滋賀夕刊新聞社は滋賀県長浜を中心に政治、経済、文化の情報をお届けする新聞です。



2016年05月31日

平等院のウツギ、長浜で開花

三谷さん方の畑、白い花が満開
 酢の三谷敏子さん方の畑で、白いウツギ(空木)の花が満開となっている。
 三谷さんは6年ほど前、日赤奉仕団の活動で京都の平等院に行った際、剪定されていたウツギの枝を拾って持ち帰り、さし芽をして育てていた。
 ウツギはアジサイ科で別名ウノハナ(卯の花)と呼ばれる。枝先に円すい形の細長い花をつけ、咲き始めは薄いピンクだが、開花すると純白になる。
 畑の木は高さ1〜2㍍に成長しており、4株から、無数の花をつけている。園芸が大好きな三谷さんは畑に、紅白の花を咲かす桃、アジサイやショウブ、ユリなどを植え、四季を通じて色とりどりになるようにしており「きれいな花を咲かせるのが楽しみ」と話している。例年より咲くのが早く、今週いっぱいが見ごろ。


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2016年05月30日

目指せ、日本一のコメ作り

 機械を使わず、無農薬・無肥料で「日本一高いコメ」を栽培する新潟県十日町市の戸邊秀治さん(64)による稲作講座が28、29の両日、木之本町杉野の田んぼで行われ、地元の農家らが「戸邊式農法」を学んだ。
 戸邊さんは30歳で脱サラし、地方を転々とした後、自給自足を目指し、14年前、十日町市で田畑を購入。独自の稲作を家族とともに取り組んでいる。
戸邊さんが杉野で農家をアドバイス
 戸邊式農法は除草の手間を省くため、稲刈りから田植えまで田んぼに水を張り続け、雑草を生やさないようにし、湛水した田んぼの周辺にはワラを置いて、肥料の代わりとなる微生物と有機物を繁殖させる。また、排ガスで大気を汚すトラクターや田植え機、コンバインなどは使わず、すべて手作業。天日干しで籾のまま保管し、注文があると玄米にし、出荷先で精米してもらう。食味が良く、人気ブランドとなり、東京の百貨店では1俵19万4000円で販売され「日本一高いコメ」と呼ばれている。
 杉野地区地域づくり協議会「杉野自然栽培研究会」では安心・安全な米作りと山村地域の活性化につなげようと今シーズン、45㌃の棚田で「戸邊式農法」を実践する。
 29日には田植えが行われ、同研究会のメンバーのほか、長浜、米原の農業関係者約20人が参加。藤井勇治長浜市長も視察に訪れた。
 戸邊さんは持参した木製の「線引き器」を使い、田んぼに30㌢間隔で碁盤の目のようにマス目を描いた。マス目に沿ってきれいに苗を植えると、竹ボウキやチェーンを利用した人力除草器が入りやすくなると説明した。
 各地で農法の普及活動をしている戸邊さん。「基本はすべて人力。体を使うので健康にも良い。中山間地は水の確保が一番大切。(戸邊米と)同じレベルの米が全国で増えれば」と話す。藤井市長は「機械投資や材料費が掛らない画期的な農業。先祖代々受け継いだ土地を資産、資源として米を作っている。付加価値をつけることで経済的に成り立つのでは」と語り、農業委員で直播栽培をしている弓削繁隆さん(72)=高月町東柳野=は「どうやって売ってゆくかがポイント。PRが大切」と話していた。
 同会では戸邊式農法のマスターを目指しており、9月中旬、刈り取り。10㌃あたり4俵の収穫を目指す。


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2016年05月27日

全国に3人、近畿に5人

空手大会、長浜の小学生が出場
 平方町の草野派糸東流拳法空手道会長浜道場の小学生5人が県空手道選手権大会で上位入賞し、県代表として、近畿、全国大会に出場する。
 空手には定められた形を演武する形競技と対戦しポイントを取り合う組手競技がある。県大会は8日、県立武道館で開かれ、県内各道場から選ばれた選手のみが出場。学年、男女別で競技ごとに30〜70人がエントリーした。
 優勝、準優勝し近畿、全国大会ともに出場するのは北郷里1年の武田竜成君(形競技2位)と長浜北3年の小澤奈月さん(組手競技1位)、長浜1年の古山泰成君(組手競技2位)。
 3位、敢闘賞で近畿大会に出場するのは北郷里3年の武田侑駿君(形競技)と長浜3年の堀田一斗君(同)。
 全国大会は8月6、7の両日、東京武道館。近畿大会は10月23日、和歌山市のビッグホエールで。全員、「一生懸命頑張る」「初戦突破」「優勝を目指す」などと意気込んでいる。
 長浜道場には草野健治会長(46)の指導の下、3〜70歳の約70人が稽古に励んでいる。近畿大会は4年連続、全国大会は3年ぶりの出場。草野会長は「皆、経験は浅いが、1年の成果が出た。来年につなげたい」と話している。


