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シャーペンなぜだめ?

子ども議員、日ごろの疑問ぶつける
 長浜市内の小学生が議員となって市長や市幹部に質問をぶつける「子ども議会」が11日、市役所議場で行われた。
 長浜東ロータリークラブの企画で、市内15小学校の5、6年生25人が参加。事前に市議と一緒に議会の仕組みなどについて学習し、発言通告書の作成に取り組んだ。この日は順番に登壇し、日ごろ感じている学校教育の疑問をはじめ、施設整備や安全対策など多岐にわたる市政課題を取り上げた。
 伊藤蒼雅君(長浜小6)は社会科の授業で歴史ばかりでなく、トランプ大統領誕生など最近の政治や経済も取り上げるべきと提案。答弁に立った教育部長は「歴史を学ぶことにより先人の知恵や工夫を知り、皆さんの未来に生かして欲しいと願っている」「昔の出来事と最近の出来事を比べ自分なりの意見や考えを持つ。これからの社会を生きていく大切な力となる」と答弁した。
 坂東佑真君(長浜南小6)は小学校で使用が禁じられているシャープペンシルについて「鉛筆より便利」として高学年からの解禁を要望。教育部長は鉛筆の使用について「とめ、払いがしっかり書ける」としたうえで、「鉛筆を正しく持つことは指先を鍛える働きがあり、脳の働きが良くなる」として、鉛筆を推奨していた。
 長田真弥さん(長浜小6)は長浜小学校正門前の信号機について「信号が短くて皆がなかなか渡れない。信号を長くして欲しい」と要望した。教育長は「思いはよく分かるが、信号機は歩行者のためだけにあるのではない。すべての交通がスムーズになるように、車の通行量を計算し、近くの信号と関係しながら作動している」と説明し、「心に余裕を持って対応していただきたい」と話しかけていた。
 石川隼太郎君(長浜北小5)は大震災での人命救助を取り上げ「どうやって家の下敷きになった人を素早く助けるのか」などと質問。防災危機管理局長は「大きな地震の際の倒れた建物からの救出の8割は近所や家族の者で救出されている。市や消防、警察の救助は2割」と紹介し、災害発生時の地域での助け合いの大切さを説いていた。
 保護者や関係者で満席となった傍聴席からは、子ども議員の質問が終わるたびに大きな拍手が送られていた。


2017年02月13日 15:11 |


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