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モロッコで日本語を指導

濱中さんが帰国報告 国民性など紹介
 JICA(国際協力機構)のボランティア隊員として北アフリカ・モロッコで日本語教育に取り組んでいた濱中誠さん(49)=勝町=がこのほど帰国。21日、藤井勇治市長を表敬訪問し、現地のようすを報告した。
 2015年10月から2年間、モロッコの首都ラバトにある国立モハメッド5世大学で日本語講座の講師を務めた。当初は大学の日本語学科設立構想を支援する予定だったが、現実は「遠い将来の夢のようなもの」だったことから、日本語講座の運営と授業、モロッコ人教師への指導を行った。同国では日本のアニメや漫画が人気で日本語講座の受講を希望する学生が多いが、教師不足のため受講生をテストで選抜。日本語教育の継続と教師育成にはカリキュラムを変える必要があると大学に提言したという。
 濱中さんは複数の教え子が日本語スピーチ大会で入賞したことを「2年間の活動で一番嬉しかった」と藤井市長に語った。また、教師不足が顕著な日本語講座に対し、中国は潤沢に資金を背景に「孔子学院」を建設して中国語や中国文化を積極的に発信し、学生の人気を集めていることを報告していた。
 現地での2年間の暮らしについて、1日5回の礼拝を告げるためスピーカーから流れる呼び掛け「アザーン」に合わせて生活のリズムを刻み、モロッコ人については約束事をしても「インシャ・アッラー」(神の思し召しのままに・神のみぞ知る)との返事で、すっぽかされることも少なくないと、その国民性を紹介していた。藤井市長は濱中さんの体験談に耳を傾けながら「ご苦労さまでした」などと労っていた。


2017年11月22日 16:39 |


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