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2016年05月26日

琵琶湖の恵みを江戸前寿司で

京極寿司の眞杉さん、小鮎の握り考案
 琵琶湖の恵みを江戸前寿司で—。元浜町の京極寿司の若大将・眞杉国史さん(37)=写真左=が小鮎をネタにした江戸前の握り寿司(写真下)の提供を始め、客から「小鮎の握りは初めて」と人気を呼んでいる。
 握りには全長5㌢程の小鮎を使い、頭と腸、骨を取り除いて腹開きに。店で扱う魚の中で最も小さく、さばくのが大変という。塩水と酢で軽く締め、一晩寝かせる。握り1つにつき小鮎4匹分を使い、味はクセや臭みはなく、さっぱり。「香魚と言われるように、ほんのりと藻の香りがする」と眞杉さん。
 東京の江戸前寿司店などで修行を重ね、10年前から京極寿司に。「琵琶湖の魚を寿司のネタにしようと、7年程前からビワマスを扱っているが、鮎を握る発想はなかった」と振り返る。昨年、東京出身の客から「小鮎をシンコのように出したらどうか」と提案され、江戸前の特徴である塩や酢で締めることに。塩加減や酢の馴染み具合を調整し、煮切り醤油などで小鮎の味を引き立てた。
 眞杉さんは「街道や湖上交通に恵まれた長浜は、昔から外から来たものをうまく取り込んで昇華させる『進取の気質』があった。私も小鮎などの琵琶湖のネタを使って、滋賀ならではの江戸前スタイルを築き、琵琶湖の恵みを通して滋賀の魅力を発信してゆきたい」と話している。
 小鮎の握りは8月ごろまで。営業時間は午前11時から午後9時まで、火曜と第3水曜定休。問い合わせは京極寿司℡(62)3265へ。


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2016年05月25日

「寄り道する心の余裕を」

ノーベル賞の益川氏、学生に呼びかけ
 2008年にノーベル物理学賞を受賞した名古屋大素粒子宇宙起源研究機構長で京大名誉教授の益川敏英氏が24日、長浜バイオ大で講演し、学生ら330人に専門の研究に没頭するだけでなく「寄り道する心の余裕が必要」と説いた(写真)。
 バイオ大を運営する関西文理総合学園の前身、京都人文学園の創立70周年記念講演会で、益川氏は三輪正直学長と「科学する心—今、求められる行動する思考人」をテーマに対談した。
 益川氏は新しい発見やひらめきのためには「異質な考え方がぶつかり、人と議論することが重要」と語り、「井の中の蛙、大海を知らず」との格言を例に、外の世界や異質なものに触れる必要性を説いた。そのうえで、「一つのものに集中せず、早々と自分の専門を決めず、寄り道する遊び心が必要」と、「浮気」を推奨した。
 研究の傍ら平和運動や組合活動にも取り組む益川氏は「二足の草鞋をはけないと男じゃない」との持論を持ち出し、「組合活動では、秘書の首切り問題に六法全書を持って抗議した」とのエピソードも披露した。
 三輪学長が若者へのメッセージを求めると、益川氏は「科学者がアインシュタインを信じるように、ドン・キホーテが騎士道に憧れたように、何かに憧れ、始めることが重要。ルーチンワークの中で、『何だろう?』と思うことを見つけ、敏感に反応する心が大切」と話していた。


