滋賀夕刊新聞社は滋賀県長浜を中心に政治、経済、文化の情報をお届けする新聞です。



2016年09月30日

浅井中&木之本中、文化祭に巨大アート登場

浅井中は「雲龍図」
 浅井中と木之本中の30日の文化祭で大きなモザイクアートがお目みえし、会場を沸かせた。
 浅井中の美術部(谷口萌香部長)とコンピューター部(冨永裕大部長)の合作による巨大モザイクアートは縦3㍍、横4㍍。5万3400枚の色紙を貼ってある。
 モチーフは浅井ゆかりの絵師・海北友松の代表作「雲龍図」。故事によるとコイが滝を上りきったとき、竜に姿を変えるとされ、アートには竜の絵と立派な大人として成長するため、志を持とうと「立志」の文字を入れた。
 両部の部員計12人は7月末から準備を進め、赤や青など8色の紙を1・5㌢角に裁断。台紙に貼って、巨大壁画を作った。谷口さんと冨永君は「完成して嬉しい」と話している。
 作品は文化祭後、美術部前の廊下に掲示。11月6日の浅井文化祭の会場(浅井文化ホール)でも展示する。


木之本中は「つなぐ」
 木之本中学校は全生徒178人が半月かけ、1・5㌢四方の色紙約18万枚を貼り合わせ、縦4㍍、横10㍍の壁画にした。
 テーマは「つなぐ」。全体の構図としては「時の流れ」を表現しており、以前の木造校舎や新校舎、体育大会のマスゲームの練習のようすなど70年の歴史を映画のフィルムでつないでいる。
 生徒会長の三家香奈さん(3年)は「素晴らしい出来栄え。全校生徒の思いが、ひとつにつながった」と話していた。巨大アートは体育館のステージに1年間、飾る。


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2016年09月29日

最終選考、バーベキューで

長浜市立病院、採用試験に導入
 長浜市立の2病院が一般事務職員の採用試験に、ハイキングやバーベキューで交流する選考方式を初めて取り入れ、25日に実施。市立長浜病院は「リラックスした雰囲気の中で、従来の面接手法では把握しにくい受験者の素顔や人柄を見ることができた」と成果を語っている。
 交流会はコミュニケーション力を見極めるために企画した最終選考で、1次試験の筆記、2次試験の集団面接・討論の選考をクリアした20代、30代の受験生11人が参加した。病院側からは看護師、医療技術職、事務職ら10人が参加した。
 長浜市役所余呉支所からウッディパル余呉までの約2㌔をハイキングした後、野菜を切ったりしてバーベキューを準備。約2時間、食事を交えながら歓談した。
 民間企業では従来の筆記や面接に加え、食事会などを取り入れた採用試験が増えているが、公立病院では珍しい。


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2016年09月28日

絆でつくる安心安全

伊吹高書道部が看板製作にひと役
「全国地域安全運動」(10月11日〜20日)を前に、伊吹高校書道部の部員が27日、啓発看板用の作品を製作した。
 同部は「書の甲子園」「全国高校書展」など多数入賞。「機動展示」と題して大きな紙に書くパフォーマンスなどをイベント会場などで行っている。
 今回は米原署からの依頼を受け、縦180㌢、横90㌢の啓発看板に「絆でつくる安全安心の米原市」の標語を入れることに。
 稲永美穂さん、山田ひかるさん、山路ななせさん、古市理彩さん、高山美緒さんの3年生5人が、墨とロウで文字を書き入れた。部長の稲永さんは「作品が看板として使われるのは照れくさいが、地域のためになれば」と話していた。
 完成作品は安全運動期間中、JR米原駅の出入り口に掲示する。


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2016年09月27日

力強い園児の和太鼓も

湖北町で高齢者との交流会
 湖北福祉の会による高齢者交流会が27日、湖北デイサービスセンター(湖北町速水)で開かれ、湖北町内の独居老人45人をはじめ、地元ボランティアら120人が、小谷こども園児34人の和太鼓演奏やビンゴゲームなどを楽しんだ。


