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お古の制服、譲渡で活用

神照学区の母親らが初企画
 着なくなった制服を必要な人に手渡そうと、神照小学区の母親らのグループが制服などの学用品を収集。30日、国際文化交流ハウスGEO(神照町)で「エコバトンの日」と銘打った譲渡会を開いた。
 入学や進級シーズンが近づくと「あと数年なのに制服を買うのはもったいない」「カッパって意外と高い」「兄弟が入学するから買い替えないと」「お古を頂戴って、なかなか言えなくて…」との声が地域の母親から漏れ聞こえてくることから、不要となった制服の譲渡機会をつくろうと、交流サロンなどを開いている母親グループ「みんなのいばしょ結」が初めて企画した。
 今月18日から29日にかけて、国際交流ハウスGEOと神照公民館に回収ボックスを設置して、神照小の制服や体操服、カッパなどを募ったところ、制服10点、カッパ7点をはじめ、長靴、道徳の教科書、鉛筆、ノートなどの学用品が数多く集まった。
 31日の教員離任式に卒業生も制服を来て出席するため、当初期待していた卒業生の制服提供のあては外れたが、制服やカッパを手に入れた母親らは「こういう機会を待っていた」「カッパは高いので、経済的に助かる」「第2回も楽しみにしている」と大歓迎で、制服を提供した母親は「まだ使えるのに捨てるのはもったいない。また使ってもらえて嬉しい」と再利用を喜んだ。譲渡会では制服やカッパは1点につき100円程度の協賛金を呼びかけた。
 学校指定の制服や体操服、ランドセル、リュックサックなどは生活困窮世帯だけでなく一般家庭にとっても出費が大きく、特に子どもの多い家庭では大きな負担となる。その負担を少しでも減らそうと、卒業生などから不要になった制服を集め再利用する動きはPTAを中心に全国で広がっているが、地域によって取り組みに温度差がある。
 「みんなのいばしょ結」の川瀬順子さんは「まだ使える制服を次の人にバトンタッチする仕組みがあれば、という声を聞き、皆と相談して初めて企画した。喜んでもらえてよかった」と話している。


2016年03月31日 20:20 |


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