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「長濱蒸溜所」で火入れ式

長濱浪漫ビールがクラフトウイスキーを製造、26日から原酒提供
 朝日町の地ビール会社「長濱浪漫ビール」(清井崇社長)がクラフトウイスキーを製造する「長濱蒸溜所」を店内に整備。19日、関係者約100人を招いて火入れ式を行った。
 同社では、ウイスキーとビールは同じ原料を使うことから、ビール製造の技術と設備を生かしたウイスキー作りを模索。今年6月には清井社長自らクラフトウイスキー作りが盛んなスコットランドで技術を学んだ。11月1日に長浜税務署から製造免許の交付を受け、店内の一角に蒸留釜2基などを備えた「長濱蒸溜所」を整備した。
 この日の火入れ式では、藤井勇治市長が蒸留釜に直結したボイラーのボタンを押して点火。蒸留したてのウイスキーの原酒「ニューメイク」が出来ると、樽詰めしにした。ニューメイクは来場者にハイボールにして振る舞い、大塚敬一郎長浜商議所会頭の発声で乾杯した。ニューメイクは無色透明で、樽の中で熟成させることで琥珀色となる。
 株主で長浜バイオ大教授の植月太一さん(58)は「妙な甘味や雑味がなく、さっぱりとしている。これからは長浜エール(ビール)とウイスキーの両方を楽しめる」と笑顔を見せていた。
 蒸留釜はガラス越しに見学でき、清井社長は「クラフトウイスキーができる工程を肌で感じてもらうためにも、見学や体験を充実させたい」としている。当面は店内のみでの販売となるが、生産量を徐々に増やしていずれ市販も行う。なお、ニューメイクの提供は今月26日以降。樽に寝かせた本格ウイスキーは熟成が必要なため「いいものが出来しだい」と、販売時期は未定。
 長濱浪漫ビールは県内を中心に約100人が出資して1995年に設立。翌年、改修した米蔵に醸造施設とレストランをオープンさせた。醸造釜を眺めながら出来たてのクラフトビールを楽しめる場として、市民や観光客から愛されている。


2016年12月20日 16:24 |


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