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2016年05月24日

テロ攻撃を想定し訓練

伊勢志摩サミット前に、米原消防署で
 25日から始まるG7伊勢志摩サミットを前に、テロが発生した場合を想定した大がかりな訓練が24日、米原消防署で行われた。
 県消防長会が主催する訓練には湖北地域消防本をはじめ、県内7消防本部から73人が参加。三重県でビルや車を攻撃する大規模なテロが発生し、けが人や火災が発生。一次応援県として現場に急行したとの想定で行われた。
 防災ヘリや総合機動部隊が事故現場の状況を確認すると、爆発した観光バスの乗客や横転した車の運転手が座席の間に挟まれたり、下敷きとなり大けが。また、ホテルでは武力攻撃で壁などが崩落し、中に宿泊客が閉じ込められていることがわかった。
 隊員らは油圧救助機で車のドアを切断したり、こじ開けたりして、中に閉じ込められている人を救出。また、ドリルや削岩機で建物の壁に穴を開け、中にいた人たちを安全な場所に移送した。
 訓練は「助けてくれ」「早くして」と、救助を求める人たちが叫ぶ中、行われたが、隊員らは冷静な対応をしていた。


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2016年05月23日

田植え、タイル工芸に挑戦

米原市、近江地域の子どもたち44人が
 米原市の近江地域の子どもたち44人が21日、同町舟崎の田んぼで田植えを体験するなど、楽しい1日を過ごした。
 近江公民館は市から委託を受け、7年前から、子どもたちの余暇時間の活用と青少年育成事業を兼ねた農業体験などをしている。
 この日はボランティア支援団体「どろんこの会」のメンバー23人のアドバイスを受けながら、約10㌃の水田で稲の苗を、2㌃の畑でサツマイモの苗を植えた。
 泥まみれになった体を露天風呂で洗い流した後は、タイル工芸に挑戦。木製トレイの上に耐熱タイルをボンドで貼り付け、オリジナルの鍋敷きやインテリア小物を仕上げた。


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2016年05月21日

ふるさとの山を歩こう

朝日小の児童、保護者、住民ら384人
 朝日小学校の児童たちが山本山から賤ヶ岳までの間を歩く「ふるさとの山を歩こう」が21日行われ、児童、保護者と地域住民計384人が初夏の陽気の中、心地良い汗を流した。
 学校運営協議会、PTA、朝日学区地域づくり協議会が6年前から行い、学年ごとに尾根伝いの4〜9・4㌔のコースを設定。途中、観光ボランティアや湖北野鳥センター、市職員から「賤ヶ岳合戦」「西野水道」などの歴史や「鳥」「生き物との共存」など自然について話を聞いた。3、4年は学校近くの朝日神社から山本山を登山。頂上を目指し、元気いっぱい、かけ上がっていた。


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2016年05月20日

バラが咲いた、バラが咲いた♪

脇坂さん宅に140種、オープンガーデンも
 小谷丁野町の脇坂行雄さん(68)方の庭園で、赤や白、ピンクや黄などカラフルなバラが咲き揃い、見ごろを迎えている。
 脇坂さんは20年ほど前から趣味でバラの栽培を始め、2012年、自宅の改築を機に約100坪の敷地内でバラを育てるように。年々、種類と数を増やし、今では色鮮やかなブルータイムやホワイトクリスマス、香り漂う芳純やキャンディストライクなど140種、250株を栽培している。
 「バラの魅力は奥が深いことと、咲き始めから散るまで、さまざまな変化を見せてくれること」と語る脇坂さん。各種の前には産地国や開発年や作者などを記した解説札、入口にはウェルカムボードを設置。5月末までオープンガーデンを開いている。


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2016年05月19日

熱意実り、中体連に初出場

バドミントン「サンライズ」の2選手
 長浜市のバドミントンクラブ「サンライズ」に所属する中学生2人が19、20の両日開かれている中体連に初出場。「中体連に出たい」という選手たちの熱意を受けたクラブの関係者が学校などに掛け合い、参加できるようになった。
 サンライズは2013年11月、市スポーツ推進員の広部和成さん(36)=三ツ矢元町=が立ち上げたクラブチーム。「元気」「あいさつ」「物を大切に」をモットーに、長浜北小学区内の小中高生65人が週4回、練習をしている。
 「湖北地域のレベルアップ」を願い、発足したクラブチームだったが、市内の中学校にはバドミントン部がなく、これまで中体連には出場できなかった。
 クラブの発足もあり、地域住民や保護者から、部の復活を願う声が日増しに高まったが、学校では指導者などの問題があり、難色を示した。
 「中学に行っても、クラブを続け、中体連に出たい」という子どもたちの願いを叶えたいと、広部さんたちは粘り強く交渉。学校側も熱い思いを受け止め、今年の春季大会から個人戦への出場を認めた。
 広部さんによると、長浜市からバドミントン競技に参加するのは21年ぶり。出場している今川直人選手(長浜北中3)と冨沢結衣選手(同2)は、ともに「念願が叶った。一生懸命頑張り、まずは初戦突破」と意気込んでいる。
 広部さんは「高校への橋渡しができた。目標はチームから8年後の滋賀国体に選手を輩出すること」と話している。
 なお、クラブでは会員を募集中。学年、地域問わず。


