滋賀夕刊新聞社は滋賀県長浜を中心に政治、経済、文化の情報をお届けする新聞です。



2017年09月30日

ヒマワリ満開 見ごろ迎える

 相撲町の休耕田でヒマワリの花が満開となり、道行く人の目を楽しませている。
 近くの「養蚕の館」で10月15日に開かれる蚕の里まつりに合わせてヒマワリを楽しんでもらおうと、農事組合法人相撲アグリグリーンファーム(北川利昭代表理事)が8月1日、同社屋東側の休耕田約2000平方㍍に種をまいた。生育が思わしくなかったが最近になって次々と花を咲かせ、ちょうど今が満開。ファームでは毎週土日の午前中(午前8時〜正午)、近隣農家の新鮮野菜を扱った直売所を開設しており、「新鮮な野菜をお求めになられるついでに、ヒマワリの花も楽しんでもらえれば」と話している。


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2017年09月29日

蒸気機関車避難壕を指定

米原市教委、戦争遺跡を文化財に
 米原市教委は27日、蒸気機関車を空襲から守るために山を掘った同市岩脇の「蒸気機関車避難壕」を市文化財(史跡)に指定した。戦争遺跡の文化財指定は県内初。
 岩脇山近くの米原駅は北陸線と東海道線の結節駅で、戦時中は兵士や武器、弾薬を輸送する重要な拠点だったため、連合軍の攻撃目標となった。
 機関車を守るため、運輸省鉄道総局は太平洋戦争末期に緊急秘密工事として朝鮮労働者の手により、トンネルを掘削。長さ110㍍、幅2・8㍍、高さ5㍍の東側トンネルは完成したが、西側のトンネルは貫通しないまま、敗戦を迎えた。
 使用されなかった列車壕は戦後、放置されたままでごみ捨て場になっていたため、戦争の悲劇を風化させないよう、地元の住民グループ「いをぎ町づくり委員会」が2008年から清掃活動を開始。見学会を開くなど、貴重な歴史遺産として活用している。
 藤本伝一会長は「メンバーが保存、維持しようと頑張ってきてくれたおかげ。努力が報われて、嬉しい」と喜んでいる。


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2017年09月28日

段ボール鎧で いざ賤ヶ岳!

ハロウィンにちなみ、戦国仮装イベント
 段ボールの武者姿で賤ヶ岳登山?—余呉地域づくり協議会は10月28、29両日、ハロウィンにちなんだ戦国仮装イベントを企画した。
 賤ヶ岳合戦があった賤ヶ岳や羽衣伝説が残る余呉湖の素晴らしさを市民に広く知ってもらおうと開くもので、初日は段ボール職人「Studio RASK」によるワークショップ。
 2日目はオリジナル鎧をまとったり、フェイスペインティングを施したり、自分の好きな格好に変身して山登り。頂上では奥琵琶湖や余呉湖をバックに写真撮影を楽しむ。
 ワークショップ(3歳以上)は午後1時、登山(小学生以上、コスプレなしでも可)は午前9時から。いずれも余呉湖観光館に集合。定員各20人。参加費は個人500円、グループ(3人以下)1000円。締め切りは10月20日。


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2017年09月27日

観る人の心に響く絵を

「彩画会」作品展、長浜文芸会館
 水彩画グループ「彩画会」の作品展が10月6日から長浜文芸会館で開かれる。
 グループは美術団体「大潮会」の審査員・古池文子さん(米原市長岡)を講師に7年前、発足。長浜、米原の12人が月2回、神田まちづくりセンターに集まり、写生会などを楽しみながら、絵画を学んでいる。
 作品展には会員が描いた三重県志摩市の大王崎の風景や女性モデルの人物画など約80点を並べる。古池さんは「描き続けていると1人1人の個性が出てきた。花一輪であっても感動し、心を込めて描けば、観る人の心にも響くのでは」と話している。午前9時から午後5時、8日まで。初日午前10時からは中国楽器、二胡のオープニング演奏がある。無料。


