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花がない?なんじゃもんじゃ

長浜病院前の通り&雨森芳洲庵
 別名「なんじゃもんじゃ」と呼ばれるヒトツバタコが今年、花つきが悪く、市民らをがっかりさせている。
 大戌亥町、市立長浜病院近くの通称・夕映えさいかち通りには、市が30年ほど前、なんじゃもんじゃを植えた。毎年、この時期になると細長い白い花を無数に咲かせ、通りは雪の綿帽子を被せたかのような木が並ぶ。
 ところが今年、花を咲かせているのは数本だけ。毎年、見物に訪れる人も「見ごろを見逃したのか?それにしても、今年は異常に少ない」と話す。
 高月町雨森の雨森芳洲庵には6本のなんじゃもんじゃが、植栽されているが、今年は1本しか花が咲いていない。
 同庵には朝鮮通信使だった芳洲の没地、対馬の市民団体から、約30年前、友好の証として贈られた木が生えられている。集落内にも4本を植えているが開花しているのは1本のみ。平井茂彦館長(71)は「このようなことは今までなかった。暖冬の影響か」と首をかしげる。


中学で花開く、富永小児童に贈る
 雨森芳洲庵の平井館長は12日、富永小学校の6年生8人に、なんじゃもんじゃの苗木をプレゼントした(写真)。
 なんじゃもんじゃは春になると無数の白い花をつけ、実を落とす。昨年6月、児童たちが落ちた実から芽吹いた苗木を植木鉢に植え替えた。その後、平井館長が育て、高さ5㌢ほどだった苗木は約1年で15㌢まで伸びた。
 この日、平井館長は児童たちに対馬と雨森の関係を説明。「手入れをしっかりしていれば、2年後には花が咲く」とアドバイスし、自宅で育ててもらおうと1人1人に植木鉢を手渡した。田中蘭加さんは「畑に植え替え、水やりをして大きく育てたい。花が咲くのが楽しみ」と話していた。


2016年05月13日 16:29 |


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