかった」と訓練を振り返っていた。


2017年11月28日 16:23 |


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