滋賀夕刊新聞社は滋賀県長浜を中心に政治、経済、文化の情報をお届けする新聞です。



2017年02月28日

3人の気持ち、ひとつに

びわ中で冨田人形の出前講座
 びわ中学校で27日、郷土芸能「冨田人形」の出前講座が開かれ、1、2年生計141人が地元の伝統文化に親しんだ。
 冨田人形保存会(森善昭会長)は地域の子どもたちに人形浄瑠璃の素晴らしさを知ってもらおうと、冨田人形共遊団(阿部秀彦団長)による講座を企画。
 この日は阿部団長が人形の歴史や仕組みを解説した後、団員らが「傾城阿波の鳴門」を実演。生徒たちに操作方法を教えた。
 阿部団長は「人形を操る3人の気持ちをひとつにしないと、人間のような動きを表現できない」とアドバイス。「公演に出てみたい人と思う人は(見学に)ぜひ来てほしい」と呼びかけていた。
 樋口歩乃果さん(2年)は「初めてふれたが、想像以上に重く、細かいしぐさなどをするのが難しかった。良い経験になった」


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2017年02月27日

中村君が三番叟役者

矢籤の神事で大役射止める
 長浜曳山まつりの三番叟役者を決める矢籤の神事が26日、長浜八幡宮で行われ、長浜南小4年の中村和喜君(10)が大役を射止めた。
 三番叟は曳山まつりの一番山の舞台で開幕を祝う舞を披露する。長浜曳山祭總當番が市内の小学3〜5年生の男児を対象に公募し、今年は過去最多となる9人の応募があった。
 神事ではお祓いの後、順番に矢の形をしたくじを引き、中村君が赤い印のついた矢を引き当てた。中村君は「ユネスコに登録され誇りに思っていた曳山まつりに参加することになり、嬉しい。本番に向け、たくさん練習していきたい」と意気込んでいた。


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2017年02月24日

持ち味生かした126点ずらり

長浜文芸会館で油絵サークル展
 油絵サークル「虹」(西尾文男代表)と、「パレット」(伊藤津哉子代表)による合同作品展が24日から長浜文芸会館で始まった。26日まで。
 虹は長浜サンパレスで毎週水曜午前、パレットは長浜公民館で毎週木曜午後に活動し、画家・佃常觀さんの指導を受けている。
 作品展では50代から80代の会員23人と、佃さんがこの1年間に描いた絵画126点を展示している。長浜駅前通りの中島屋食堂や大通寺門前通りを流れる米川など市街地の風景、伊吹山や三島池、余呉川など湖北地域の自然のほか、スケッチ旅行で訪れた信州の田園風景などが並ぶ。県展、市展、湖国を描く絵画展のほか、全国規模の光風会展の入選・入賞作品も。
 佃さんは「それぞれが持ち味を生かして描いている。じっと見ていると、それぞれの味が分かります」と話している。午前10時から午後5時まで(最終日は同4時まで)。


メンバーを募集
 「虹」と「パレット」はそれぞれメンバーを募集している。佃さんは「ベテランも初心者も和気あいあいと楽しく時間を過ごしている。一度教室をのぞいてください」と呼びかけている。


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2017年02月23日

79人の記憶や空想

びわ中学校卒業生の作品展
 びわ中学校3年生の卒業制作展が25日から、びわ図書館で始まる。
 「Memory〜79人の思い」をテーマに、中学時代の思い出や空想の世界などを色鉛筆や水彩、アクリル絵の具で表現している。
 野球やテニスなど部活動で躍動する姿のほか、今年は趣味に関する作品が目立ち、ピアノやサックスなどを演奏したり、音楽鑑賞をしている様子などを描写。中には森の中で水の妖精たちと戯れる自分との空想シーンを描いた作品も。
 卒業生でつくる実行委員会は会場の設営、搬入、展示のほか、チョークアートによるオリジナル看板を作成。隣のリュートプラザを訪れる人に観覧を呼びかけている。委員長の中川美紀さんは「細部にわたり、しっかり描き込んでいるところを観てほしい」と話している。
 午前10時から午後6時(3月3日は午後8時、最終日は2時)、3月5日まで。28日休館。無料。


