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2017年11月18日

古民家を手作りで絵画教室に

 朝日町に古民家をリフォームした絵画教室「ナガハマ アート ラボ」がオープンした。
 主宰の松野智樹さん(33)=彦根市芹中町=は、大阪成蹊大学美術学部で油絵などを学び、卒業後は作家の傍ら、古民家をギャラリーにリメイクするプロジェクトに参加したり、イギリスを中心にヨーロッパで活動していた。
 新たな拠点、居場所となる場所を求め、3年前、長浜図書館近くにアトリエ兼教室を開設。近くに空き家があることを知り、移転することに。
 古民家は築100年余りの木造2階建。いわゆる「うなぎの寝床」で、8畳間が6部屋あった。松野さんはリメイクプロジェクトの技術を生かし、教え子たちの力を借りながら、わずか10日間ほどで畳の間を板張りに変え、壁などをリメイク。モチーフ棚や製作用の照明などを設置した。
 おしゃれな窓ガラス細工なども配しており、室内は落ち着いた雰囲気。「創作活動に没頭できるアトリエ」(松野さん)という。リフォームは途中段階で、改修過程を見ることもできる。
 松野さんは「創作活動にベストな環境づくり、居心地良いスペースを作りたかった。家に絵画を飾るなど、アートへの理解が進めば」と話している。
 教室には現在、子どもから大人まで約40人が通っており、年齢などでクラス分けしている。


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2017年11月17日

鶏足寺の紅葉、見ごろ

参道のレッドカーペット鮮やか
 木之本町古橋の鶏足寺で、紅葉が見ごろとなり、モミジ狩りを楽しむ観光客で賑わっている。
 参道には200本余りのモミジの古木が並んでおり、赤く色づいている。地元の人によると、ここ数日の厳しい冷え込みで、異常なほど落葉が早い。しかし、ここの売りは赤いカーペットを敷き詰めたような参道。
 参道の隣にはカメラスポットを演出する脇道が整備され、モミジが観光客に踏み荒らされず、より美しい光景が見られるようになった。この景色は1週間ほど続く。タイから訪れたカップルは「とても寒い。こんな素晴らしい光景は見たことがない」と感動していた。なお、奥びわ湖観光協会は散策の際、協力金200円を呼びかけている。


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2017年11月16日

高齢者の足「おでかけ号」出発

長浜市が社協に委託 買い物支援に活用
 高齢者の買い物や通院、サロンへの送迎のために、長浜市社会福祉協議会がボランティア団体などに貸し出している車両。長浜市の委託事業として16日、新たに1台が加わり、4台体制へと充実した。
 車に乗れない高齢者世帯の外出を支援するため、社協では10人乗りの公用車両3台を、各地区社協(15団体)、神田、西黒田、余呉地域の生活支援ボランティア団体の計18団体に無償で貸し出している。
 新しく配備したのは10人乗りの「ながはまおでかけ号」。長浜市が社協に事業を委託する形でリース費用など109万円を負担した。地域の高齢者の外出支援などに取り組む「神田サポート会」がさっそく利用することとなり、この日、神田まちづくりセンターで出発式が行われた。
 藤井勇治市長からキーのレプリカを受け取った長浜社協の冨永喜久男会長は「地域住民の支援活動がますます活発化することを嬉しく思う。支え合いの心と幸せを運ぶことを祈念します」、神田サポート会の畑澤誠一郎会長は「公共交通機関の利便性が低下する中、外出支援が必要になっている。今後とも市の支援を期待します」とあいさつしていた。式の後、地域の高齢者7人が車に乗り込み、フタバヤ近江店などに向かった。
 長浜市が「第7期ゴールドプラン」(高齢者保健福祉計画・介護保険事業計画)の策定にあたり、今年1、2月に実施した高齢者実態調査(65歳以上の市民2400人を対象、有効回収率68・5%)によると、「今の生活を続けていくために必要な支援」として「通院手段の確保」が31・0%、「買い物支援」が19・8%を占めた。また、理想の地域として「送迎を気楽に頼める人がいる」との回答も38・3%にのぼり、市内の高齢者が通院や買い物の送迎を求めていることがうかがえる。
 神田サポート会では月2、3回、社協から車両を借りて近隣の商業施設への「お買い物ツアー」を実施し、地域住民から歓迎されている。