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2017年09月26日

駆けろ!子どもライダー

ランニングバイク大会 出場者募集
 ペダルが無く地面を蹴って走る自転車「ランニングバイク」の大会が10月22日午前9時から、山本山運動広場で開かれる。
 ランニングバイクは自転車に乗る前の年齢の子どもがバランス感覚を養う乗り物で、近年、人気を集めている。湖北総合型地域スポーツクラブ「こほくEクラブ」が子どもたちの体力やバランス感覚の向上、スポーツを通じた交流を目的に「KidsランバイクKOHOKUカップ」を企画し、今度で4回目を迎える。
 広場内の芝生コース約200㍍を駆け、順位を競う。上位3人は表彰台で炭酸水による「シャンパンファイト」を体験できる。対象は3歳、4歳、5歳児で、各20人募集。車両や装具は無料で貸し出すが、持ち込みも可。参加費は500円。申し込みは10月10日までに同クラブ事務局の湖北まちづくりセンターへ。


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2017年09月25日

迫力の歌声 回重ねるごとに評判

北近江リゾートコンサート企画、びわ湖ホール声楽アンサンブル
 高月町唐川の北近江リゾートで、びわ湖ホール声楽アンサンブルを招いたコンサートが定期的に開かれている。23日の公演には約150人が来場し、オペラから歌謡曲まで、プロ声楽家の迫力の歌声を楽しんでいた。
 声楽アンサンブルは日本初の公共ホール専属声楽家集団で、びわ湖ホールの自主公演のほか、各地へ出張公演を行っている。
 北近江リゾートが企画するコンサートは声楽アンサンブルの活躍の場と、湖北地域の住民が本格的な音楽文化に触れる機会をと、10年以上前から続いている。年2回程の開催だが、声楽アンサンブルの歌声を間近で楽しめるとあって回を重ねるごとに評判を呼んでいる。
 この日は声楽サンサンブルの卒業生を含む10人が出演し、オペラ「ミカド」「ヘンゼルとグレーテル」「ロミオとジュリエット」のほか、「あの素晴らしい愛をもう一度」「時代」などの歌謡曲を披露。また、和田アキ子さんの定番で知られる「あの鐘をならのすのはあなた」は、声楽家が客席の間に立ち、来場者と一緒に合唱した。コンサート後には声楽家を囲んでの食事会もあった。
 声楽アンサンブルのソプラノ・藤村江李奈さん(33)は「お客さんとの交流を深められるコンサートで、ホールと違ってお客さんの反応もダイレクトに分かる。プログラムもオペラだけでなく、歌謡曲などお客さんのなじみのある曲を入れている。ここでのコンサートが縁でびわ湖ホールに足を運んで下さるお客さんもいる」と語り、北近江リゾート管理者の田中和宏さん(36)は「今後も、子どもからお年寄りまで、気楽に楽しんでいただけるようなコンサートをびわ湖ホール声楽アンサンブルとともに作り上げていきたい」と話している。


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2017年09月22日

彼岸花のレッドカーペット

徳山の草野川堤防、週末はライトアップ
 徳山町の草野川沿いに真っ赤なヒガンバナ(彼岸花)が見ごろを迎えており、レッドカーペットを敷いたかのようになっている。
 ボランティア団体「徳山環境保全会」(西川三郎会長)は11年前から、ヒガンバナのメッカ、知多半島を参考に、「飯山橋(通称・はなさか橋)」から上流の左岸堤防にヒガンバナの球根を植え続け、今では長さ約1㌔、11万本までになった。
 会によると今週末に満開となる見込みでベンチやかかし、テントや看板を設置し、見物客を歓迎。23、24の両日、午後6時から9時まで、ライトアップを予定している。


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2017年09月21日

ペン・鉛筆でち密に表現

琵琶湖湯の桐田さんが作品展
 神前町の銭湯「琵琶湖湯」のオーナー桐田賢二さん(63)のペン・鉛筆画展「こだわりのモノクロの世界」が20日から滋賀銀行長浜支店(高田町)のロビーで始まった。
 桐田さんは小学生の頃から絵を描き、就職した住宅メーカーでも図面を描くなどしていた。55歳で早期退職したのを機に、ゆとりのある時間を使って本格的に没頭。ペンや鉛筆を操って動物や人物などをち密、精巧に描いている。創作の場は、行きつけの喫茶店や銭湯の番台。毎日5時間以上作品に向き合うが、1つの作品を完成させるのに1カ月以上かかり、背景を描き込んだ作品になると3カ月にもなるという。
 作品のモチーフは、銭湯の常連客からリクエストが多い犬。ロビー展でも犬を描いた9点と、常連客の女性の人物画1点を並べている。桐田さんは「絵を描いているとお客さんが声を掛けてくれるのが嬉しい。こだわりのモノクロの世界を見てもらいたい」と話している。10月16日まで展示している。