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2016年05月18日

長浜東中学校、茶道で学ぶ和敬清寂・一期一会

 長浜東中の生徒が3年間の茶道授業を通して「和敬清寂」や「一期一会」の精神を学んでいる。
 同校では平成22年から情操教育の一環で茶道表千家講師の田中由美子さんら外部講師を招き、全生徒が学期ごとに1回の体験授業を受け、礼儀や感謝の心を培っている。
 1年生は6月に信楽焼の陶芸家を招いて茶碗を制作し、卒業まで自作の茶碗で授業に臨み、3年生は有志が北郷里フェスティバルに参加し野点で地域住民をもてなしている。
 今年の1年生は4月の座学で茶道の歴史や動作の基本のほか、主人と客が互いに敬い心身の清浄を追求する「和敬清寂」、出会いを一生に一度しかない機会としてとらえる「一期一会」など、茶道の精神を学んだ。
 きょう18日には1年生の初めての実習が行われ、生徒33人が主人と客をそれぞれ体験。田中さんは抹茶の点て方などを指導し、客の生徒には「右手で茶碗を持ち左手に乗せる。正面は左に向けてください」などと説明していた。
 森陽祐君(13)は「相手にお茶を美味しく楽しんでもらえるようにと、おもてなしした。茶碗の正面を相手に向けたり、反時計回りで茶碗を回したり、細かな決まりごとに、気をつかった」と感想を話していた。
 田中さんは「茶道を教えて学校がすごく静かになり、生徒の行儀が良くなった。茶道の心が生徒に伝わっていると嬉しいです」と語り、別府清和教頭は「おもてなしの心、感謝の気持ちを学ぶことで生徒が落ち着き、学校の雰囲気が変わった」とその成果を実感している。


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2016年05月17日

プロと一緒に合唱

田根小で声楽アンサンブルの公演
 びわ湖ホール声楽アンサンブルの学校巡回公演が13日、田根小学校で開かれ、児童たちが「本物」の生の歌声に酔いしれた。
 アンサンブルは男女18人がメンバーで、子どもたちに生の歌声を届けようと、今年度は県内10校を巡回し、わらべ歌や童謡のメドレーのほか、オペラなどを披露している。
 この日は児童、保護者約100人の前で、「どんぐりころころ」や「赤とんぼ」などのメドレーを歌い、歌劇「椿姫」の「乾杯の歌」などを演じたほか、児童たちと合唱曲「Believe」を一緒に歌った。
 6年の速水彩里さんは「初めて聞いた、きれいな歌声にびっくりした。私たちも合唱を練習しているが、みんなと力を合わせ、上手になりたい」と話していた。


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2016年05月16日

3407人がウォーキング

びわ湖長浜ツーデーマーチ
 「びわ湖長浜ツーデーマーチ」が14、15の両日、豊公園をメイン会場に行われ、さわやかな風が吹く中、のべ3407人がウォーキングを楽しんだ。
 初日は10〜40㌔の「伊吹中山道」「近江母の郷」など彦根、米原市や長浜市南部を歩く4コース。2日目は「北国脇往環」「姉川国友」など主に旧東浅井郡を歩く4コースが設定され、参加者は田園や湖岸の風景などを眺めながら、心地良い汗を流した。
 初日の「びわこ南」コースは朝日町の船板塀通りを抜け、北国街道を南進し、高橋、田村町などを巡る約10㌔の行程。途中、田村山ではバイオ大学の学生たちがカスミサンショウウオの保護を訴え、滋賀文教短大では短大生がキャンデーなどを配り、ウォーカーをもてなした。徳島県阿南市から参加した女性(72)は「倉敷や今治のウォーキングにも参加しているが、長浜は琵琶湖の雄大な景色が見られ、気持ち良かった。ボランティアの人たちがとても親切だった」と話していた。
 また、両日とも家族5人で15㌔コースを歩いた三ツ矢元町の廣部有美さんは「3年連続の参加。さわやかな緑の中、歩けて気持ち良かった。子どもたちの体力をつけるのに良い。来年ももちろん参加します」と笑顔で語っていた。なお、16日にはJR河毛駅を発着点に小谷城などを巡る「せっかくウォーク」(11㌔)があり、77人が参加した。