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2017年11月15日

花の写真「今でしょ」

加藤さん夫妻、伊吹山の四季写真展
 米原市春照、伊吹山文化資料館で、伊吹山の花々をとらえた写真展が開かれている。
 名古屋市の加藤利秀さん(79)と妻の征子さん(79)はともに写真が趣味。日本園芸協会の「花の写真講座」を受講し、写真家・故秋山庄太郎さん率いる「風花の会」でも12年間、指導を受けた。これまで名古屋博物館で花や雑草をテーマに計4回、写真展を開いている。
 伊吹山山頂の「お花畑」は国の天然記念物に指定され、魅了された加藤夫妻は2008年以降、34回、伊吹山を登っており、情報を収集するため、同館も訪れている。
 写真展では山頂付近に咲くメタカラコウやアケボノソウ、シモツケソウやリンドウのほか、棲息するイヌワシやキツネ、ドライブウェイから望む朝日など約180点を並べている。
 加藤さんは「花の美しさを見てほしい」、同館職員は「冬を迎える今だから、資料館で伊吹の花を満喫してほしい」と話している。午前9時から午後5時、12月24日まで。入館料は一般200円、小中学生100円。月曜、祝日休館。


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2017年11月14日

17年ぶりの決勝進出

伊香高野球部、1年生大会
 伊香高野球部の1年生チームは「1年生大会」(県高校野球連盟主催)で17年ぶりに決勝戦に進出。19日午前10時から、彦根球場で近江と戦う。
 チームはこれまで光泉、比叡山、立命館守山など私学勢を僅差で勝利。12日、守山市民球場での準決勝、近江兄弟社戦も先制点を奪われながらも足を絡めた攻撃で同点に追いつき、センターの好返球やショートのファインプレーなどでピンチをしのぎながら、8回裏、ヒットをつなぎ、代打攻勢で逆転。4対2で勝った。
 1年生は23人。夏休み中、守備やバントなど基本的な練習を集中して行ったことが功を奏し、秋以降、急成長している。
 目立った選手はいないが、「送って、小技を絡める」スタイルで着実に加点し、劣勢でも終盤まで持ちこたえられ、逆転できる我慢の野球ができるようになった。
 川上僚太主将は「守備力とチームワークが良いチーム。バッテリーを中心に守り勝ってきた」と話し、小島義博監督は「我慢し、5回まで接戦に持ってゆき、後半に勝負をかけたい。自分たちの力を思う存分、発揮し、応援してくださっている地域の人たちに恩返したい」と意気込んでいる。


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2017年11月13日

「友情」をテーマに熱演

富永小で芳洲子どもミュージカル
 富永小学校の児童たちが11日、日朝外交に尽力し、ユネスコ「世界の記憶」に関連資料が登録された雨森芳洲の生涯を描いたミュージカルを上演。芳洲の生涯をミュージカルで表現した。
 同校は地元ゆかりの偉人の精神を学ぼうと、11年前から芳洲ミュージカルに取り組んでいる。台本は毎年、教諭が制作しており、元大学教授の野々垣恵信さんが指導。地元合唱団もバックアップしている。今年は「友情」をテーマに、9月下旬から全児童75人と教職員が力を合わせ練習していた。
 ミュージカルは芳洲の生涯を全7幕で紹介。学者になるため12歳で京都に移り、同僚らとしのぎを削って、学問に打ち込んだことや、ライバルとの対立のあげく、国や人を思う熱い心から、危機を乗り越え、友情を深めたこと、真心を伝える姿に通信使も心を動かされ、国を越えた友情が芽生えたことなどを歌や踊りで表現。テレビのリポーターがタイムスリップし、芳洲の幼少期をリポートしたり、最近の流行語やお笑い芸人のギャグをなど、愉快なシーンも織り交ぜ、観客の笑いを誘っていた。
 ラストのシーンでは「あざむかず」「あらそわず」「まごころでおつきあい」と書かれた横断幕を掲げながら、「芳洲先生」への感謝の気持ちを込めた歌「見てなさる」を全員で合唱。子ども役者の熱演に観衆から大きな拍手が送られていた。