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2017年02月22日

若住会 50年のあゆみ

高畑、池奥町の老人クラブ記録集発刊
 高畑、池奥町の老人クラブ「若住会」は会の半世紀におよぶ歴史をまとめた記録集を発刊した。
 会は各地域で老人クラブ発足の最盛期だった昭和41年、近隣2字の連合で結成。両字内の神社「若宮」「住吉」の各一文字をとり、「若住会」とした。
 平成8年に「30年のあゆみ」を発刊しており、さらなる「歴史を記録に残そう」と村居謙太朗会長(73)と中居和平さん(70)が中心となり、メンバーにエッセイや写真の投稿を呼びかけ、昨年9月からデータの入力や編集を開始。約半年かけ、1冊の本にまとめた。
 冊子では発足時から平成28年までの歴代会長、婦人部長と現在の会員を紹介。神社、墓地の清掃奉仕や研修旅行など各種事業を年度ごとにまとめたほか、「若住会は永遠に」「老人会にエールを」「思い出の親睦旅行」など会員19人の寄稿を掲載。昭和55年ごろの商店、公民館やゲートボール大会(平成23年)での健闘ぶりを写真で紹介している。
 村居会長は「これからの励みとなる1冊になった。皆さんの力の結集。地域の協力、連携がさらに深まるのでは」と話している。A4サイズ、31ページ。150冊を印刷し、両町に全戸配布。市内の関係機関に配る予定。


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2017年02月21日

田崎真也氏プロデュース、ワイン文化広げる食事会

新木産業が手掛け、長浜で20年余
 国際ソムリエ協会会長の田崎真也氏がプロデュースするワインを楽しむ食事会が長浜市内で定期的に開かれ、ファンを増やしている。
 食事会を企画しているのは新木産業(高月町森本)のリゾート部門。湖北地域にワイン文化を広めようと、田崎氏を招いてロテル・デュ・ラク(西浅井町大浦)、北近江リゾート(高月町唐川)、グランクルー(朝日町)で開催。食事会は「ワインありき」で、田崎氏がワインのテーマを決めてから料理のメニューを考案する。
 今月18日に北近江リゾートで開かれた「ワインと美食の夕べ」。フランス・ブルゴーニュ地方の名門「フルーロ・ラローズ」のワインを中心に5種類がグラスに注がれた。田崎氏はそれぞれのワインの特徴をはじめ、スパークリングワインとシャンパンの違いや、「フルーロ・ラローズ」に日本人女性が嫁いでいることなど、ワインに関する幅広い情報を紹介した。料理は醒井産ニジマスや琵琶湖産天然スッポンなど地元の食材を使ったメニュー。田崎氏は「いつも何かしらのサプライズを演出している。今回はフレンチであまり使わないスッポンにしてみました」と解説した。
 食事会は年4〜6回程の開催。リゾート部門を統括する常務取締役の田中秀和さんは「地域にワイン文化を根付かせ、ワインを楽しんでもらいたいと20年余り前から始まった。以前は日ごろのお付き合いのある方を招いていたが、今は広く地域の方に訪れていただいている。田崎さんのワインとともに食事を楽しんでいただければ」と話している。
 なお、次回は4月8日、ロテル・デュ・ラクで「ワインと美食の会」を開催。1部が午後1時から、食事とワイン1万5000円、食事のみ1万2000円。2部が午後5時半から、食事とワイン1万8000円、食事のみ1万5000円。


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2017年02月20日

奥びわ湖書き初め展

西浅井で、355点
 奥びわ湖書き初め展覧会が西浅井運動広場体育館で26日まで開かれている。
 一般の部、特選の澤田律子さん(長浜市)の作品「萬壽無彊」や高校の部、特選の山田ひかるさん(伊吹)の「現代詩」など、県内外から集まった約355点を展示。伊吹高校書道部が機動パフォーマンスで描いた大作も並ぶ。午前9時から午後5時、26日まで(最終日午後3時)。無料。
 市内の小中学生の作品230点を並べる「長浜市内小中学生書道作品展」も同時開催中。


