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「戦争は絶対起こすな」

嶋田さんが辛い体験談語る
 高月町雨森の雨森芳洲庵で12日、戦争体験を聞く会があり、地元の田辺仁一郎さん(85)と嶋田四郎助さん(78)が「戦争はしてはいけない」と子どもたちに訴えた。
 同所では日露、日中、太平洋戦争で33人が出征、犠牲となっている。戦時中、7歳だった嶋田さんはB29爆撃機がカラスの群れのように敦賀の方へ飛んでゆく姿やグラマン機が機関銃を放ち、田んぼの中に逃げた思い出や、終戦後、アメリカ軍がやって来ると「女は皆、隠れろ」「男はキンタマを隠せ」などと大人たちが叫び、自分たちは身を潜めながらおびえていたことなどを語った。
 嶋田さんは「戦争で何もかも無くなった中、皆が生き延びることができたのは食料や物資を分かち合い、上級生が下級生の面倒を見るなどみんなが協力したから」と話し、「戦争は絶対、起こしてはいけない」と訴え、「伝える人が少なくなり、戦争の恐ろしさを知らない人ばかりになるのが心配。戦争をしたら終わり。平和な日本が長く続くように」と願いを込めて語っていた。
 戦争体験を聞く会は雨森まちづくり委員会が30年余り続けている「夏休みふるさとじゅく」の一環として開かれ、地元の小学生7人が参加した。


2016年08月12日 16:13 |


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