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3連休は米原曳山まつり

旭山組の子ども役者が追い込み
 子ども歌舞伎が見ものの「米原曳山まつり」が7〜9日の3日間、米原市米原一帯で行われる。今年は北町の旭山組が歌舞伎の3大名作として名高い「菅原伝授手習鑑 三段目車曳の段」を演じる。
 米原の曳山まつりは長浜曳山まつりを見習い、江戸時代の後半期に始まったとされる。本来3基の出場を基本としているが、少子化で役者の確保が難しくなっているため、近年は輪番制をとっている。旭山組は8月23日から練習を開始。本番を間近に控え、小学生5人が連夜、追い込みをかけている。
 「菅原伝授手習鑑」は菅原道真が、政敵の藤原氏の陰謀によって左遷された事件などを基にした物語。「仮名手本忠臣蔵」「義経千本桜」と並び、「義太夫狂言」の3大名作の1つとされている。
 三段目車曳の段は道真、藤原時平、斎世親王にそれぞれ仕える仲が良い三つ子の兄弟、梅王丸・松王丸・桜丸の3人が敵味方に分かれて争う物語。派手な太刀回りや見栄が見どころ。
 筆頭総代の土川和弘さんは「この演目は米原では初演。初めて歌舞伎を観る人でもわかりやすいストーリー」と述べ、主役を演じる三浦唯人君は「恐いキャラクターを演じるため、表情などを工夫している。本番が楽しみ」と話している。
 指導している千川貴楽さんは「今年の役者は皆、若く行儀から教えてきた。ここに来てめっきり上達しており、本番に向け、さらに完成度を高めたい。派手な衣裳や演出を楽しみにしてほしい」と語っている。
 宵宮(7日)は正午から3回上演。神社に向かう登り山は午後8時半から。本楽(8日)は午後0時半から4回上演。山倉、詰め所から神社まで練り歩く御渡りは午前8時半から。後宴(9日)は午後1時から4回上演。三役と役者は次の皆さん。
《旭山組》
 【三役】▽振付=千川貴楽▽太夫=竹本美功▽三味線=豊澤龍太。
 【役者】▽三番叟と金棒引=三浦蓮人(2年)▽梅王丸=岩田剛弥(4年)▽藤原時平=森煌平(2年)▽松王丸=三浦唯人(5年)▽桜丸=鍔田咲斗(3年)。


2017年10月05日 15:33 |


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