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2016年09月26日

「やっとさ〜」「やっとやっと」

近江公民館、阿波おどりフェスに250人
 米原市、近江公民館で24日夜、「秋の阿波おどりフェスティバル」が行われ、約250人が楽しい踊りに酔いしれた。
 同館を運営するNPO法人おうみ地域人権・文化・スポーツ振興会が、阿波おどりで、日ごろのストレスを発散してもらおうと、東京、高円寺を拠点に活動しているグループ「華純連」の50人を招いてイベントを企画した。
 この日は長浜、米原から12組、105人が出場。ダイナミックに踊る「男踊り」と品よく舞う「女踊り」を披露し、華純連のメンバーが「踊りの基本」「笑顔」「華やかさ」などを審査。団体の部ではフラダンス講師らのグループ「プアラニケイキ」、個人の部では米原市山室の奥田町子さんが優勝した。
 ラストでは「やっとさ〜」「やっとやっと」の掛け声を合図に、全員で総踊り。華純連の代表・酒本宏さんは「ここを拠点に阿波踊りの輪が地域全体に広がれば」と話していた。


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2016年09月23日

ガラスでもてなす和の心

黒壁に3日間限定の茶席
 黒壁のギャラリー「AMISU」(元浜町)前の広場に23日から3日間限定の茶席が開設され、市民や観光客がガラスの器で抹茶を楽しんでいる。
 日本の伝統文化である茶道と、黒壁のガラスを融合させた新しい地域文化を普及させようと、黒壁が初めて企画し、遠州流茶道師範代の森内宗茂さん(八幡東町)と伊藤宗登さん(小室町)が協力。2人の指導を受ける生徒10人が茶を点てるなどして接待した。
 ガラスの器で茶を楽しんだ市民からは「ガラスの器はきれいで、新鮮な感じがしました」と好評で、黒壁では今後も茶会を催したい考え。会費は1500円で、黒壁ガラス菓子皿をプレゼントする。午前11時から午後3時まで。


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2016年09月21日

武将姿で「いざ!出陣」

北川さん1日署長、秋の交通安全運動
 「秋の全国交通安全運動」(21日〜30日)にあわせ、長浜署は20日、曳山博物館で出動式を開いた。
 式では地元出身の男性2人組ユニット「〜Lefa〜」ボーカル・北川陽大さんが1日署長に任命され「1人1人の士気を高め、地域の安全を守っていきましょう」と話し、有川昭博署長が「長浜市から交通安全気運が高まるように」と署員らに呼びかけた。
 この後のミニライブでは「琵琶湖周航の歌」など4曲を披露。テンポ良いオリジナルソングでは参加した約70人の参加者ともに「長浜戦隊マモルンジャー」ロゴマーク入りのタオルを頭上で振り回しながら歌い「みんな明日から頑張ろう」とエールを送っていた。台風接近のため、パレードは中止となったが、武将姿に扮した有川署長と北川さんの号令により、啓発活動をする人たちを乗せた車列が長浜駅へと出発した。


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2016年09月20日

刈り取った稲を田船で移動

木之本町杉野、戸邊式農法を学ぶ
 田んぼに年中、水を張ったままの稲作「戸邊式農法」を実践している木之本町杉野で、19日、稲刈りが行われ、湖北地域の農業関係者15人が、田船(プラスチック製の大型ソリ)を使った稲刈りを学んだ。
 新潟県十日町市の戸邊秀治さん(64)が考案した「戸邊式農法」は除草の手間を省くため、稲刈りから田植えまで田んぼに水を張り続け、雑草を生やさないようにするのが特徴。
 湛水田の周辺にはワラを置いて、肥料の代わりとなる微生物と有機物を繁殖。大気を汚染するトラクターや田植え機、コンバインなどは使わず、すべて手作業で行う。
 食味が良く、高品質で東京の百貨店では「日本一高いコメ」と称され、今年も1俵19万4000円で販売される予定。
 杉野地区地域づくり協議会「杉野自然栽培研究会」では安心・安全な米作りと山村地域の活性化につなげようと今シーズン、45㌃の棚田で自然栽培を実践している。
 この日の稲刈りでは戸邊さんと三男の達輝さん(23)が講師となり、同研究会のメンバーのほか、長浜、米原の農業委員に独自の手法をアドバイスした。
 大型ソリの上には自家製の木製棚が設置されており、刈り取った稲を棚の上で束ね、船に積載。水に浮かべながら畦まで運ぶ。参加者は稲の束ね方や稲の載せ方、刈り取りの仕方などを熱心に聞いていた。
 収穫した稲は天日干しし、籾のまま、保管する。東京のデパートへの出荷が決まっており、同研究会の木下和良さんは「水田に水を張っているし、浮き船だから、移動が楽。一生懸命作った米。成果が実れば」と話していた。