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2017年02月17日

「授かった命、次の世代に」

フォトジャーナリスト・國松さん講演
 被災地や紛争地、在宅看取りの現場を取材しているフォトジャーナリスト・國松康弘さん(大津市)が16日、浅井文化ホールで講演し、命の尊厳を訴えた。
 國松さんは神戸新聞記者を経て、イラク戦争を機に独立。アジア、アフリカの紛争地や貧困国、東日本大震災の被災地を巡る。近年は永源寺町などで「命の有限性と継承性」をテーマに、在宅看取りの場面を写真に収めている。
 講演では「写真が語る いのちのバトンリレー」と題して、まず、福島県南相馬市の震災直後の写真を見せながら「1人でも多く生存している人を見つけようと、捜索隊が入っていない地域を回ったが、すでに亡くなった人ばかり。亡くなった人の分、次の世代に繋いでいこうとしている人を写真で伝えようと思った」と語った。
 福島、宮城では骨肉腫で命を落とした若者、脳腫瘍で短い生涯を閉じた小学生の女の子と出会った。また、海外の紛争地では銃撃や爆撃で亡くなった人、栄養失調で倒れていく子たちとも出会い、「この世から悲しい報道を無くしたい」と感じた。
 対局するかのように「授かった命を全うしよう」「自宅で息を引き取りたい」と、永源寺町では大切な人に見守られながら、温かい看取りが行われていた。
 「死」というものを家族や地域が共有し、天寿を全うし、看取られる人たち。祖母の最期を見届けた少女は「悲しかったけど、恐くなかった。おばあちゃんは私の心の中に生きられる。心の中で生き続けます」と答えた。
 國松さんは取材を振り返りながら「授かった命を、次の世代に渡せる世の中に」と訴えた。講演会は長浜市教育研究発表会の一環として開かれたもので、教職員約420人が聴講した。


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2017年02月16日

まちを紹介「きのもと文庫」

「えんとつ町のプペル」で資金調達
 木之本の街並みや人物を紹介する「きのもと文庫」の作成に向け、地元住民たちが22日から、クラウドファンディングを活用し、資金集めを開始する。リターン(返礼品)には今、テレビなどで話題のキングコング西野さん(写真左下)の絵本「えんとつ町のプペル」(写真左)や関連グッズなどを用意。
 住民有志でつくる制作委員会(植田淳平代表)は、県内最古の私立図書館「江北図書館」や本屋、古本屋が点在し、本を愛する人が多い木之本の魅了を紹介しようと、「人」にスポットを当てたユニークな冊子の出版を計画。今年6月の発刊を目指し、資金調達を始める。
 取材は長浜ローカルフォトアカデミーを受講した地元住民たち。大音に移住した元新聞記者・堀江昌史さんが校正・編集を担当する。見開きページの左側に写真、右側にテキストや地図を入れ、魅力的な人やステキな場所を紹介。文庫サイズで44〜50ページ。1000冊を印刷し、市内の書店、観光施設で500円(税抜き)で販売を予定している。


西野さんトークショー、6月「プペル展」も
 制作委員会では発刊予定日の6月3日、西野さんのトークショー(木之本スティックホール)、11日までプペル展(きのもと交遊館)を企画。クラウドファンディングの返礼品にはトークショーのチケットや「きのもと文庫」、オリジナルグッズなどをプレゼントする。
 期間は6月まで、目標金額は20万円。集まった資金はイベント費用や新文庫の発刊に役立てる。植田代表は「出版やイベントを通して、本のまち、きのもとを『見える化』したい」と話している。
 【えんとつ町のプペル】漫才コンビ「キングコング」西野亮廣さん作。煙に覆われた「えんとつ町」でハロウィーンの夜に生まれた「ゴミ人間」と、たった一人の友達になる少年との友情の物語。クラウドファンディングで資金1000万円を集め、幻冬社から発売後、27万部を突破するという話題作。


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2017年02月15日

生シルクのボディタオル

シルクライフジャパンの新商品、伝統の技でしっかりした洗い心地
 江戸時代から織り続けられている「浜縮緬」の伝統技術を生かしたボディタオル。肌にやさしいセリシンをたっぷり含んだ生シルクで、しっかりとした洗い心地と水切れの良さが人気。


