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曳山祭の復活に貢献

振付師・富士松山楽にスポット
 曳山博物館は戦後、長浜曳山まつりの復興に貢献した小谷丁野町出身の振付師・富士松山楽らにスポットを当てた展示「ユネスコ無形文化遺産登録の意味するもの」を開いている。長浜曳山まつりは昭和12年から11年間、戦争で途絶え、23年に再開されたが、長浜では歌舞伎の上演が準備できず、託された山楽が自分の孫を含む丁野の子ども12人を引き連れ、曳山で上演した。
 山楽は本名・八田林松。体が弱かったため、農業を継がず、菓子製造業を営みながら、振付を担当。地元の子どもたちに歌舞伎を教え、寺などで上演。長浜曳山まつりでは昭和9〜11年に振付けており、岐阜県垂井や米原でも指導した。
 企画展は長浜曳山まつりの曳山行事が全国32の「山・鉾・屋台行事」とともに、ユネスコ無形文化遺産の登録に向け、前進したことに合わせ、開いている。
 再開当時の歌舞伎上演の古写真や御堂前組(諌鼓山)が彦根藩第14代藩主・井伊直中から拝領した舞能面など14点を展示。江戸時代から昭和初期にかけての長浜曳山まつりの歴史と様相を関連資料からひも解く。
 午前9時から午後5時、12月11日まで。入館料は大人600円。無休。


2016年11月01日 16:31 |


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