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2016年09月17日

園児からメダル 笑顔弾ませ

長浜病院で敬老のつどい、音楽演奏も
 敬老の日(19日)を前に市立長浜病院ロビーで17日、「敬老のつどい」が開かれ、保育園児による患者へのプレゼントや、中学生、サークルによる音楽演奏があった。
 病気療養中のお年寄りに楽しいひとときを過ごしてもらおうと、同病院が学校や園、サークルに協力を依頼した。看護師らの子ども達が利用している院内保育所「あすなろ園」の園児は、リオ五輪にちなんで紙製のメダルをプレゼント。メダルはコスモスをイメージしたデザインで、園児がマジックで笑顔を描き、色や模様をつけた。メダルを受け取ったお年寄りは「ありがとう」と笑顔を弾ませていた。
 このほか、長浜南中吹奏楽部の1、2年生36人が演奏し、「ふるさと」では中学生とお年寄りが合唱。六荘公民館などで活動するオカリナ演奏グループ「マドンナ」も「里の秋」「上を向いて歩こう」などを奏で、癒しの音色を届けていた。


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2016年09月16日

竹の器で流しそうめん

伊吹山文化資料館で親子が体験
 米原市、伊吹山文化資料館でこのほど、竹細工教室が開かれ、市内の親子約50人が自作の竹の器と箸で、流しそうめんに舌鼓を打った。
 体験教室では近所で民宿を営み、都会の中学生たちに竹細工を教えている福永孝平さんとボランティア団体「同館友の会」のメンバーが講師となり、子どもたちは用意された直径8㌢ほどのモウソウチクを、のこぎりで長さ10㌢に切断し、切り口をサンドペーパーで磨いた。
 子どもたちは福永さんらにのこぎりの使い方を教えてもらいながら、慣れない手つきで竹をカット。萩原輝君(大原小4年)は「のこぎりを引く時が難しく、中々、まっすぐに切れなかった」と話していた。


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2016年09月15日

今までにない本物の味

伊吹で「久次郎の蓬もち」発売
 米原市大久保の農林産物加工・体験・販売施設「久次郎」で17日から、伊吹のヨミギをふんだんに使った「しっかり餅」と「包み餅」の販売が始まる。
 餅を加工している農家団体「伊吹山麓元気農業協議会」(谷口隆一代表)は古くから薬草や食材として使われているヨモギに着目。地元のお年寄りたちに耕作放棄地約80㌃で栽培を依頼している。
 開発した餅は1升あたり500㌘のヨモギを入れており、濃緑色でしっかりした歯ごたえ。こしあんも上品な甘さ。谷口代表は「今までにない本物の味」としている。
 施設内で食べられる「しっかり餅」「包み餅」に自家製たくあんとみょうが漬けが付いた「お茶セット」は300円。持ち帰り用の6個入りは800円。長浜市の旅館「浜湖月」でもお茶受けとして出す予定。久次郎は土日、祝日の午前9時から午後3時まで。


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2016年09月14日

大野将平選手 長浜で指導

リオ五輪金メダリストの柔道教室
 2020年の東京五輪、24年の滋賀国体に向けて、若い世代にスポーツへの意欲を高めてもらおうと、長浜市と長浜文化スポーツ振興事業団は、リオデジャネイロ五輪の柔道男子73㌔級金メダリスト大野将平選手(旭化成)=写真=を招いた柔道教室を10月15日午後1時半から木之本町運動広場体育館で開く。
 市と事業団が今年度から実施する「ながはまスポーツ夢プロジェクト」の第1弾で、大野選手の金メダル獲得を予想して、五輪前から講師としての派遣を依頼していた。プロジェクトは国体開催前の2023年まで継続的に実施し、各界で活躍するトップアスリートを招いて、子ども達に夢を与える。
 当日は「長浜柔道フェスタ」と題して大野選手のほか、全日本や国際大会などで優勝経験のある丸山城志郎さん(ミキハウス)、稲澤真人さん(名張高校教諭)を招き、実技指導や講演がある。定員250人。参加無料。対象は市内の小学生以上。申し込みは10月4日から市民体育館の窓口で。先着順。