 誕生のきっかけは「こんなモノがあったら、いいのにな」という思いから。
 長谷健次社長の家族はアレルギー体質で、肌が弱く市販のナイロンタオルでゴシゴシ洗うと、皮膚を傷めていた。そこで、気持ちよく洗わせてあげたい、という思いから、自らが手がけていた浜縮緬の特性に着目。新商品を手がけることに。
 生糸には保湿性に優れたセリシンが豊富に含まれている。抗酸化作用もあり、美肌や髪・皮膚を若返させるアンチエイジングにも効果がある、といわれている。
 浜縮緬は精練により、セリシンや汚れ、不純物を完全除去し、しなやかさを出すが、このタオルは精練していない生シルク製で、セリシンが残ったまま。
 また、横糸に強い依りをかける「八丁撚糸」により、生地表面に特有の「シボ」があり、ナイロンタオルのようにゴシゴシ洗える。
 長谷社長は「皮膚の炎症がない、肌がつるつるなど、家族に好評。こんな商品をさらに増やしたい」と話している。パッケージデザインなどには県東北部工業技術センター(三ツ矢元町)が携わっている。幅38㌢、長さ100㌢。リクルートの総合ネット通販サイト「ポンパレモール」にて発売特別価格1本3780円。
 【シルクライフジャパン】縮緬工業協同組合の有志グループによるコラボレーションカンパニー。従来の和装分野にとどまらず新製品の開発を通して、浜縮緬の普及と浸透を目指している。


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2017年02月14日

山懸岐鳳と郷土の画人

虎姫時遊館で没後170年記念展
 長浜の画人・山懸岐鳳(1776〜1847年)の没後170年を記念した企画展が三川町の虎姫時遊館で開かれている。
 岐鳳は京狩野派の絵師だった山懸頼章の長男として京都で生まれ、天明の大火により長浜に移住。曳山の襖や大通寺山門の天井画などを描き、長浜や彦根などに多くの画跡を残すとともに、八木奇峰(下八木町)や中川雲塀(曽根町)の活躍の場を開拓した。
 企画展は市民5人でつくる「郷土の画人愛好家グループ」が主催したもので、岐鳳の作品19点を含む頼章、奇峰、雲塀らの作品計45点を並べている。
 岐鳳作「龍虎図」2枚折り屏風は大通寺に伝わった京狩野派2代目、山雪の「達磨・龍・虎図」(三幅対)を20代の岐鳳凰が模写したことが墨書名からわかる。
 同じく岐鳳の衝立「雲龍図・雉図」は雲龍が勢いよく描かれ、出来栄えもよい。裏面には雌雄のキジがフヨウの花とともに描かれている。主催者は「展示を通じて、これらの画人が長浜の文化の一翼を担ってきたことを知ってもらえれば」と話している。
 午前9時から午後5時(最終日3時)、26日まで。月曜休館。無料。


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2017年02月13日

シャーペンなぜだめ?

子ども議員、日ごろの疑問ぶつける
 長浜市内の小学生が議員となって市長や市幹部に質問をぶつける「子ども議会」が11日、市役所議場で行われた。
 長浜東ロータリークラブの企画で、市内15小学校の5、6年生25人が参加。事前に市議と一緒に議会の仕組みなどについて学習し、発言通告書の作成に取り組んだ。この日は順番に登壇し、日ごろ感じている学校教育の疑問をはじめ、施設整備や安全対策など多岐にわたる市政課題を取り上げた。
 伊藤蒼雅君(長浜小6)は社会科の授業で歴史ばかりでなく、トランプ大統領誕生など最近の政治や経済も取り上げるべきと提案。答弁に立った教育部長は「歴史を学ぶことにより先人の知恵や工夫を知り、皆さんの未来に生かして欲しいと願っている」「昔の出来事と最近の出来事を比べ自分なりの意見や考えを持つ。これからの社会を生きていく大切な力となる」と答弁した。
 坂東佑真君(長浜南小6)は小学校で使用が禁じられているシャープペンシルについて「鉛筆より便利」として高学年からの解禁を要望。教育部長は鉛筆の使用について「とめ、払いがしっかり書ける」としたうえで、「鉛筆を正しく持つことは指先を鍛える働きがあり、脳の働きが良くなる」として、鉛筆を推奨していた。
 長田真弥さん(長浜小6)は長浜小学校正門前の信号機について「信号が短くて皆がなかなか渡れない。信号を長くして欲しい」と要望した。教育長は「思いはよく分かるが、信号機は歩行者のためだけにあるのではない。すべての交通がスムーズになるように、車の通行量を計算し、近くの信号と関係しながら作動している」と説明し、「心に余裕を持って対応していただきたい」と話しかけていた。
 石川隼太郎君(長浜北小5)は大震災での人命救助を取り上げ「どうやって家の下敷きになった人を素早く助けるのか」などと質問。防災危機管理局長は「大きな地震の際の倒れた建物からの救出の8割は近所や家族の者で救出されている。市や消防、警察の救助は2割」と紹介し、災害発生時の地域での助け合いの大切さを説いていた。
 保護者や関係者で満席となった傍聴席からは、子ども議員の質問が終わるたびに大きな拍手が送られていた。


