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「うだつ」残る古民家 保存活用へ

祝町通りで 土蔵はギャラリーに
 長浜市中心市街地、北国街道と祝町通りの交差点角にある築150年の古民家が改修工事により格子のある古いたたずまいへと再生された。漆喰の白い輝きを取り戻した土蔵はギャラリーとして活用される。
 古民家は元呉服商の建物で、少なくとも慶応3年(1867)には建てられていた。1階の屋根に防火壁である「うだつ」があるのが特徴。所有者が古民家を解体することなく活用・保存してくれる買い手を探し、長らく空き家となっていた。管理を委託されている長谷部不動産(朝日町)の長谷部清志会長(83)が「うだつの残る古民家は少ない。何としても残したい」と、名古屋市内で医療機器商社を営む友人の小西信一郎さん(73)に相談したところ、小西さんが古民家の購入を快諾。通りに面した部分に格子を取り付けたり、漆喰を塗り直したりと改修し、長浜の古い町並にマッチする外観へと再生した。
 「1階では飲食や物販のテナントを募り、2階は民泊などに利用できれば」と構想を練る小西さん。まずは、漆喰の輝きを取り戻した併設の土蔵をギャラリーとして一般開放することにし、観光客が憩えるようにと、公衆トイレも設置した。「元の所有者の古民家を残そうという思いを汲んだ。古民家を活用してこの地域の観光に賑わいを生み出せれば」と話している。


「鉄腕アトム」関連5百点、土蔵ギャラリーで23日から展示
 土蔵ギャラリー「ぎゃらりぃろうじぃ」では23日から10月9日まで、小西さんの友人で「鉄腕アトム」コレクター小池信純さん(57)=名古屋市=による「発掘!秘蔵の鉄腕アトムお宝展」を開催する。
 小池さんは幼少の頃からアトムの玩具などを集め、現在のコレクションは約1万点にのぼる。同ギャラリーでは膨大なコレクションの中から、1960〜80年代のブリキの玩具やゲーム、絵本、バッジ、食器など約500点を並べる。小池さんは「鉄腕アトムは原子力や権力者のエゴ、自然と科学の共存など、今日的な問題を提起した作品。展示を通して、アトムの漫画を読むきっかけとなれば」と話している。
 開館は土・日・祝の午前10時から午後4時まで。小池さんは23日、10月1、9日、ギャラリーに常駐している。入場無料。


2017年09月20日 15:36 |


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