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2016年09月13日

県産小麦100%で商品化

「地産地消」へ 、丸栄製パン・辻井さん10年越しの研究結実
 丸栄製パン社長の辻井孝裕さん(40)が県産小麦100%のパンの商品化にこぎつけ、9月から八幡中山町のパン店「ポコアポコ」で販売を始めた。小麦の「地産地消」を目指して始めた10年越しの研究が実を結び「県産小麦だけでパンを作れることを証明できた。このパンに皆さんがどう反応するのか。スタートはこれから」と話している。
 辻井さんは転作田で小麦が生産されながら、パンに使用されていないことを不思議に思ったのをきっかけに、約10年前から研究を始めた。「普段の半分くらいしかパンが膨らまなかった」—。初めて県産小麦を使って驚いた。パン作りに欠かせないグルテンが県産には外国産の3分の1程度しか含まれていなかったためだ。以来、小麦の品種を変更したり、製造過程を見直したりして、外国産小麦のパンに負けない品質へと改良を重ねてきた。パン向けの小麦生産のため、農家と播種前に全量買い取りを契約するなど、後戻りできない中で、試行錯誤をくりかえした。
 10年越しの研究で県産小麦による製パン技術を確立できたことから、今月1日から、これまで外国産小麦100%だったラインナップを見直し、食パンとフランスパンを除く全29種類で県産小麦100%を実現した。
 県産小麦のパンは、香ばしく、しっとりしているのが特徴。辻井さんは「多くの失敗から生まれた。そのおいしさと安全性をお客さんにジャッジしてもらえれば」と話している。


給食のパン、県産小麦に。11月から丸栄製パンの技術で、県内一斉に
 丸栄製パンが確立した県産小麦100%の製パン技術を活用して、県学校給食組合が11月の県内の学校給食のパンをすべて県産小麦100%に切り替える見通しとなった。
 組合に加盟する他の6社に辻井孝裕さんが呼びかけて実現することに。製パン技術やノウハウは、8月下旬に講習会を開いて他社に伝授した。
 辻井さんによると、県産小麦は外国産に比べ30〜40%程価格が高いのがネックで、組合が差額を負担することで、県内の子ども達に県産100%のパンを味わってもらうことになった。
 パンを提供するのは11月と来年6月に2カ月のみ。試験的な取り組みで、生徒や保護者、地域の反応を待つことになる。


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2016年09月12日

サラダパンの生みの親

木之本「つるや」西村智恵子さん
 木之本町のパン屋「つるや」の西村智恵子さん(87)は滋賀県民なら誰でも知っている「サラダパン」の生みの親。毎日、調理場に立ち、自慢の腕を振るっている。
 智恵子さんの亡夫・秀敏さんは結婚する1年前、パン屋を始めた。当時は学校給食が主で、地元、木之本をはじめ、高月、浅井の学校までコッペパンを納品。その傍ら、智恵子さんは店頭で販売するコッペパン、ジャムパン、クリームパン、あんぱんを手作りしていた。
 しかし、学校は米飯給食に移行し、コッペパンの需要が減少。店で新商品の開発を余儀なくされた。そこで思いついたのはランチ代わりに食べられる惣菜パン。塩漬けしたキャベツのみじん切りと手づくりマヨネーズを和え、コッペパンに挟んで大々的に売り出した。
 ところがキャベツから水気が出て、日持ちしないことが欠点となり、鳴かず飛ばず。大量に注文したパン袋は残ったまま。智恵子さんは苦肉の策として、食卓に毎日、並んでいたタクアンをキャベツの代わりに挟み、1960年、「サラダパン」として発売した。
 店頭に並べたところ、「タクアン?」「マヨネーズ」と嘲笑され、売れたのは1日20本ほど。ほぼ同時期に開発したウインナー入りの揚げパン「ランチパン」や丸い食パンの「サンドウィッチ」の方が売れ行きは良かった。
 発売36年後(96年11月)、滋賀夕刊が「超長寿オリジナル商品タクアンパン」と紹介し、ブームに火がついた。以降、新聞や雑誌、テレビなどで取り上げられ、人気番組「行列のできる法律相談所」で紹介されると、全国的に大ブレイク。
 今ではサラダパンだけで1日2000本以上を製造、販売。湖北地域をはじめ、県内一円63カ所のほか、東京でも販売している。
 智恵子さんは今も毎朝6時、調理場に立ち、サンドイッチの「エビステーキ」や「メンチカツ」、「タマゴサンド」や「フルーツサンド」などを作り続けている。「毎日、仕事をさせていただいているのが、健康の秘訣かも」と話していた。