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2016年05月13日

花がない?なんじゃもんじゃ

長浜病院前の通り&雨森芳洲庵
 別名「なんじゃもんじゃ」と呼ばれるヒトツバタコが今年、花つきが悪く、市民らをがっかりさせている。
 大戌亥町、市立長浜病院近くの通称・夕映えさいかち通りには、市が30年ほど前、なんじゃもんじゃを植えた。毎年、この時期になると細長い白い花を無数に咲かせ、通りは雪の綿帽子を被せたかのような木が並ぶ。
 ところが今年、花を咲かせているのは数本だけ。毎年、見物に訪れる人も「見ごろを見逃したのか?それにしても、今年は異常に少ない」と話す。
 高月町雨森の雨森芳洲庵には6本のなんじゃもんじゃが、植栽されているが、今年は1本しか花が咲いていない。
 同庵には朝鮮通信使だった芳洲の没地、対馬の市民団体から、約30年前、友好の証として贈られた木が生えられている。集落内にも4本を植えているが開花しているのは1本のみ。平井茂彦館長(71)は「このようなことは今までなかった。暖冬の影響か」と首をかしげる。


中学で花開く、富永小児童に贈る
 雨森芳洲庵の平井館長は12日、富永小学校の6年生8人に、なんじゃもんじゃの苗木をプレゼントした(写真)。
 なんじゃもんじゃは春になると無数の白い花をつけ、実を落とす。昨年6月、児童たちが落ちた実から芽吹いた苗木を植木鉢に植え替えた。その後、平井館長が育て、高さ5㌢ほどだった苗木は約1年で15㌢まで伸びた。
 この日、平井館長は児童たちに対馬と雨森の関係を説明。「手入れをしっかりしていれば、2年後には花が咲く」とアドバイスし、自宅で育ててもらおうと1人1人に植木鉢を手渡した。田中蘭加さんは「畑に植え替え、水やりをして大きく育てたい。花が咲くのが楽しみ」と話していた。


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2016年05月12日

盛りだくさんのマルシェ

薬草フェス、ベニシアさん講演会も
 天然素材の食べ物や手作りクラフトなど約50店舗が並ぶマルシェ「薬草フェス」が28日午前10時から、米原市春照の伊吹薬草の里文化センターで開かれる。
 県内を中心に大阪、京都、名古屋から出店。▽パン▽フラワー▽よもぎ&菓子▽マッサージ▽ハンドメイド▽美味—のコーナーがあり、天然酵母パンやよもぎのシフォンケーキ、軽食や手作りのアクセサリーなどを販売する。午後3時まで。入場無料。また、午後2時からはハーブ研究家ベニシア・スタンリー・スミスさんの講演会。イギリス生まれのベニシアさんは1971年に来日し、96年から京都、大原の古民家でハーブガーデンを作り始め、ガーデニングやライフスタイルに関する書籍を出版している。講演会のテーマは「薬草やハーブを暮らしに活かし、豊かなライフスタイルを」。入場料は2000円。


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2016年05月11日

フタバヤ 300万円を寄付

熊本地震被災地と赤十字活動を支援
 フタバヤは10日、熊本地震の被災地支援と、現地で活動する日本赤十字社の応援ため、総額300万円を日本赤十字社滋賀県支部に寄託・寄付した。
 フタバヤは震災直後の4月15日に長浜、近江、彦根の3店舗に募金箱を設置し、5月8日までに計143万7586円が集まった。特に4月16日の震度6の本震直後から1万円札をはじめ数多くの募金が寄せられ、全額を被災地支援のために日本赤十字社滋賀支部に寄託。合わせて、フタバヤ自身も156万2414円を被災地で支援活動にあたっている日本赤十字社に寄付した。
 この日、寄付のため長浜赤十字病院を訪れた中川智之社長は「募金箱を設置したところ、多くのお客様に共感していただいた。この思いを被災地に伝えてもらえれば」と話し、日夜、不眠不休で被災地の医療活動を支えている日本赤十字社に対しても「真っ先に現地で活動していただき心強く思う。少しでも支援になれば」と話していた。
 なお、日本赤十字社滋賀県支部からは延べ48人が被災地で活動している。