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2017年09月20日

「うだつ」残る古民家 保存活用へ

祝町通りで 土蔵はギャラリーに
 長浜市中心市街地、北国街道と祝町通りの交差点角にある築150年の古民家が改修工事により格子のある古いたたずまいへと再生された。漆喰の白い輝きを取り戻した土蔵はギャラリーとして活用される。
 古民家は元呉服商の建物で、少なくとも慶応3年(1867)には建てられていた。1階の屋根に防火壁である「うだつ」があるのが特徴。所有者が古民家を解体することなく活用・保存してくれる買い手を探し、長らく空き家となっていた。管理を委託されている長谷部不動産(朝日町)の長谷部清志会長(83)が「うだつの残る古民家は少ない。何としても残したい」と、名古屋市内で医療機器商社を営む友人の小西信一郎さん(73)に相談したところ、小西さんが古民家の購入を快諾。通りに面した部分に格子を取り付けたり、漆喰を塗り直したりと改修し、長浜の古い町並にマッチする外観へと再生した。
 「1階では飲食や物販のテナントを募り、2階は民泊などに利用できれば」と構想を練る小西さん。まずは、漆喰の輝きを取り戻した併設の土蔵をギャラリーとして一般開放することにし、観光客が憩えるようにと、公衆トイレも設置した。「元の所有者の古民家を残そうという思いを汲んだ。古民家を活用してこの地域の観光に賑わいを生み出せれば」と話している。


「鉄腕アトム」関連5百点、土蔵ギャラリーで23日から展示
 土蔵ギャラリー「ぎゃらりぃろうじぃ」では23日から10月9日まで、小西さんの友人で「鉄腕アトム」コレクター小池信純さん(57)=名古屋市=による「発掘!秘蔵の鉄腕アトムお宝展」を開催する。
 小池さんは幼少の頃からアトムの玩具などを集め、現在のコレクションは約1万点にのぼる。同ギャラリーでは膨大なコレクションの中から、1960〜80年代のブリキの玩具やゲーム、絵本、バッジ、食器など約500点を並べる。小池さんは「鉄腕アトムは原子力や権力者のエゴ、自然と科学の共存など、今日的な問題を提起した作品。展示を通して、アトムの漫画を読むきっかけとなれば」と話している。
 開館は土・日・祝の午前10時から午後4時まで。小池さんは23日、10月1、9日、ギャラリーに常駐している。入場無料。


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2017年09月19日

七尾小、最後の運動会

児童、教職員、地域住民一体で
 今年度で閉校する七尾小学校の運動会が18日開かれ、児童や教職員、地元住民が「最後の運動会」を盛り上げた。
 同校は浅井南小から校名変更をし、141年の歴史を持つが、少子化により児童数が減り、現在の在校生は51人。今後も増える見込みがないため、次年度から浅井小と統合する。
 運動会は短縮プログラムで行われ、学年別の短距離走や低学年、高学年ごとの親子種目、ダンス、縄跳びや綱引きなどがあった。最後の運動会ということもあり、地元の人たちがたくさん応援にかけつけ、声援を送っていた。
 傍島郁雄校長は「台風の余波もあったが、皆さんの準備のおかけで開催することができた。地域の人たちが培ってきた七尾小。たくましく、温かい子どもたちばかりで、浅井小に行っても『七尾小ここにあり』と自信を持ち、前を向いて進んで欲しい。立派な運動会ができて感無量」と話していた。