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2016年09月09日

僕たちのお米がイオンに

速水小の5年生が稲刈りを体験
 速水小学校の5年生43人は9日、近くの田んぼで育てていたコシヒカリの稲刈りをした。
 田んぼと環境の関わりについて学ぼうと、児童たちは杉田信男さんの水田で米作り。5月に田植え、6月に除草効果があるニゴロブナの放流。「環境こだわり農法」で栽培された米はJA北びわこを通して、「特別栽培米」としてイオングループで販売される。
 稲刈りには児童のほか、学校ボランティア、JA北びわこの職員らが参加。約10㌃の水田で、鎌を使って稲を刈り取った。南部美咲さんは「稲刈りは楽しい。私たちが作った米がイオンに並ぶなんて」と喜んでいた。なお、5年生は11月4日、イオン長浜店で販売体験を予定している。


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2016年09月08日

生徒会が学校を変えた

長浜北星定時制、交通安全優良校
 長浜北星高校定時制はこのほど、県交通安全推進大会で、交通安全優良校の県知事表彰を受けた。定時制高校の受賞は初。
 定時制では生徒会を中心に3年前から、下校する生徒らに「携帯電話、イヤホンをしながらの運転、歩行をやめましょう」などと声をかけ、手づくりの幟を掲げながら、校門で交通安全のPR運動をし、事故防止に一役買っている。
 生徒会長の和泉汐里さん(18)は「(受賞して)こんな大げさになるとは思わなかった。この3年間、大きな事故もなく、運動していて良かった」と喜びを語っていた。


あいさつ運動で交流が芽生える
 70人が在籍する定時制の生徒は仕事やアルバイトをしながら学校に通っているため、時間の余裕がなく、年齢や国籍もバラバラ。同じ学校にいても名前さえ知らず、言葉を交わさないことも。
 3年前、生徒会長に就任した和泉さんの姉・結友さんは「ひとつにまとまっていない学校を変えよう」と交通安全運動とあいさつ運動を開始。メンバーは毎週水曜、校門に立ち、「さようなら」「おつかれさま〜」「無灯火あかんで〜」などと声をかけ続けた。
 最初は目も合わさず、あいさつしない生徒が多かったが、顔見知りになっていったせいか、次第に笑顔のコミュニケーションが生まれるように。
 これまで教職員任せだった文化祭や体育祭なども生徒会が意欲的に企画、運営するようになった。
 副校長の安居宏さんは「地道な活動を継続したことがこのような結果に結びついた」と語り、生徒会の市川ジュリアナさん(26)は「後輩たちには今よりも交流を深めてもらい、さらに良い学校にしてほしい」と話していた。


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2016年09月07日

長政も食べた和りんごをジャムに

小谷小1年の12人が挑戦
 小谷小学校の1年生12人が7日、長浜市の特産「小谷城和りんご」を使ったジャム作りに挑戦した。
 戦国武将、浅井長政も食べたとされる和リンゴの栽培に取り組む住民グループ「小谷城和りんごを復活する会」(柴垣勇会長)は9年前から植樹を進めており、同校内にも5本の木を植えている。1年生は春からリンゴの木の観察を続けており、8月上旬と今月2日、和リンゴ計10㌔を収穫。冷蔵庫に保存していた。
 この日は柴垣会長と学校ボランティアの女性4人が児童たちに包丁でリンゴを細かく切る方法などをアドバイス。中島莉乃音ちゃんは「家でもカレー作りなどを手伝っているから、楽しい」と話していた。
 この後、カットしたリンゴを鍋で砂糖、レモン果汁と一緒に煮詰め、ジャムに仕上げられた。


