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ルール作りや標語で啓発

13中学校の代表 スマホ利用で意見交換
 長浜市内13中学校の代表が携帯電話やスマートフォン、インターネットの利用について考える「中学生集会」が3日、市役所で開かれた。
 集会は、スマホなどが中学生にも普及する中、生徒自身に使い方やルールを考えてもらおうと、長浜市教委の呼びかけで昨年12月にスタート。4回目を迎えたこの日は各中学校の生徒会役員ら26人が各校の取り組みを発表し、意見交換した。
 木之本中代表は全校生徒178人へのアンケート調査の結果を発表し、携帯電話・スマホを「持っている」「使わせてもらっている」生徒が57・1%にのぼったこと、主にSNS(LINEなど)、ゲーム、動画・音楽の視聴に利用していることを報告。1日の利用時間が4時間を超える生徒が4割を占めるクラスもあったと指摘した。
 長浜西中代表は携帯電話・スマホを所持している生徒が58%、うち1日2時間以上の使用者が33%にのぼることを報告。▽22時以降は相手に(メールやメッセージなどを)送らない▽自分が言われて嫌なことは送らない—など「スマホ利用6ヶ条」を掲げて、啓発に取り組んでいることを発表した。
 びわ中代表は生徒から募集した標語「つぶやいた言葉は一生残ってる」「気をつけて自分の指が差す未来」などを活用して、利用マナーやルールの啓発に取り組んでいることを報告した。
 意見交換では「スマホはダメなものという決め付けがある」「大人の意見は一方的。自分たちでルールを作っていきたい」「スマホのことは親より生徒の方が理解しているので、生徒優先でルールを決め、それからPTAに示したい」などと、生徒主導でルールを作るべきとの意見が多く出た。また、啓発標語やポスター、討論会など通して利用ルールやマナーを生徒に浸透させる必要性を実感していた。
 なお、過去に開かれた集会ではスマホやインターネットについて「いろんな人と情報交換でき、世界中の人と交流できる」「小説を読め、音楽も聴ける。GPS機能でどこにいるのかもわかる。写真も撮れる」と評価する一方で、「動画に夢中になって止められない」「いじめが多々ある」「人前では言えないことを書いてしまう」とマイナス面を指摘する意見も相次いだ。また、スマホを所有する10代のほとんどが利用している無料通信アプリ「LINE」については、届いたメッセージを読んで返信しないと、「既読無視」との指摘を受け、けんかや仲間外れの原因となること、掲載した写真が勝手に転載されたケースが報告された。


2016年11月05日 16:44 |


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