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2017年09月16日

鉄砲の歴史と技術紐解く

長浜城歴史博物館、西之表市と友好30周年記念展
 長浜城歴史博物館は長浜市と種子島・西之表市との友好30周年の記念展「鹿児島から国友へ 鉄砲でつながる友好の絆」を開いている。
 1543年に種子島に中国船が漂着し、乗船していたポルトガル人によって鉄砲が日本にもたらされたのを機に、国友村(現・長浜市国友町)はその翌年から鉄砲を製造。以来、鉄砲の一大生産地として発展し、信長、秀吉、家康の天下取りを支えた。
 両市は鉄砲をゆかりに1987年に友好都市盟約を締結し、長浜出世まつりや種子島鉄砲まつりに互いに参加するなど交流を続けている。
 記念展では火縄銃や文書など12点を展示して、国友鉄砲鍛冶の歴史と技術を紐解いている。鉄砲鍛冶の歴史を記録した巻物「国友鉄砲記」では、国友鉄砲の始まりについて、将軍・足利義晴が管領・細川晴元を通じて国友村の鍛冶・善兵衛らに鉄砲製作を命じ、6カ月後に鉄砲2挺を完成させ献上したとある。また、1549年には鉄砲にいち早く目をつけた信長から500挺の注文を受けたことも記されている。
 入館料は大人400円、小中学生200円。長浜・米原両市の小中学生と長浜市の高校生は無料。午前9時から午後5時、10月23日まで。


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2017年09月15日

緑のカーテンにアメちゃん

塚田さん宅、沖縄スズメウリ実る
 川道町の塚田新子さん(72)方で、珍しい沖縄スズメウリが実り、話題となっている。
 沖縄スズメウリは熱帯原産で沖縄地方に自生。白い線が入った「あめ玉」のような実がなり、グリーンから茶、赤へと夏から秋にかけ、変化してゆく。
 塚田さんは昨年、写真集を見て、沖縄スズメウリにひと目ぼれ。苗を探したが流通量が少なく、彦根の園芸店でやっと1株を見つけ、育てたものの、時期が遅かったせいか、うまく実らなかった。
 今年は友人を通じて広島県から苗を譲り受けるなどし、再チャレンジ。自宅の西日除けとして2株を植えたところ、300〜400個が実った。
 今はちょうど、縦150㌢、横90㌢のグリーンカーテンの中に緑、茶、赤の3色の実が、鈴なりにぶら下がっているように見え、塚田さんは「今年はうまくできた」と満足げ。10月末まで楽しめるという。


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2017年09月14日

園児が老人ホーム慰問

歌やダンス披露し、肩たたきも
 敬老の日(18日)を前にレイモンド長浜こども園(南小足町)と同長浜南こども園(高橋町)の園児が13日、特別養護老人ホーム今浜の郷(下坂中町)を慰問。歌やダンスを披露し、手遊びなどで入所する高齢者と交流した。
 道路を挟んで隣接するレイモンド長浜南こども園と今浜の郷はいずれも今春にオープンし、世代を超えた交流を目指している。この日は3〜5歳児33人が入所者40人に「どんぐりころころ」「とんぼのめがね」の歌や、よさこい踊りを披露。入所者の肩たたきや手遊びもあり、入所者の横田貞子さん(81)は「子どもたちが小さくて可愛くて、踊りも上手やった。また来て欲しい」と笑顔を見せていた。