和りんごジャム、道の駅で好評販売中
 「小谷城和りんごジャム」の販売が、湖北地域の道の駅などで始まった。
 ジャムは「菓匠禄兵衛」(木之本町木之本)に製造を委託。今年は160本の木から約2万4000個、800㌔を収穫し、ジャム2300個を出荷。リンゴのさっぱりした甘さとシャキシャキ感が好まれ、リピーターも多く、毎年、年内に完売している。
 260㌘入り税抜き600円。小谷城戦国歴史資料館、湖北みずどりステーション、産直びわみずべの里、浅井三姉妹の郷などで販売。


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2016年09月06日

「交流続けたい」「勉強不足を痛感」

独アウグスブルク市への青年使節団 帰国報告
 長浜市の友好都市、独アウグスブルク市を訪問していた青年使節団が5日、市役所で帰国報告を行い、環境問題に対する先進的取り組み、ホストファミリーとの交流、自身の勉強不足を痛感したことなど、団員それぞれが体験を藤井勇治市長に語った。
 使節団は下司一文・市北部振興局次長を団長とする公募市民8人、市職員2人の10人。8月21日に日本を発ち、世界最古の社会福祉施設フッガーライ、ナチスのダッハウ強制収容所、バイオマス発電所、市立図書館などを視察。市民団員は現地家庭にホームステイし、交流を深めた。31日に帰国した。
 帰国報告会では副団長の石地瞳美さん(29)が「貴重な体験となった。地元の方と関わり、匂い、空気を、自分自身で感じることができた」と振り返り、サッカースタジアムを見学した際にFCアウグスブルクに移籍した宇佐美貴史選手と出会えたエピソードも披露した。
 藤居将史さん(21)は「先進的な環境の取り組みに注目していた。街灯の一つ一つにごみ箱が設置され、道がきれいだった。木が多く、自然をとても大事にしていた」と報告した。イギリスのEU離脱や移民問題についてホストファミリーなどと意見を交わした影山文香さん(21)は「自分がいかに勉強不足なのか、思慮が浅いのかを痛感した」と語った。「私たちと同じ年代の人でも真剣に考え、知識も多い。それを見ていると、自分が悔しくなった」と振り返り、「ドイツだけでなくもっと他の国へ行き、いろんな話を聞きたい」と更なる探究心をのぞかせていた。
 中野由菜さん(21)は「現地の文化、食、生活スタイルを、ホームステイを通して学べた」と報告し、「ホームステイ前から連絡を取り合い、現地で別れてからもきょうまで連絡を取り続けている。これからもこの交流を続け、この経験を生かしていきたい」と締めくくった。


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2016年09月05日

わき出る気持ち、笑顔で

阿波おどりフェスに向け事前講習会
 米原市、近江公民館で3日夜、「秋の阿波おどりフェスティバル」(24日)の事前講習会が開かれ、長浜、米原の市民約80人が、阿波踊りの基本をマスターした。
 同館を運営するNPO法人おうみ地域人権・文化・スポーツ振興会が楽しい阿波踊りで日ごろのストレスを発散してもらおうと、東京、高円寺を拠点に活動しているグループ「華純蓮」をゲストに招き、阿波踊り大会を企画した。
 講習会ではグループ代表の酒本宏さんら4人が講師となり、阿波踊りの「男踊り」と「女踊り」の違いなどを解説。参加者は実際に踊りながら、動作を覚えた。
 「男踊り」はひざや腰を曲げて、大胆かつダイナミックに、「女踊り」は両手をあげて、斜めに体をくねらせ、品良くしなかやに踊る。
 酒本さんは「心からわき出る気持ちを笑顔で表現して」などとアドバイス。参加者は「やっとさ〜」「やっとやっと」の掛け声を合図に、鉦の音に合わせ、手足を動かし、楽しく踊っていた。
 岩橋静香さんは「曲のテンポが良く、楽しかった」といい、奥田町子さんも「ひざや腰を鍛えることができ、健康に良いのでは」と話していた。なお、フェスティバルは24日午後4時から、米原市顔戸の近江グラウンドで。当日も事前レクチャーがあり、参加チーム(3〜10人)を募集中。素敵な踊りを披露した人には最高3万円の賞金を授与。


