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大久保さんのフィギュア世界一に

デザイナー・トイ 米国の祭典で
 八幡中山町のトイ・ショップ「インスティンクトイ」がキングコング(1933年)をモチーフに製作したフィギュアが今月19日にニューヨークで開かれたトイ・カルチャーの世界的祭典「デザイナー・トイ・アワード」で、その年の最優秀作品に選出された。昨年はクマ型のフィギュアが「ソフビ」部門の最優秀作品に選ばれているが、今回は部門を超えての頂点に立ち、デザイナーの大久保博人さん(36)は「徹底的にデザインにこだわり、世界一と思えるものを作った」と受賞に満足げだ。
 インスティンクトイは、農機具販売業「大久保」(東主計町)が運営し、同社専務の大久保さんがデザインや制作を手掛けている。今回、フィギュアの頂点「トイ・オブ・ザ・イヤー」に輝いた作品は、米国人アーティストのジェームス・グローマンさん(56)が原型を作り、大久保さんがアレンジ、制作した「キング・コープス」。大久保さんの看板作品の一つである液体生物「リキッド」に寄生されて、肉体が内側から溶けつつある様子を表現し、立体感のある肉体、剥き出しになったあばら骨など、ち密な造形と塗装で、グロテスクながらも存在感のあるフィギュアを生み出した。デザイナー・トイ・アワードでは、ファン投票、審査員票で支持を集め、世界一に輝いた。
 「デザイナー・トイ」と呼ばれるフィギュアは世界的ブームで、インスティンクトイの生み出すオリジナル作品は人気のため、その多くが抽選販売となる。大久保さんは最高のデザイナーに贈られる「アーティスト・オブ・ザ・イヤー」のファイナリストに3年連続でノミネートされており、来年こその受賞を目指す。現在、より創作活動に専念するため、市内にアートスタジオを整備中で、「メーカーとしては世界に認められた。次は僕自身がアーティストとしてワンランク上を目指すため、スタジオでどんどん作品を生み出したい」と話している。


2017年05月31日 15:45 |


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