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2017年09月13日

蒸気機関車のごとく

国鉄41年、今も元気にボランティア
 米原市杉澤、藤田慶一さん(88)は蒸気機関車の元機関士。辛かった現役時代の思い出を糧に、ボランティア活動に励んでいる。
 藤田さんは戦争の真っ只中だった昭和19年、春照小学校高等科を修了。国鉄に入り、名古屋鉄道局に配属されたが、一人前の機関士になるためには険しい道のりが待ち構えていた。
 機関助士見習いでは罐にショベルで石炭を投げ入れる過酷な投炭作業の訓練があった。機関車を稼動するには約3・3平方㍍の罐の中で均等に燃えるよう、10カ所に石炭を投げ分けなくてはならない。
 訓練は7分半の間、片手で1㌔の石炭を300回、投入。5分の休憩後、また同じ作業を繰り返す。
 また、大きなスコップで2㌔の石炭を150回、連続投入する訓練もあった。一面、均等に投げ分ければならず、うまくいかなかった場合は先輩からの往復ビンタが待っていた。訓練が終了すると、「くたくた」で心身とも疲れ果てた。
 当時、最年少、15歳9カ月の若さで機関助士となった。機関助士は助手席で石炭を投入しながら、信号機の確認をする。米原機関区の藤田さんはD51やD52で大阪、吹田から名古屋、浜松まで客車や貨物列車に乗務した。
 トラックが無かった時代、陸送はすべて鉄道で、貨車なら50〜60両、客車なら2600人が乗車していた。近江長岡から関ヶ原へは長い上り坂が続き、馬力をアップさせるため、石炭を多く投入しなくてはいけない。猛暑の中の投炭は過酷で、息つく暇も無かった。
 28歳で機関士に昇格。SLに加え、導入された電気機関車の運転も覚えなくてはならなかった。運行で細心の注意を払うのが「空転」。一気に加速すると、車輪が空回りし、線路を傷める。機関士は「火炎弁」と呼ぶアクセルとブレーキの「単弁」を巧みに操り、スムーズな発進を心がけた。しかし、車両のクセや乗客数、積載量によって、調整が微妙に異なる。藤田さんは長年の勘と磨かれた腕で快適な運行をこなした。
 昭和60年、41年間の勤務を経て、国鉄を退職。現在は得技のパソコンを生かし、伊吹山文化資料館や安全パトロールなどのボランティア活動に励んでいる。
 長生きの秘訣は好き嫌いなく、何でも食べること。ボケないように毎日、パズルや計算問題などをしており、「石炭を扱っていたせいか、同僚の多くは肺の病に伏したが、私は蒸気機関車のように元気」と語っていた。


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2017年09月12日

ギネス新記録、木之本からも応援

八尾市の河内音頭イベントに「ラ・サンテ」参加
 大阪府八尾市で盆踊りのギネス記録に挑戦するイベントが9日行われ、長浜市内から木之本町を拠点に活動するダンスグループ「ラ・サンテ」(富田明子会長、45人)も参加。ギネス新記録の達成に一役買った。
 八尾市は伝統の「河内音頭」の発祥の地とされる。新記録への挑戦は9、10日に行われた第40回八尾河内音頭まつり(同振興会主催)の一環で、ギネス認定の条件は浴衣姿で5分間、間違わずに踊ること。7月に2748人で世界記録になった宮崎県延岡市の「新ばんば踊り」を超えられるかが焦点となり、イベントでは2891人の参加のうち、失格となった19人を除く2872人が踊ったと認められ、新記録を達成した。
 ラ・サンテは1999年に結成された60代、70代の女性を中心とするグループ。きのもと交遊館で月2回、民踊やフォークダンス、レクリエーションダンスの練習を楽しんでいる。「ラ・サンテ」はフランス語で「健康」の意味。
 昨秋、長浜市内で開かれた地域伝統芸能全国大会「日本の祭りinながはま」で、八尾市から参加した河内音頭の団体と一緒に踊るなど交流を深めたのを縁に、ギネス挑戦のイベントへの参加を依頼された。
 グループでは八尾市から送られてきたビデオ映像を参考に、月2回の活動で練習を重ね、今月9日、会員29人がバスで日帰り遠征し、うち17人が踊りに参加した。
 会場となった久宝寺緑地陸上競技場では、浴衣姿の市民らと一緒にやぐらを囲んで並び、呼吸を合わせて盆踊りを楽しんだ。ギネス記録達成のアナウンスに、市民と一緒になって喜びを分かち合い、帰りのバスの車中でも改めて拍手と喝采で祝った。長谷川美好さん(69)=木之本町木之本=は「八尾市は遠く、会場は熱気でとても暑かった。みんな高齢のため大変でしたが、良い経験になりました」と振り返っている。


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2017年09月11日

光と色の融合の輝き

「ブリエパピエ」 ローズウィンドウの作品展
紙のステンドグラス、ローズウィンドウの教室「ブリエパピエ」(河瀬有子主宰)の作品展が、湖北町速水の湖北まちづくりセンターで開かれている。
 ローズウィンドウはヨーロッパ発祥の工芸品。教会の丸いステンドグラス「バラ窓」に似た色形をしており、異なる色柄の薄紙を切り抜いて貼り合わせるペーパーアートで、光と色が融合してきれいな輝きを放つ。
 日本では長浜出身の中山真季さんが第一人者として世間に広め、河瀬さんは4年前、中山さんの個展を見て感動し、弟子入り。認定講師の資格を取得した。
 河瀬さんはローズウィンドウの素晴らしさを地元の人たちにも知ってもらおうと、毎月第2金曜、国際文化ハウスGEOでの定期講座を開くほか、各地で体験会を催している。
 会場には受講生12人が思い思いの色柄を組み合わせた113点を並べている。河瀬さんは「ギャラリーが別世界のようになっており、実際に見て、繊細さなどを間近で感じてほしい」と話している。午前8時半から午後6時、29日まで。水曜と祝日は休み。無料。
 なお、28日午前、ワークショップを企画。