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2017年11月10日

黒部町の高田さんら入賞

第3回 長浜おいしいお米コンテスト
 長浜おいしいお米コンテストの表彰式が10日、市役所で行われ、黒部町の高田美智男さん(64)に最優秀の市長賞が贈られた。
 コンテストは長浜産コシヒカリの品質とブランド力の向上を目指して市が主催し、今年で3回目。県の「環境こだわり」栽培基準で生産したコシヒカリを対象に、市内120人から出品があり、玄米と炊飯の両方で食味計などによる分析を行い、入賞者7人を選んだ。
 高田さんは元小学校の教員で定年退職した5年前から父親の跡を継いで本格的に稲作を始めた。「いろんな方に指導を頂いている。毎年毎年が1年生の思いです」と語り、「これからも安定して良い品質の米が作れれば」と気を引き締めていた。
 このほか、西浅井町野坂の稲田司さん(55)、新居町の大谷彰彦さん(50)、木之本町大音の山里農産(清水孫俊社長)が優秀賞に輝き、藤井勇治市長から表彰状が贈られた。市長賞と優秀賞の米は25、26日に山形県真室川町で開かれる米・食味分析鑑定コンクール国際大会に出品される。ほかの入賞者は次の皆さん。
 高岸利男(八島)、辻井浩昭(内保)、平川仁樹(高月町布施)。


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2017年11月09日

裸参り「ヨイサー」勇ましく

長浜西中1年が曳山まつり体験
 長浜西中学校の1年生が8日、曳山博物館などで長浜曳山まつりの裸参りとくじ取り式を体験した。
 同校では地元の伝統文化に触れる授業として「曳山文化教室」を開いている。この日は1年生180人が山組関係者ら約30人の協力を得て、まつりの成功を祈願する裸参りと、曳山の舞台で歌舞伎を上演する順番を決めるくじ取り式を体験した。
 裸参り体験では、鉢巻をした体操服の生徒が各山組の弓張り提灯を高く掲げ、「ヨイサー、ヨイサー」と掛け声をあげて商店街を練り歩いた。最初は恥ずかしそうに声を出していた生徒だったが、若衆らの気勢に後押しされて、徐々に大きな声に。熱気のこもった勇ましい声を商店街に響かせていた。


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2017年11月08日

事業者と消防署連携し

国友町のコロワイドで初の防火訓練
 秋の火災予防運動を前に、長浜消防署は7日、国友町の食品製造会社「コロワイド」で防火訓練を行った。
 訓練は2階食堂から出火し、延焼。従業員2人が逃げ遅れ、屋上で救助を求めている、との想定で行われた。
 従業員らは水消火器や屋外消火栓で初期消火。25人の消防署員が、はしご車や担架を使い、逃げ遅れた人たちを安全な場所に移動。ポンプ車などで火事を消し止めた。
 同社は今年7月、操業したばかりで、初の訓練。従業員約40人が参加し、消火機器や避難経路の確認なども行われた。訓練後、同社生産本部の岡本和之本部長は「台風など災害が起きた場合、人命最優先の工場にするため、真剣に防災に取り組みたい」などと話し、栗原啓治署長は「火災が発生した場合、事業者と消防署の連携が大切。『備えあれば憂いなし』。自分たちの事業所は自分たちで守る、という意識を持ってほしい」と講評していた。
 なお、訓練は10日、湖北町尾上の旅館「紅鮎」でも行われる。


「火の用心 ことばを形に 習慣に」、9日から秋季火災予防運動
 秋季火災予防運動が9日から15日まで、「火の用心 ことばを形に 習慣に」を統一標語に、全国で一斉に行われる。
 空気の乾燥やストーブなどの暖房器具の使用などで火災が発生しやすい時期を迎えることから、防火への意識を高める。
 湖北地域消防本部では、各家庭に対して、住宅用火災警報器の設置推進や放火されない環境づくり、ストーブやコンロ、電気器具・配線の正しい取り扱いなどを訴え、事業所には防火安全対策、消火訓練の実施などを呼びかける。
 特に住宅防火のため、「3つの習慣」として▽寝たばこは絶対やめる▽ストーブは燃えやすいものから離れた位置で使用する▽ガスこんろから離れるときは必ず火を消す—を、「4つの対策」として▽住宅用火災警報器の設置▽寝具やカーテンに防炎品を使用▽住宅用消火器の設置▽お年寄りや体の不自由な人を守るための隣近所の協力体制—を呼びかけている。