「秋の阿波おどりフェス 事前講習会 」の動画はこちらから


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2016年09月03日

土曜学習会「ガップ」東中でも

卒業生や地域住民がサポート
 長浜南中で4年前から行われている土曜学習会「ガップ」が4日、長浜東中でも始まった。受験を控えた3年生98人のうち77人が学習に打ち込み、卒業生や地域住民らボランティアスタッフがサポートした。
 受験生の「学力アップ」を目指したガップは、3年生の土曜日の自主学習を地域で支える取り組みで、学習塾に通っていない生徒の支援も目的の一つ。岩崎泰隆校長が長浜南中で企画・浸透させ、今年4月に東中に異動したのを機に学校運営協議会「東中盛援隊」(一居寿人会長)が主体となってガップ導入を準備してきた。生徒の指導にあたるボランティアスタッフを募ったところ、教員、元教員、卒業生、大学生、高校生、地域住民ら36人が手を上げた。
 この日の開会式では一居会長が「どうか、来年の春を笑顔で迎えられるようにしっかりと学習してください」、岩崎校長が「地域の皆さんが応援に駆けつけてくれた。どうか可能性を自分の力で大きく引き伸ばし、自らの希望の進路を実現できるよう頑張ってください」とあいさつ。ボランティアスタッフも「大人になって、難しい数学の問題を解けなくても困ることはない。しかし、困難から逃げずに自分で何とかしようという力は、どんな仕事に就いても絶対に役立つ」などと生徒に語りかけた。
 開会式後の学習会は「特訓」「補充」「基礎」の3段階に分かれて行われた。生徒は過去の県立高校入試問題のプリントなどに取り組み、分からない問題をボランティアスタッフに質問していた。
 東野七星さん(3年)は「自分の志望校のレベルより学力を高くして、高校へ行ってもつまづかないように今から頑張りたい。教え方が分かりやすくて楽しい勉強になった」と話し、西尾愛理さん(3年)は「朝から学校で勉強できることで、生活のリズムを整えられる。生徒の視点で分かりやすく教えていただいた」と話していた。
 ボランティアスタッフとして参加した同校の卒業生で、静岡大教育学部3年の黒川諒さん(23)は「大学での勉強は机上なので、学習会の参加は現場を知るうえで良い勉強になる。将来は小学校か中学校の教師になりたいので、どちらにするのか、見極めの材料にもなる」と話していた。
 学習会は月2回のペースで計12回開催。次回の17日には長浜北高の生徒7人も参加する。11、12月には放課後を利用した学習会を1、2年生にも対象を広げて開催する方針。


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2016年09月01日

青物神輿!出番迎える

5年ぶり、伊豆神社の八朔大祭
 湖北町速水の伊豆神社の例祭「八朔大祭」で1日夜、5年ぶりに野菜などをふんだんに飾った青物神輿が町内を練り歩く。
 例祭には五穀豊穣などを感謝し、この時期、収穫された野菜や果物などを供える。平石守宮司や住民によると、以前は村人たちが供物を集め、台車に乗せて、神社に供えていたが、江戸前期ごろから装飾性を高めるため、神輿に作物を飾るようになった、という。
 神輿は高さ約3㍍、縦横1・5㍍。上部にはバランやススキ、稲穂などで作った鳳凰が乗り、屋根はヒノキ材やヘチマ、ズイキや豆などを飾っている。
 先月20日から住民や若者、中学生らが70〜80種の野菜や乾物などを装飾。総重量は450㌔になった。過去15基ほどを製作したことがある萬代勝重さん(75)は「最高の出来」と目を細めていた。
 青物神輿は午後7時、お旅所を出発し、町内を約1時間半かけ、練り歩く。


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