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2017年09月08日

長浜で活動25年 節目のコンサート

ソプラノ歌手・程万紫さん 30日浅井文化ホール
 中国・西安市出身で現在はジャズパブ「巴蕪亭ボン」を経営するソプラノ歌手・程万紫さん(写真)のコンサートが30日午後1時半から浅井文化ホールで開かれる。
 程さんは陝西省歌舞劇院でオペラ歌手や女優として活躍し、1991年に来日。語学学校や短大に通いながら各地のイベントで中国民謡やオペラを披露していた。ボンを経営していた石崎章さん(故人)との結婚を機に長浜に活動拠点を移した。
 長浜での活動が今年で25年目を迎えるのを機に、程さんの友人ら19人がコンサート実行委員会を立ち上げ、2人の仲人を務めた高橋政之さん(高橋金属会長)が会長に就任。湖北地域の声楽家に共演を呼びかけるなどしてコンサートの準備を進めてきた。
 コンサートは1部が「神の宮〜琵琶湖への祈り」と題して、近江神宮宮司・佐藤久忠さん(竜笛)、日本よし笛協会理事・近藤ゆみ子さん(よし笛)と共演し、オペラのアリアで「母なる琵琶湖の美しさ」を表現する。2部はモーツァルトのオペラ「魔笛」。「夜の女王」など3役を程さん1人が演じ、オペラ歌手の花月真さん、声楽家の野々垣惠信さん、岡田通利さん、岡田健太郎さんも出演する。
 チケットは全席自由で高校生以上3000円(当日券は500円増し)、小中学生1500円。浅井文化ホール、イケダ光音堂、巴蕪亭ボンで発売中。


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2017年09月07日

育ち盛りの子ども カレーで応援

長浜駅前にボリューム満点の「SUNカリー部」
 育ち盛りの子どもたちにボリューム満点のカレーを低価格で提供する「SUNカリー部」がJR長浜駅前の「えきまちテラス長浜」1階にオープン。中学、高校生の間でSNSや口コミで人気が広まると同時に、趣旨に賛同する地域住民が野菜を提供するなど「食」を通じた応援の輪が広まっている。
 店を企画・運営するのは自身も小中学生3人の子を持ち、宮部町内の企業で役員を務める安田邦子さん。部活帰りや塾に通う子どもたちがカップ麺やファストフードで空腹を満たしている姿に「食べ物で心身がつくられる。少しでも力が出る食べ物を子どもたちに」と、塾などが集まる長浜駅前での開店を思い立った。
 飲食店経営のノウハウはなかったが、「誰でも簡単に作れて、子どもが好きなもの。地元のお米も食べてもらいたい」とメニューをカレーに絞った。店は約20平方㍍でカウンターの8席のみ。レシピは知人から紹介された食品メーカーの開発部担当者のアドバイスを受け、家庭で作るようなシンプルで飽きのこない味に仕上げた。
 カレーは「チキンカレー」(税込み320円)、「からあげカレー」(400円)、「コロッケカレー」(同)など6種類で、食べ盛りの子どもを念頭に、大盛りも値段を据え置いている。カボチャやナスなど季節野菜のトッピングもある(写真下)。
 開店から1カ月余り。食べに訪れた中高生らがツイッターやフェイスブック、インスタグラムなどSNSを通じて情報を発信し、日に日に来店者を増やしている。安田さんは「長浜を巣立つ学生の思い出となるような場所にしたい」と語り、店長の室田美枝さんも「毎日、学生でいっぱいになる笑顔の絶えない店にしたい」と張り切っている。
 「300円カレーで子どもの食をサポートしたい」との趣旨に賛同する業者が米や野菜を安価に提供し、地域住民が家庭で採れた野菜を持ち込んだり、店の掃除を手伝ったりすることも。安田さんは来店者を「部員」、支援者を「保護者会」と位置づけ、「部活動」の輪を広げたいと考えている。
 わずか8席の店舗で経営を軌道に乗せるにはテイクアウトの需要が欠かせない。子ども会やスポーツ少年団などの団体利用もじわりと増えているものの、伸び悩んでいるのが実情。安田さんは「子どもたちに栄養のある食事を食べさせたいという親心から始めたが、まだまだ手探り状態」と語り、昼食や夕食でのテイクアウト利用を呼びかけている。
 営業時間は午前11時から午後8時まで。無休。