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2017年11月07日

気持ちを表現 さをり織り

服や小物並ぶ テオリアで作品展
 大通寺東側、十里街道生活工芸館テオリアで、同館の創作工房「さをり織り」塾のメンバーによる作品展が開かれている。
 さをり織りは、感性や気持ちの赴くままに様々な素材、色、太さの糸を織る自由度の高い工芸。テオリアでは月3回、塾があり、日吉豊子さん(近江八幡市)が指導している。
 作品展では日吉さんと生徒10人が、チュニックやベスト、スカートなどの服をはじめ、バッグやマフラー、コースターなどの小物まで計180点を展示、販売している。作者の個性があふれる独創的な作りや色遣いの作品が多く、値段も手ごろとあって売約済みの展示品も。日吉さんは「さをり織りは楽しみながら自分の気持ちを織り込んでいく。一点として同じものは作れない」とその魅力を語っている。午前10時から午後4時、23日まで。火曜定休。


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2017年11月06日

ガラスで楽しむ遠州流

黒壁スクエアで茶会
 黒壁スクエアのギャラリー「AMISU」(元浜町)前の広場で4、5日、茶席が開設され、市民や観光客がガラスの器で抹茶を楽しんだ(写真)。
 日本の伝統文化である茶道と、黒壁のガラスを融合させた新しい地域文化を普及させようと、黒壁が昨年に続いて企画した「黒壁玻璃茶会」。黒壁のガラス作家がこの日に合わせてオリジナルの器を作り、遠州流茶道家元師範代の森内宗茂さんらが接待した。観光客らは透き通ったガラスの器で抹茶をご馳走になり、秋のひと時を楽しんでいた。


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2017年11月04日

伊吹山で紅葉見ごろ

冷え込みで色づき早まる
 伊吹山で紅葉が見ごろを迎えている。
 伊吹山ドライブウェイによると、ここ数日の冷え込みで急速に紅葉が早まっており、山の中腹まで色づいている。
 標高900㍍付近には上平寺越駐車場があり、人気の撮影スポットとなっている。今後、1週間が見ごろ。


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2017年11月02日

ガラスと草木染め展

甲津原で、みらいつくり隊員が
 米原市甲津原の奥伊吹ふるさと伝承館で、民芸創生みらいつくり隊の隊員2人による「ガラスと草木染め展」が開かれている。
 奥伊吹の魅力にひかれたガラス作家の林和浩さん(35)は栗東市から伊吹へ、染色家の安達正史さん(34)は大阪市から甲賀に昨年、移住。創作活動をしている。
 展示しているのはカエルをモチーフにしたガラス製の置物や皿、箸置き、アクセサリーなど約60点と、カリヤスやアカネなどで染めたTシャツやランチョン、コースターなど約50点。
 安達さんは「草木染めっぽくない」作品作りをコンセプトにしており、明るく、鮮やかな色合いばかり。最近は木目を生かしたランプシェードの染色にも関わっており「自分の技術を生かし、いろんな物を染めてみたい」と話している。
 展示即売あり。午前10時から午後4時、19日まで。月曜休館。入場無料。


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2017年11月01日

「緊急事態」で防火啓発

賤ヶ岳少年消防クラブ、買い物客に
 伊香具小学校の5、6年生でつくる賤ヶ岳少年消防クラブは31日、平和堂木之本店で、防火PRを行った。
 この1年間、湖北地域消防本部管内で民家火災により、11人の死者が出ているため、この日は「緊急事態」として、伊香分署の署員6人と6年生9人が買い物客に住宅火災警報器の設置を呼びかけるチラシを手渡しした。
 署員は「全国的に火災による死者が減少する中、湖北地域では続発するという異常事態に陥っている」「火災警報器はいち早く火事を知らせる」「死者が出た住宅には火災警報器が設置されていなかった」などと啓発。児童たちも「火災予防にご協力ください」と声をかけながら、啓発グッズを配っていた。


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