滋賀夕刊新聞社は滋賀県長浜を中心に政治、経済、文化の情報をお届けする新聞です。



生徒が抱っこ おむつ交換も

長浜北中で赤ちゃん訪問授業
 赤ちゃんとお母さんが学校を訪れ、生徒と触れ合う「赤ちゃんの学校訪問授業」が29日、長浜北中学校で行われた。男女が協力して家庭を築き子どもを生み育てることの大切さを子どもたちに学んでもらおうと、市が2年前から企画している事業で、生徒は抱っこしたり、おむつを交換したりして、命の尊さや親の愛情について思いを巡らせていた。
 この日は市が子育て支援センターなどで協力を呼びかけた13組の親子と、アドバイザーとして保育士や看護師らが同校を訪れた。授業には2年生64人が参加。小さな赤ちゃんに「かわいいー」と歓声があがり、恐る恐る抱っこした男子生徒は「思ったより、とても軽い」。
 母親は妊娠した時の胎内のエコー写真を見せながら、「この小さくて丸いのが赤ちゃん。大きさは15・3㍉でした」「つわりで食べたいものが食べられなかったり、酸っぱいものが欲しくなったりした」と妊娠中の体調の変化を説明していた。
 生徒からは「赤ちゃんを初めて見た時の気持ちは?」「特に大変だと思うことは?」などと質問が次々と飛び出し、母親は「五体満足で無事に生まれてくれて嬉しかった」「授乳のために2時間おきにおっぱいをあげるから、眠れないのが辛い」と感想を話していた。
 父親の育児参加についても話題が及び、母親らは「仕事で疲れているのは分かるが、少しでも子どもの面倒を見てくれると、お母さんができることが増える」「ママが忙しそうにしている時は自分のことは自分でして欲しい」と指摘していた。
 おむつ交換に挑戦した堀田幸哉君(13)は「赤ちゃんはとても可愛い。将来は絶対に結婚して、子どもが欲しい。きょうは出産や子育ての大変さを知った。結婚したら、奥さんに頼まれたことをしっかりやりたい」と、早くも「イクメン」の片鱗を見せていた。4カ月の長女・汐紀ちゃんと一緒に参加した廣田実樹さん(27)は「子どもが両親の愛情をいっぱい受けて生まれ、育っていることを知ってもらい、大人になったら同じように子どもに愛情を注いでほしい」と話していた。
 同校では7月にも2度の授業を行い、2年生全員(203人)が体験。このほか、秋に七尾小、虎姫中、浅井小の3校で行われる。


2017年06月29日 19:08 |


過去のニュース


しが彦根新聞
滋賀夕刊電子版
滋賀夕刊宅配版
滋賀夕刊デジタルトライアル
“新聞広告の資料請求、ご案内はこちらから"
 
長浜市
長浜市議会