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2017年09月06日

みんなで作るコンサート

アートマネージメント講座始まる
 一般の人たちがコンサートを企画する「アートマネージメント講座」が5日、米原市のルッチプラザで始まった。
 主催する県文産会館は「まちおこしライブを開きたい」「企画に必要なノウハウがない」など不安や悩みを持つ人たち向けに、経験豊富な講師たちを招き、アーティストともにコンサートを作る講座を開講。一般公募で集まった県内外の10人が受講している。
 講座は企画、立案から広報、制作まで全6回の日程で開かれ、コンサートは多彩な打楽器を操るパーカッション・マリンバ奏者の宮本妥子さん(守山市)を迎え、来年2月25日の上演を目指す。
 この日は「演奏家を知る」をテーマに、宮本さんと後藤ゆり子さんのマリンバやアフリカの打楽器バラフォン、家庭用のバケツや仏具のリンによる演奏を聞いたり、打楽器の解説などを受けた。
 参加者からは「自然体」「包み込む感じ」などの感動の声が。宮本さんは「私からの一方通行ではなく、皆さんと一緒に盛り上げてゆきたい。すべてが挑戦。挑戦をプラスにしたい」と話していた。
 受講した祇園町の伊吹孫平さん(64)は「昨年、宮本さんのコンサートを聴き、参加しようと思った。新しい試みを仲間たちと一緒に成功させたい」と意気込んでいた。


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2017年09月05日

イチジク栽培で健康づくり

松田・山口さん方で出荷最盛期
 米原市間田で初秋の味覚イチジクの収穫が最盛期を迎えている。
 同所の松田正雄さん(70)と山口与司一さん(66)は3年前、健康づくりを兼ね、果樹栽培に挑戦。圃場整備されていない水田を利用し、計16㌃で完熟すると紫色になる「桝井ドーフィン」と黄緑色に実る「バナーネ」の栽培を始めた。
 約130本を露地とビニールハウスで栽培しており、JAを通して長浜の青果市場に卸しているほか、地元の道の駅「旬彩の森」で販売。1パック(400㌘、5〜6個入り)360円で、10月末までに2000パックを出荷する予定。
 どれも実が柔らかく、皮を剥くと汁があふれ出し、バナナのような白い果肉とツブツブ感のある実がぎっしり詰まっている。ドーフィンは口の中に入れた途端、甘さが広がり、薄皮のバナーネは後から、じんわり伝わってくる甘さが人気。そのまま食べても良いし、ケーキや菓子の食材としても最適だという。
 イチジクは2年目の木から収穫できるが、台風や鳥獣、害虫などの被害があり、手入れには細心の注意を図っている。また、実が熟しやすく、長持ちしないため、出荷のタイミングが難しい。2人は毎朝、6時半ごろから朝摘み。家族に手伝ってもらい「出荷用」と「直販用」に選果している。
 松田さんは「健康作りで始めたこと。マイペースで楽しみながらやっている」と大きく実ったイチジクに、目を細めていた。