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2017年02月10日

余呉山間部 雪かきに汗

立命館学生や長浜北RCら
 豪雪地として知られる余呉町の山間部の3集落で、6日から9日までの4日間、市内外の有志がボランティアで雪かきに汗を流した。
 長浜市社会福祉協議会が高齢化率の高い過疎の集落を支援するために企画している「余呉ワークキャンプ」の一環で、雪かきボランティアは旧余呉町時代から続く取り組み。今年は立命館大学のサークル「ボラっちぇ」や公募の市民、長浜北ロータリークラブ、地域おこし協力隊、余呉福祉の会の計34人が参加した。
 中河内の集落は積雪1㍍ほどだが、屋根から落ちた雪によって高さ2㍍ほどの山になっている場所も。参加者は「まるで別世界」と、その雪景色に驚きながらも、スコップやスノーダンプを手に、民家周辺や神社、自治会館などの雪をどけた(写真)。高齢化率が80%にもなる同地区では若者が珍しく、地元のお年寄りらは大学生とのおしゃべりを楽しみながら、その労をねぎらっていた。
 また、総勢17人で参加した長浜北ロータリークラブは大型除雪機を操作したり、昼食を手作りして他のボランティアに振る舞ったりしていた。社会奉仕副委員長の平谷茂さんは「『今年も来てくれてありがとう』と背中を丸めながら言われたおばあさんの言葉が心に響きました」と振り返っていた。


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2017年02月09日

ウォルター・クレイン作品展

多色刷り木版画の絵本、県立近代美術館で
 世界的に有名な英国の絵本作家ウォルター・クレイン(1845〜1915)の本にスポットを当てた企画展が大津市の県立近代美術館で開かれている。
 クレインは画家の息子として生まれ、13歳から木版画やデッサンの基礎を学び、多色刷りの技術を開発した彫刻師エドマンド・エヴァンスに才能を見出される。
 それまで絵本のカラー印刷は表紙に限定されていたが、中の挿絵まで彩色し、「アラジンの魔法のランプ」「シンデレラ」「長靴をはいた猫」などヒット作を世に送り出した。
 1877年以降、絵本制作から身を引くが、生涯、大人や子ども向けの本の挿絵を制作する一方、室内装飾のデザイナーやポスターデザインを通しての社会活動などを行った。
 企画展はクレインの芸術を本格的に紹介する国内初の試みで、手がけたすべての絵本や挿絵本など約300点を並べている。同館は「国内の大学図書館などが所蔵する本が一堂に集まった。1ページに8色を使用しており、多色刷りの妙技、独特な色使いなどを楽しんでほしい」と話している。
 午前9時半から午後5時、3月26日まで。展示説明会もある。入館料は一般1000円、高大生650円、小中生450円。月曜休館。


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2017年02月08日

今年で見納め 大通寺馬酔木展

商店主の高齢化で 世話できず
 大通寺の早春の風物詩、馬酔木展が29回目を迎える今年で閉幕する。ながはま御坊表参道商店街振興組合の商店主らが長年、馬酔木の鉢植えの世話を続けてきたが、高齢化や後継者不足により、これ以上続けるのが困難としている。最後の馬酔木展は今月11日から始まる。
 同展は1989年、大通寺の門前通りである表参道商店街に賑わいを取り戻そうと、かつて洋服店を営んでいた岡田辰男さん(88)ら商店街の有志が馬酔木の盆栽に注目したのがきっかけ。当時、市街地では黒壁が誕生するなど、商店街再興の機運が高まっていた。表参道商店街でも老朽化したアーケードを撤去したことで大通寺の山門が姿を現していた。馬酔木展は慶雲館で開かれている長浜盆梅展目当ての観光客を大通寺へ回遊させる狙いだった。
 馬酔木はツツジ科で、白やピンクの釣り鐘状の愛らしい花を鈴生りに咲かせる。馬が食べると酔ったようになることから、この名が付いた。
 「近隣の山へ何度も入って野生の馬酔木を掘り起こした。それは大変な作業でした」と振り返るのは商店街振興組合の小倉勝彦理事長(73)。馬酔木の鉢植えの世話は手間がかかり、新芽が伸びる夏は朝夕2回の水やりが欠かせず、強い日差しを避けるため日除けシートを張った。施肥や枝の剪定も大切な作業となる。
 最盛期には大通寺境内に推定樹齢400年の古木を含む100鉢余りがずらりと並び、期間中の大通寺の参拝客が1万人を超えることもあった。しかし、近年は商店主らの高齢化により、馬酔木の世話が難しくなり、昨年の展示は40鉢程と年々、寂しくなっていた。
 小倉理事長は「御坊さんに人が集まる新しい取り組みとして始まったが、商店主も高齢化や後継者がいないなどの問題があり、今回で最後となる」と話している。


