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西軍武将の功績を紹介

長浜城歴史博物館で特別展
 長浜城歴史博物館は特別展「石田三成と西軍の関ヶ原合戦」を開いている。関ヶ原合戦で三成が率いた西軍に注目した展示で、これまであまり脚光を浴びることがなかった西軍武将たちの事績や功績を再評価する。
 「鳥文斎栄之筆関ヶ原合戦図絵巻」(江戸時代後期)=写真上=は関ヶ原合戦に到る経過を描いた写本。伏見城攻防戦、岐阜城攻め、関ヶ原での決戦、西軍の敗走などを描いている。鳥文斎栄之は江戸時代後期に活躍した浮世絵師。
 「石田三成像」=写真下=は津軽藩(青森県弘前市)に家老として仕えた杉山家に伝来した。杉山家は三成の次男「源吾」を始祖とし、西軍の敗北、佐和山落城の一報がもたらされた時に大坂城を脱出して奥州へ落ち延び、津軽家に匿われたとされる。
 当時の三成の容貌を伝え、顔が細長く、鼻筋が通っているのが特徴。緑色の小袖に、群青色の肩衣袴姿で、腰に脇指を差し右手に扇を握っている。桃山時代末期から江戸初期頃の製作とみられ、最古の三成を描いた肖像画として貴重。
 このほか、上杉景勝ら上杉家の嫡子が代々着初めに使用したとされる華やかな子ども用の具足「金小札白緋糸威日の丸文童具足」(安土桃山時代)や、陣中で甲冑の上に着用した「陣羽織伝真田信之所用」(江戸時代前期)、秀吉が柴田勝家を破り信長後継の地域を確立した合戦を描いた「賤ヶ岳合戦図屏風」(江戸時代後期)、三成の腹心・島左近が記した書状など計59件を展示している(前期、後期の入れ替えあり)。
 入館料は大人400円、小中学生200円(長浜・米原は無料)。午前9時から午後5時、8月31日まで。


2016年07月30日 16:45 |


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