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最古級の長浜仏壇 寄贈

曳山博物館で展示 藤岡重光作
 長浜市の伝統工芸技術の結晶でもある「長浜仏壇」。曳山の建造で知られる藤岡重光が17世紀に製作した最古級の仏壇がこのほど市に寄贈され、曳山博物館で展示している。
 仏壇は高さ180・5㌢、幅146・7㌢、奥行き106・7㌢。精巧な錺金具や彫刻、花鳥を配した高蒔絵などが数多く施された豪華な造り。昭和46年の洗濯の際、屋根裏板に、藤岡家の2代目とされる重光が貞享2年(1685年)に製作したとの墨書が見つかった。金具の製作者は不明だが、その精緻で豪華な加工技術は「現代で言う人間国宝級の職人の仕事」(同博物館)。当初の所有者は不明。
 仏壇を寄贈したのは米原市多和田の会社役員・北川周策さん(67)。父親が近所の住民から買い取ったのを引き継ぎ、自宅で保管していたが、曳山まつりがユネスコ無形文化遺産に登録されたのを機に寄贈することになった。
 同博物館では「仏壇技術が発展し、曳山の建造に生かされた経緯を知ってもらえれば」と話している。


2017年04月05日 17:38 |


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