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2017年09月04日

命をまもる「しつけ」

米原市防災訓練でペット講習会
 米原市総合防災訓練が3日、大東中学校であり、県内の自治体で初めて「ペット避難訓練」が行われた。避難所となった駐輪場では災害時に備えて、飼い主に対する講習会があった。
 会は日本動物病院協会認定家庭犬インストラクターの菊川智子さん(大津市)が「災害時に備えたしつけ」と題し、日ごろのしつけの大切さや緊急事態が発生した場合の対処法などをアドバイス。市内の愛犬家6組が参加した。
 災害が発生すると、飼い主も犬もパニック状態に陥る。犬はストレスがたまると体が硬直し、尻尾や耳が垂れ下がり、震える。やがて呼吸が激しくなり、よだれや鼻水を垂らし、トイレの回数が増加。狭いゲージの中に入りっぱなしで、普段と異なった環境が続くと、食欲不振や下痢、嘔吐を発し、騒いだり、吠えたりし、逃げようとする。
 この「ストレスサイン」を見逃さないためにも飼い主は普段の体の状態を掌握し、キャリーバッグやケースの中に落ち着いて入っていられるよう「クレートトレーニング」をしておくこと。
 自らすすんでゲージやキャリーバッグの中に入るようにしつけすることで「自分の城」を確保すれば、環境が変わっても恐がらなくなる。また、エサの配給は被災後3日〜1週間といわれ、ドッグフード以外、ご飯なども食べられるようにしておく。また、マーキング(おしっこ)を嫌う住民もいるから、マナーベルト(おむつ)にも慣らしておく。このほか、鑑識や携帯電話の番号入りの名札をつけることや逃走しないよう首輪やリードを適正サイズにしておくことをアドバイスした。
 菊川さんは「避難は飼い主にも、ペットにも過酷なもの。命を守る、命をつなげるためのしつけを普段から身につけておいて」と指導。チワワの愛犬チビと参加した天満の鈴木忠司さん(57)は「しつけをする上で参考になった」と話していた。


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2017年09月02日

高校入試に向け 休日返上

長浜東中で土曜学習会 ボランティアがサポート
 長浜東中学校で2日から土曜学習会が始まり、受験を控えた3年生が高校生や大学生、元教員などボランティアスタッフの見守る中、自主学習に打ち込んだ。
 学習会は「学力アップ」を略して「東中ガップ」と呼ばれる。岩崎泰隆校長が前任校の長浜南中で企画し、昨年4月に東中に異動したのを機に学校運営協議会「東中盛援隊」が主体となって開催し、今年で2回目。
 3年生68人のうち51人が参加を申し込み、長浜北高の生徒、滋賀大、県立大の大学生をはじめ、元教員や地域住民らがボランティアスタッフとして学習をサポートする。
 この日は開会式が開かれ、岩崎校長が「自分で限界を決めることなく努力して欲しい。来年3月に皆が笑顔で卒業できることに期待します」と生徒にエールを送り、ボランティアスタッフも「受験まで皆さんと一緒に頑張りたい」と呼びかけていた。
 学習会は「特訓セミナー」「補充セミナー」「基礎セミナー」に分かれて行われた。生徒がプリント問題などに取り組み、分からない問題をボランティアスタッフに質問していた。
 この日は生徒39人に対して、指導者はボランティアスタッフ28人と同校の教員10人。マンツーマンで生徒の勉強を見守るなど、手厚い応援体制となっていた。学習会は月2回のペースで計12回開催する。


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2017年09月01日

脳トレ+運動=健康長寿

えきまちテラスに新趣向フィットネス
 頭と体の運動を同時に行うことで認知症と生活習慣病の予防を目指す「ブレインフィットネス・オレンジ」が1日、JR長浜駅前のえきまちテラス3階にオープンした。
 介護保険事業などを手がける田中ケアサービス(祇園町)が、介護予防の実績を生かして開設した。タッチパネル付きのエアロバイク「コグニバイク」や、集中力と反射神経を鍛えるタッチパネル式のゲーム「脳ぽち」など4種類のエクササイズを備える。コグニバイクは国立長寿医療研究センターとリハビリ機器メーカーが共同開発。ペダルをこぎながらタッチパネルに映し出される問題に回答し、2つの作業を同時に行うことで脳の活動を活発にする。
 利用者は軽度認知障害(MCI)測定や運動器チェック、体脂肪率や筋肉量の測定などを通して、頭と体の機能レベルを把握。レベルに応じて約1時間のエクササイズを行う。50代、60代をメインターゲットとし、週2回程度の利用が効果的という。
 所長の宮元藤弘さん(40)は「フィットネスを通じて認知症や生活習慣病を予防して、健康で長生きする元気な市民を増やしたい」と語っている。
 入会金1万2000円、月会費8000円が必要。介護保険の適用外。無料体験を受け付けている。


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