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2017年02月07日

がんは身近な病気

長浜病院でPR展と無料相談
 「滋賀県がんと向き合う週間」(4日〜10日)に合わせ、市立長浜病院がん相談支援センターは同病院正面玄関付近で、がんの予防などに関するPR展をしている。
 早期発見による治療や同センターの利用などを啓発する企画で、がんに関するパンフレットや啓発パネルを設置し、抗がん剤による副作用で脱毛した場合に役立つウィッグやケア帽子などを展示。がん患者の家族が製作した手作りひな人形や絵本、ニット帽など約50点を並べている。10日まで。
 また、無料で受けられるがん専門相談員による相談が8日の午前中、行われるほか、同日午後1時から3時までは、社会保険労務士・遠藤なるみさん(びわこ労務士事務所)による、がん患者の就労に関する無料個別相談会を開いている。
 就労相談会では▽上司や同僚に、どこまで話せばよいか▽仕事復帰すべきか、辞めるべきか▽仕事と治療の両立▽離職後の医療保険▽仕事を休むため、収入が減った—などについて、適切なアドバイスを受けることができる。秘密厳守。無料。
◇    ◇
 国立がん研究センターによると2016年のがん罹患者予測数は101万0200人。年々増加傾向にあり、死亡原因のトップ。
 市立長浜病院がん相談支援センターでは昨年、1808件の相談があり、「がんは身近な病気。他人ごとではない」(新川君代相談員)としている。
 相談の主な内容は▽不安▽治療▽副作用▽就労など。中には、がんの告知を受け、すぐに離職する人もいるが、同センターでは「まずは治療方針を会社と相談してほしい」とし、「いろんな可能性があり、一緒に考えたい」とアドバイスしている。
 相談は月曜から金曜、午前8時半から午後5時15分まで。面談のほか、電話、メールでも受け付けている。


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2017年02月06日

歌とダンスで 観客魅了

長浜小合唱団演奏会 ミュージカル熱演
 長浜小学校合唱団の定期演奏会が5日、長浜文芸会館で開かれ、目玉のミュージカル「ライオンキング」では、団員の歌声と演技が観客を魅了した。
 5回目を迎える定期演奏会では「琵琶湖周航の歌」やNHK全国学校音楽コンクールの滋賀大会で金賞に輝いた「ぼくらのエコー」などの合唱を披露し、観客を酔わせた。
 「ライオンキング」はブロードウェイや劇団四季の舞台で知られるディズニー・アニメが原作。ライオン親子や執事のサイチョウ、仲間のミーアキャット、イボイノシシ、敵役のハイエナなど、サバンナの動物たちを団員が歌やダンスで熱演し、観客を劇中に引き込んだ。また、それぞれの動物をイメージした保護者手作りの衣装や巨大な舞台装置が観客を驚かせていた。


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2017年02月04日

12日間限定ライトアップ

長浜盆梅展 日本庭園も幻想的に
 慶雲館で開催中の長浜盆梅展はきょう4日から開館時間の夜間延長とライトアップを始める。ライトアップは週末を中心に12日間限定で実施する。
 計166基のライトで盆梅展会場と日本庭園を照らし、昼間とは違った幻想的な雰囲気を醸す。盆梅は長浜観光協会が管理する約300鉢の中から見ごろに合わせて約90鉢を展示。同盆梅展の最長老、推定樹齢400年の八重咲き紅梅「不老」は赤いつぼみを徐々に膨らませており、間もなく開花を迎えそうな気配。
 夜間延長は午後8時半まで。3月5日までの土・日曜と2月13、14日の計12日間。入館料は大人500円、小中学生200円。


