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土曜学習会「ガップ」東中でも

卒業生や地域住民がサポート
 長浜南中で4年前から行われている土曜学習会「ガップ」が4日、長浜東中でも始まった。受験を控えた3年生98人のうち77人が学習に打ち込み、卒業生や地域住民らボランティアスタッフがサポートした。
 受験生の「学力アップ」を目指したガップは、3年生の土曜日の自主学習を地域で支える取り組みで、学習塾に通っていない生徒の支援も目的の一つ。岩崎泰隆校長が長浜南中で企画・浸透させ、今年4月に東中に異動したのを機に学校運営協議会「東中盛援隊」(一居寿人会長)が主体となってガップ導入を準備してきた。生徒の指導にあたるボランティアスタッフを募ったところ、教員、元教員、卒業生、大学生、高校生、地域住民ら36人が手を上げた。
 この日の開会式では一居会長が「どうか、来年の春を笑顔で迎えられるようにしっかりと学習してください」、岩崎校長が「地域の皆さんが応援に駆けつけてくれた。どうか可能性を自分の力で大きく引き伸ばし、自らの希望の進路を実現できるよう頑張ってください」とあいさつ。ボランティアスタッフも「大人になって、難しい数学の問題を解けなくても困ることはない。しかし、困難から逃げずに自分で何とかしようという力は、どんな仕事に就いても絶対に役立つ」などと生徒に語りかけた。
 開会式後の学習会は「特訓」「補充」「基礎」の3段階に分かれて行われた。生徒は過去の県立高校入試問題のプリントなどに取り組み、分からない問題をボランティアスタッフに質問していた。
 東野七星さん(3年)は「自分の志望校のレベルより学力を高くして、高校へ行ってもつまづかないように今から頑張りたい。教え方が分かりやすくて楽しい勉強になった」と話し、西尾愛理さん(3年)は「朝から学校で勉強できることで、生活のリズムを整えられる。生徒の視点で分かりやすく教えていただいた」と話していた。
 ボランティアスタッフとして参加した同校の卒業生で、静岡大教育学部3年の黒川諒さん(23)は「大学での勉強は机上なので、学習会の参加は現場を知るうえで良い勉強になる。将来は小学校か中学校の教師になりたいので、どちらにするのか、見極めの材料にもなる」と話していた。
 学習会は月2回のペースで計12回開催。次回の17日には長浜北高の生徒7人も参加する。11、12月には放課後を利用した学習会を1、2年生にも対象を広げて開催する方針。


2016年09月03日 16:19 |


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