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長屋改装の「どんどん」完成

キッチンやワークスペースをレンタル
 元浜町の米川ほとりの古い長屋を改装した交流拠点「湖北のくらしの案内所どんどん」が完成し、19日から21日まで内覧会が開かれる。
 長浜まちづくり株式会社が5軒長屋のうち2軒を借り、昨年9月から改修していた。昭和初期に建てられた築80年の長屋は老朽化が著しかったことから、ジャッキで建物を持ち上げて基礎を再構築。柱や梁などはなるべくそのまま活用し、朽ちた部材を交換・新調した。長屋前の路地は自転車が通れる程度の幅で車は入れないため、工具や部材の搬入はすべて人力。解体や土壁塗りなどは県立大で建築を学ぶ学生や町家再生に興味を持つ仲間らが参加して、ワークショップ形式で行った。
 建物は木造2階建て延べ約80平方㍍で、1階にタイルが印象的なキッチンと、アンティークのテーブルと椅子を備えたイベントスペース、2階にカウンターデスク付きのワークスペースがある。スタッフ1人が常駐している。
 飲食店営業の許可を得ているため、キッチンとイベントスペースを借りてレストランやカフェの営業体験にチャレンジしたり、パーティー会場として借り切ったりと幅広く利用できる。
 利用料はキッチン、イベントスペースがそれぞれ1時間1000円、ワークスペースは7時間2000円。
 また、1階には改装を担当した設計士・佐野元昭さん(36)の事務所が入り、町家や古民家の改修などの相談にのってくれる。正式オープンは4月1日。
 長浜まちづくりの風景プランナー・竹村光雄さん(33)は「2つの川が交差する水辺にあり、静かで程よい生活感が残っていることに惹かれた」と、2年程前から米川のほとりに建つこの長屋に注目。「暮らしや、働き方、環境を大切に考えるような人が集まり、そこから生まれる新しいアイデアや楽しみがどんどん広がる場になれば」と話している。
 なお、名称の「どんどん」はかつて米川に架かっていた木製の橋が、渡る際に弾むような音がしたことから「どんどん橋」と呼ばれていたことに由来する。
 総事業費約2000万円のうち、6分の5を国や市の補助を受けた。施設利用の問い合わせは℡(53)2532へ。


2016年03月14日 16:00 |


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