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3年ぶり、ちゃんちゃこ踊り

五穀豊穣祈り、西浅井町集福寺で
 西浅井町集福寺の下塩津神社で16日、夏の例大祭が営まれ、五穀豊穣を祈る「ちゃんちゃこ踊り」(県選択無形文化財)が3年ぶりに奉納され、鉦や太鼓の音が集落内に響き渡った。
 踊りは江戸時代に始まったとされ、戦争により中断。昭和42年ごろ一旦、復活したが、過疎化による人手不足などから同56年以降行われていなかった。
 平成25年、神社神明殿の改築を記念して33年ぶりに奉納されたのを機に、地元で踊りの継承を願う気運が高まり、検討委員会などが協議。今年、3年ぶりに行うことになり、5月の連休明けから練習を重ねていた。
 杖や長刀、毛槍などを持った大名行列の一行約30人は集福寺会館を出発。途中、下御旅所と徳宝寺前広場で「お花の踊り」や「お礼の踊り」など計20曲の踊りを披露し、集落内約700㍍を練り歩いた。
 この日は最高気温33℃。炎天下の中、「赤熊(シャグマ)姿」の若者や子どもたち6人が輪になり、歌に合わせ「カンカン」という鉦の音と「ショーイッ」という掛け声で軽快に舞い、その周りを艶やかな花笠姿の少女3人が花を添えていた。
 踊りは別名「花笠踊り」とも言われ、リズミカルな鉦の音色から命名されたとされる。歌詞の中には昔、神社に塩津港の検閲機関があった名残か、桑名や敦賀の地名が盛り込まれている。
 地元の長尾すずこさん(86)は「昔はもっとたくさんの人がいた」と懐かしみ、「宮さんの祭りなので、これまで(熱中症などで)悪くなった人は出ていない」と言い「また見られるとは、ありがたい。すすんで(踊りを)してくれた村の人たちに感謝したい」と話していた。


2016年08月17日 15:30 |


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