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2016年05月10日

自然の草木を樹脂粘土で

前田さん、高月公民館で作品展
 本物の草木と見間違うようなクレイクラフト(樹脂粘土工作)が高月公民館に展示され、来館者の目を引いている。
 作者の前田美知子さん(61)=高月町松尾=は、
NHKの趣味講座を見たのをきっかけに、クレイクラフトの魅力にはまり、10年間、名古屋のカルチャー教室に通っている。
 クレイクラフトは樹脂粘土を油絵の具などで色づけして花びらや葉などを1枚1枚作って、つなぎ合わせる。講師の川口紀子さんからは「できるだけ自然に近いように」「本物のような風合いを」とアドバイスを受けており、成形後もさらに着色し、マニキュアなどを塗って透明感や艶を出し、より本物に近づけている。
 前田さんは「個展などは開いたことが無かったので、このような機会を設けてもらい、嬉しい。細部にわたり、リアルに再現した草花たちを見てもらえれば」と話している。
 会場にはチューリップやスイレン、ヒマワリやリンドウなど約60点を展示。午前8時半から午後5時15分、28日まで。月曜と15日午後、休館。無料。


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2016年05月09日

被災地でボラセンを運営

長浜社協の浅田さん、大型連休中
 長浜市社会福祉協議会のボランティアコーディネーターの浅田かず子さんが2日から6日まで、熊本地震の被災地、熊本県阿蘇郡西原村の災害ボランティアセンターで支援活動に従事。被災住民の困りごとの聞き取りやボランティアの受け入れ、作業の手配などに奔走した。
 西原村は人口約7000人で、地震で5人が死亡、58人が重軽傷を負った。建物の全半壊は1431棟にのぼり、682人が学校などで避難生活を送っている(8日時点)。
 滋賀県の災害ボランティアセンター中核運営支援者でもある浅田さんは県社協からの要請で2日、現地に入り、西原村災害ボランティアセンター河原サテライトに赴いた。サテライトでは「ボランティア・パーク」からマイクロバスで移動してきたボランティアを受け入れ、オリエンテーションやグルーピング、マッチング、送り出しなどを担った。
 浅田さんの派遣期間は大型連休と重なったことから、熊本県を中心に全国からボランティアが大挙し、4日には需要100人に対して260人のボランティアが送り込まれ飽和状態に。がれき撤去作業の定員はすくに埋まったため、道路清掃と並行して住民から困り事を聞きだす「ローラー作戦」に取り組んだり、農家の農作業を手伝ったりと、ボランティア作業の掘り起こしに苦慮したという。「朝9時から受け付けを始め、最後のマッチングを終わったのが午後2時。皆さんに不快な思いをさせてしまった」と後悔している。
 必要以上のボランティアが送り込まれたのは、サテライトの要望がボランティア・パークに伝わっていなかったためで、5日以降、改善された。


作業阻む「危険」の赤紙
 浅田さんによると西原村の建物の3〜5割程度に「危険」と診断された赤い紙が貼られていた。余震による倒壊の危険性があるためで、ボランティア活動は原則として行えない。「ボランティアが多いのに、手をつけられないのが歯がゆかった」と振り返る。ただ、現場に居合わせた建築士の判断で片付け作業をすることもあった。
 また、サテライトを運営した社協職員ら6人のうち地元出身者は1人だけ。浅田さんを含む5人は土地勘もなく、方言も異なる中での活動を余儀なくされ、被災者からの聴き取り調査などに苦労した。
 浅田さんは地域住民が災害ボランティアセンターの運営に積極的に関わる必要性を感じ、「日ごろから災害を他人ごとと考えず、自分に置き換える必要がある。災害が発生すれば、軽トラを出すとか、ボランティアセンターを手伝いに行くとか、近所に声を掛けて回るとか。このためには普段から地域の人と繋がる関係を築いておかなければ」と指摘していた。
◇   ◇
 なお、被災地では大型連休から一転してボランティアの人手不足が指摘されており、浅田さんは「粉ミルクも紙おむつも、物資も十分ある。必要なのは金銭の支援とボランティア」と協力を呼びかけている。


