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蒸気機関車避難壕を指定

米原市教委、戦争遺跡を文化財に
 米原市教委は27日、蒸気機関車を空襲から守るために山を掘った同市岩脇の「蒸気機関車避難壕」を市文化財(史跡)に指定した。戦争遺跡の文化財指定は県内初。
 岩脇山近くの米原駅は北陸線と東海道線の結節駅で、戦時中は兵士や武器、弾薬を輸送する重要な拠点だったため、連合軍の攻撃目標となった。
 機関車を守るため、運輸省鉄道総局は太平洋戦争末期に緊急秘密工事として朝鮮労働者の手により、トンネルを掘削。長さ110㍍、幅2・8㍍、高さ5㍍の東側トンネルは完成したが、西側のトンネルは貫通しないまま、敗戦を迎えた。
 使用されなかった列車壕は戦後、放置されたままでごみ捨て場になっていたため、戦争の悲劇を風化させないよう、地元の住民グループ「いをぎ町づくり委員会」が2008年から清掃活動を開始。見学会を開くなど、貴重な歴史遺産として活用している。
 藤本伝一会長は「メンバーが保存、維持しようと頑張ってきてくれたおかげ。努力が報われて、嬉しい」と喜んでいる。


2017年09月29日 16:57 |


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