旧長浜駅舎でも
 長浜鉄道スクエアの旧長浜駅舎も4、5日と11日から14日までライトアップされる。建物を幻想的に照し、庭園にはキャンドルライト200個を並べて、ハートマークなどを描く。午後8時半まで。
 なお、建物壁面の照明は盆梅展に合わせ3月5日まで。


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2017年02月03日

曳山を飾る花々

曳山博物館で企画展「百花繚乱」
 長浜曳山まつりの曳山に見られるボタンやバラなど数々の花を紹介する企画展「百花繚乱」が曳山博物館で開かれている。
 月宮殿の胴幕「中東連花鋸葉文様」(復元新調)は、ノコギリの形をしたような葉が連なる中東地域独特の紋様が特徴。17世紀後期に輸入されたとみられるじゅうたんを、幕として転用している。
 萬歳樓の旧舞台障子「菊薄図」は江戸時代後期のもの。金箔押しの襖に様々な菊を描いた山縣岐鳳の作品で、明治9年の障子新調にともなって稽古用の舞台障子に転用したと伝わっている。
 月宮殿の引戸窓のガラス絵「動植物図」は1枚の窓を15の格子に区切ってガラス絵をはめ込み、曳山を豪華に飾っている。絵はコバルトブルーを下地に、油絵具でバラやボタンなど四季の草花、小動物を描いている。江戸時代後期の作品とみられる。入館料は大人600円、小中学生300円(長浜、米原の小中学生は無料)。午前9時から午後5時、3月12日まで。


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2017年02月02日

自分のスタイルが定着

近江公民館、ライフまいばら作品展
 米原市、近江公民館で2日から4日まで、知的障害者生活介護通所施設「ライフまいばら」(同市大鹿)利用者によるアート活動作品が開かれている(写真)。
 利用者は3年前から月2回、イラストレーターの大橋優子さん(長浜市鳥羽上町)の指導を受け、絵画や立体などを創作している。展示会場には格子にひとつひとつ異なった着色をした絵や写真を模写した水彩画、ラッションペンで描いたポップなイラスト、カッパの形をした陶器など20人の約70点を並べている。
 通所者は皆、本人が作りたい作品を自由に創作しており、大橋さんは「この画材、この手法をしてみれば」とアドバイスする程度。「この3年間で、みんな自分のスタイルが決まってきたよう」と話している。午前9時から午後6時、最終日は午後3時まで。無料。


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2017年02月01日

泡を立てず、きれいに洗顔

ジーズアップが「ぬるぬる石けん」を開発、発売
 泡を立てなくても、きれいになる「ぬるぬる石けん」を開発。1日から販売を開始した。
 同社は全国に9店舗を持つヘアカラー専門店「髪染本舗」とコスメ(化粧)事業を展開。美容室経営や新商品開発などを手がけている。
 CMなどで洗顔石けんが、毛穴の汚れ落しで「泡立ち」をPRするが、同社では空気を含んだ泡が毛穴の奥まで入るのは物理的に不可能で、石けんの泡立ちの良さは添加物を使用することで簡単にできる、と分析。
 石けん本来が持っている「ヌメリ」が肌に密着し、肌の余分なモノを落とすことに着目し、ウナギやカタツムリ、ナマコ、クラゲなどから分泌される粘液の主成分ムチンを活用することに。
 ムチンには保水力に優れるヒアルロン酸が多く含まれ、肌の水分を奪わず、乾燥を防ぐ働きがある。新開発の「ぬるぬる石けん」は固形で長さ15㌢、直径3㌢、重さ100㌘の棒状。円柱を上下にしごき、ヌメリを取り出す。パックのように顔全体になじませ、ゴシゴシ擦らず、泡立たせないのがコツ。ぬるま湯で洗い流すだけで、しっとり潤いを保ち、肌のつっぱりも無い、という。
 開発責任者の三宅玄人さん(24)は、「近年、アジアを中心に泡立たない石けんがブーム。この商品は国内初のムチン入り固形せっけん。現在、医薬部外品を申請しており、自然素材を生かしたプレ化粧品を開発してゆきたい」と話している。
 ぬるぬる石けんは平方町の髪染本舗、インターネットで販売。1本1200円(税抜き)。


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