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アメフットを楽しく気軽に

フラッグフット、小学校の体育で
 アメリカンフットボールの面白さを小学生に知ってもらおうと、長浜市内の小学校で「フラッグフットボール」の授業が取り入れられている。
 フラッグフットは、アメフットのタックルの代わりに、プレーヤーの両腰に着けた布(フラッグ)を取る競技で、醍醐味はどのような戦略で相手陣営を攻めタッチダウンを狙うのか相談する「作戦づくり」にある。
 判断力、コミュニケーション能力、体力を育むことができるとして、文科省の学習指導要領にも盛り込まれ、長浜市教委は平成26年度からフラッグフットボールを体育授業の必須とし、小学3、4年生で8時間、5年生で10時間、取り入れている。他校との交流試合も行われ、今月26日には湯田小体育館で長浜小と交流した。互いのチームが作戦を練って得点を競い、児童は「みんなで作戦を考えてプレーするから絆ができる」「力を合わせてプレーするのが面白い」と口々にした。審判は湖北地域消防本部のフラッグフットチーム「ノースレイクファイヤーズ」が担当。長浜市議会のアメフット議員連盟も視察に訪れ、試合の盛り上がりに声援を送った。
 長浜市内では戦後間もなく、教員の故・吉川太逸さんが長浜四中(現在の長浜南中)でアメフット競技を取り入れたのを機に市内に広まった。現在でも長浜西、南両中学校にアメフト部が残っている。小学生の頃からフラッグフットに親しんでもらうことで、地域に根ざしたスポーツを盛り上げようというのが、アメフット関係者の願いだ。
 課題は小学校卒業後のプレー環境。中学校にアメフット部があるのは長浜西、南の2校のみで、小学校でフラッグフットに親しんでも、中学校でアメフットをできる生徒は限られる。集団スポーツであることから一定規模の希望者が集まらないと部活動として成立しないこと、他の部活動との兼ね合い、少子化など様々な理由から、アメフト部の創部のハードルは低くない。


2016年01月27日 15:53 |


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