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高齢者の足「おでかけ号」出発

長浜市が社協に委託 買い物支援に活用
 高齢者の買い物や通院、サロンへの送迎のために、長浜市社会福祉協議会がボランティア団体などに貸し出している車両。長浜市の委託事業として16日、新たに1台が加わり、4台体制へと充実した。
 車に乗れない高齢者世帯の外出を支援するため、社協では10人乗りの公用車両3台を、各地区社協(15団体)、神田、西黒田、余呉地域の生活支援ボランティア団体の計18団体に無償で貸し出している。
 新しく配備したのは10人乗りの「ながはまおでかけ号」。長浜市が社協に事業を委託する形でリース費用など109万円を負担した。地域の高齢者の外出支援などに取り組む「神田サポート会」がさっそく利用することとなり、この日、神田まちづくりセンターで出発式が行われた。
 藤井勇治市長からキーのレプリカを受け取った長浜社協の冨永喜久男会長は「地域住民の支援活動がますます活発化することを嬉しく思う。支え合いの心と幸せを運ぶことを祈念します」、神田サポート会の畑澤誠一郎会長は「公共交通機関の利便性が低下する中、外出支援が必要になっている。今後とも市の支援を期待します」とあいさつしていた。式の後、地域の高齢者7人が車に乗り込み、フタバヤ近江店などに向かった。
 長浜市が「第7期ゴールドプラン」(高齢者保健福祉計画・介護保険事業計画)の策定にあたり、今年1、2月に実施した高齢者実態調査(65歳以上の市民2400人を対象、有効回収率68・5%)によると、「今の生活を続けていくために必要な支援」として「通院手段の確保」が31・0%、「買い物支援」が19・8%を占めた。また、理想の地域として「送迎を気楽に頼める人がいる」との回答も38・3%にのぼり、市内の高齢者が通院や買い物の送迎を求めていることがうかがえる。
 神田サポート会では月2、3回、社協から車両を借りて近隣の商業施設への「お買い物ツアー」を実施し、地域住民から歓迎されている。


2017年11月16日 16:24 |


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