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2016年05月07日

三成、幸村の兜も

虎姫時遊館、山口さんの作品展
 三川町、虎姫時遊館で戦国時代の武将が被っていた鉄製兜をモデルにした作品展が開かれている。
 作者の山口四郎さん(67)=彦根市開出今町=は、パナソニック電工でドライヤーやシェーバーの小型モーターの製造をし、定年退職後もモノづくりを続けたいと、兜の製作をするように。
 作品は写真集を参考にしながら、実物同様、鉄板を切断・加工。釘で鋲止めし、スプレーで着色している。作品展では「大一大万大吉」の旗印がついた石田三成の「日根野頭形兜」、真田幸村が愛用した「鉄地錆赤塗り椎実形兜」など17点を並べている。
 山口さんは「『どうやって作ろうか』と加工方法を考えるのが楽しい。皆、手間ひまかけ、根気良く作った作品ばかり」と話している。午前9時から午後5時、20日まで。月曜休館。無料。


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2016年05月06日

野外劇団「楽市楽座」、長浜皮切りに全国ツアー

「ヨイショ、コラショ」、トークイベントも
 家族3人で全国を旅している野外劇団「楽市楽座」が、13日の長浜八幡宮での公演を皮切りに全国ツアーを開始する。演目は「ヨイショ、コラショ」。八幡宮では4夜連続で、愉快な野外劇を演じ、17日には劇団員の「素顔」の旅話が聞けるトークイベントがある。
 劇団は1991年に旗揚げ。大阪を拠点に活動しているが、2010年からは各地に出向き、神社や寺院、公園などを間借りして、芝居をするように。劇団員は座長の長山現(56)、副座長の佐野キリコ(49)、団員・萌(16)の家族3人。今年は北海道から沖縄まで約30カ所、120公演を予定している。
 一昨年、劇団カモンカンパニー代表の中村一海(米原市清滝)の招きで、長浜公演が実現。以降、人気はうなぎのぼりで、3年連続の長浜公演となった。
 新作「ヨイショ、コラショ」はスケ番カミキリムシのカミキル、お色気ムンムンのジプシー金魚、妖怪みたいなヤモリ婆が山の沼地で出会う。言葉が通じない3匹が、ジェスチャーと片言の日本語でコミュニケーションを深めながら、徒党を組んでゆくのだが…。
 入場無料だが、観客が「おもしろい」「頑張っている」と思ったシーンで折り紙に包んだ硬貨を舞台に投げ入れる「投げ銭制」。水に浮いた回る円形舞台の上で、笑いと世相風刺、ダンスや歌を交えながら幻想的な音楽劇を繰り広げる。ゲストとしてギターの弾き語りbal Takakura(13日)、朗読劇団アオ(14日)、一人芝居のもえりーぬ(15日)と北澤あさこ(16日)が出演。17日は参集殿でトークイベント(参加費1000円)がある。時間はいずれも午後7時から(敬称略)。


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2016年05月02日

黄色いボタン、見ごろ

三蔵法師ゆかり、米原市の松尾寺
 三蔵法師ゆかりの米原市上丹生、松尾寺(近藤澄人住職)で、黄色いボタンの花が見ごろとなっている。
 地元で生まれ育ったとされる霊仙三蔵は空海・最澄と同じ遣唐学僧として中国に渡り、法師として生涯を閉じた。同寺は霊仙三蔵にゆかりが深く2004年に「霊仙三蔵還国記念堂」を建立。珍しい中国産のモミジなどを境内に植えている。
 黄色いボタンは中国原産とされる「黄冠」で、近藤住職が10年ほど前、島根の業者を通じて入手した。当初は還国記念堂の前に植えていたが、数を増やし、今では本堂や醒井楼の庭園で、10株が、きれいな花を咲かせている。
 松尾住職は「例年と比べ、1週間から10日ほど早い開花。植えている場所により、花の色合いが少し異なる。来週いっぱいまで見ごろが続くのでは」と話している。ボタンの観賞は無料だが、本堂の拝観料は500円。


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